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きのこの賞味期限はどのくらい?種類別に正しい保存方法も紹介

きのこの賞味期限はどのくらい?種類別に正しい保存方法も紹介

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年10月 2日

きのこはさまざまな料理に使えて便利な食材だが、賞味期限を意識したことはあるだろうか。きのこを安全に美味しく食べきるためには、賞味期限を把握し適切に保存することが大切である。そこで本記事では、きのこの賞味期限について解説するとともに、正しい保存方法を紹介する。

  

1. そもそもきのこに賞味期限はあるの?

きのこは一般的にパックや袋に入った状態で販売されているが、ほとんどの場合、賞味期限や消費期限が記載されていない。そもそも、きのこに賞味期限はあるのだろうか。

野菜や果物と同じ生鮮品

きのこは、野菜や果物と同じ生鮮食品として取り扱われている。賞味期限が記載されていないのは、食品表示法できのこなどの農産物には賞味期限の表示が義務付けられていないからだ(※)。
しかし生鮮食品のため、実際にはいつまでも食べられるわけではなく、賞味期限が存在する。気候や保存方法によっても異なるが、冷蔵庫で保存した場合は1週間ほどが目安となる。

2. 冷蔵保存した場合のきのこの賞味期限

きのこを数日以内に食べきる場合は、冷蔵庫で保存しよう。きのこ全般の賞味期限と基本的な保存方法を紹介する。

賞味期限

目安としては1週間だが、できるだけ早めに使いきることが望ましい。きのこの状態をチェックしながら、傷まないうちに食べきろう。

冷蔵での保存方法

きのこは湿気に弱いため、水気の多い状態で保存すると傷みやすくなってしまう。そこで、パックから取り出したきのこをキッチンペーパーで包み、保存袋に入れてから冷蔵保存するとよい。このひと手間できのこの余分な水分が取り除かれ、賞味期限を早めずに済む。

3. 冷凍保存した場合のきのこの賞味期限

きのこを長持ちさせたい場合は、冷凍庫で保存する方法がおすすめだ。冷凍保存した場合の賞味期限と基本的な保存方法について見ていこう。

賞味期限

適切な方法で冷凍したきのこの賞味期限は、1ヶ月ほどが目安となる。

冷凍での保存方法

きのこを冷凍保存する際には、石づきを取り、それぞれの種類に合わせた下処理を行っておくと使いやすい。下処理を済ませたきのこを冷凍用保存袋に入れ、できるだけ平らにして空気を抜き密閉したら、冷凍庫で保存しよう。

4. 種類別!きのこのおすすめ保存方法

きのこの賞味期限を最大限にするためには、適切な方法で保存することが大切である。その方法はきのこの種類によっても異なる。そこで、種類別に保存方法のコツを紹介していく。
また、賞味期限に関しては、冷凍保存の場合なめこを除くきのこは1ヶ月が目安となる。しかし、冷蔵保存の場合は種類によって異なる。それぞれの賞味期限についても、併せておさえておこう。

しいたけ

【冷蔵保存】

石づきのついたまま軸を上にして、キッチンペーパーで2、3個ずつ包む。保存袋に入れ、軸を上にした状態で冷蔵庫の野菜室で保存しよう。賞味期限はきのこ全般よりやや長く、10日間ほどが目安となる。

【冷凍保存】

石づきを取り除き、軸とかさに切り分けてから保存袋に入れて冷凍する。さらに、スライスするなど使いやすい大きさに切ってから冷凍しておくと、そのまま調理できて便利だ。

しめじ

【冷蔵保存】

石づきのついたままキッチンペーパーで包み、保存袋やポリ袋に入れて野菜室で保存する。冷蔵保存したしめじの賞味期限の目安は種類によって異なるため、注意が必要だ。
  • ぶなしめじ:10日間
  • 本しめじ、はたけしめじ:1週間
  • ひらたけしめじ:2~3日

【冷凍保存】

石づきを切り落とし、小房にほぐしてから保存袋に入れて冷凍する。

えのき

【冷蔵保存】

石づきのついたままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存する。賞味期限は1週間が目安となる。

【冷凍保存】

石づきを切り落とし、食べやすくほぐしてから保存袋に入れて冷凍する。

まいたけ

【冷蔵保存】

そのままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存する。賞味期限は1週間が目安となる。

【冷凍保存】

使いやすい大きさに手でほぐすか包丁でカットして、保存袋に入れて冷凍する。

エリンギ

【冷蔵保存】

そのままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存する。賞味期限は1週間が目安となる。

【冷凍保存】

食べやすい大きさに切ってから、保存袋に入れて冷凍する。長さを半分に切り、縦にスライスしておくと使いやすい。

マッシュルーム

【冷蔵保存】

3~5個ずつなど、使いやすい量に分けてキッチンペーパーで包み、保存袋やポリ袋に入れる。マッシュルームは適温が2~5℃と低めのため、野菜室ではなく冷蔵室で保存しよう。
賞味期限は1週間が目安となる。

【冷凍保存】

軸がついたまま食べやすい大きさに切り、保存袋に入れて冷凍する。ただしマッシュルームは冷凍すると食感が変わるため、冷蔵保存が最適な方法である。冷凍したものは、食感を重視しない料理に使うとよいだろう。

なめこ

【冷蔵保存】

なめこの冷蔵保存方法は、ほかのきのことは大きく異なる。パックのまま冷蔵庫のチルド室で保存するのが最適な方法だ。賞味期限の目安は、通常包装された株なめこが3日間、脱気パックに入った加工品は1週間である。
開封したものを保存する場合は、茹でて冷水にさらし水気をきってから密閉容器に入れる。チルド室で保存し、3日以内に食べきろう。

【冷凍保存】

脱気パック入りの加工品は、そのまま冷凍庫に入れて保存できる。賞味期限はほかのきのこより短く、2~3週間が目安となる。株なめこは、石づきを切り落としてから手でほぐし、保存袋に入れて冷凍する。賞味期限の目安は、ほかのきのこと同様に1ヶ月である。

5. きのこの賞味期限の見分け方は?

きのこの賞味期限はあくまでも目安でしかなく、購入時の鮮度や保存環境によっても左右される。そのため、目安の期間のみで判断するのではなく、きのこの状態を見て賞味期限を見分けることが大切だ。ポイントは、きのこの見た目、におい、触感の3点である。

きのこの見た目での賞味期限の見分け方

きのこは、傷みはじめると水気が出てくる。一部が水っぽいという程度であれば、その部分を取り除いて加熱調理することは可能だ。しかし、次のような状態が見られたら腐敗が進んでいるため、食べずに処分しよう。
  • 全体的に水っぽくべチャッとしている(なめこは見分けにくいため、ほかの方法で判断)
  • 断面も含め広範囲に黒く変色している
  • カビが生えている(一部だけでもNG)

きのこのにおいでの賞味期限の見分け方

きのこは、傷みが進むとにおいにも異常が出てくる。一般的には酸っぱいにおいがすることが多い。そのため、賞味期限切れを見分ける方法としては、「酸っぱいにおいを感じるかどうか」を基準にするとよいだろう。また、普段と違った異臭を感じた場合も、傷んでいる可能性があるため、処分したほうが安心だ。

きのこの触感での賞味期限の見分け方

傷んで水気が出てくるのに伴い、触感も変化する。傷んでいるか判断する方法としては、きのこを触ったときにぬめりが感じられるか確かめるとよいだろう。ぬめりが一部のみであれば取り除いて加熱調理すれば食べられる。しかし、広範囲に渡りぬめりを感じる、べチャっとした触感がある場合は、腐敗がはじまっているため食べないほうがよい。

結論

きのこの賞味期限は、保存方法によっても異なる。冷蔵保存する場合は、パックから取り出してキッチンペーパーで包み、保存袋に移し替える方法がおすすめである。また、賞味期限を延ばしたい場合は冷凍保存するとよい。きのこの種類によっても適切な方法が異なるため、種類に合わせた方法を心がけよう。保存したきのこは、見た目、におい、触感に異常がないか確かめてから使うと安心だ。
(参考文献)
※出典:消費者庁「早わかり食品表示ガイド」p3
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pamphlets/assets/02_h-foodlabelling_202011.pdf
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  • 更新日:

    2021年10月 2日

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