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【梅干し】の効果を紹介!効能は抗菌作用だけじゃない?

【梅干し】の効果を紹介!効能は抗菌作用だけじゃない?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年10月 4日

日本人にはなじみが深く健康によいとされている梅干しだが、具体的にどのような効果効能があるかご存じだろうか。今回は梅干しに含まれる栄養素や、梅干しならではの成分を紹介する。また、効果的な食べ方も見ていくのでぜひ参考にしてほしい。

  

1. 梅干しの基本

効果効能を知る前に、梅干しの基本的なことを見てみよう。

梅干しとは?

梅干しとは梅の実を塩漬けにしてから天日で干し、しその葉と一緒に梅酢に漬けたもの。ごはんのおともとして食卓によく登場する。

梅干しの種類

梅干しには漬け方により以下の種類に分かれる。
  • 梅干し...黄色く熟した梅を塩で漬け天日で干したもの
  • 調味梅干し...梅干しを水やお湯で塩抜きをして昆布やカツオの調味液で漬けたもの
  • 梅漬け...梅を塩で漬けて天日で干さないもの

2. 梅干しの栄養素やカロリー

梅干しには、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれている。ここでは、塩漬と調味漬けの栄養素やカロリーなどを見ていこう。(※1、※2)

梅干し (塩漬け)

塩漬けの栄養・カロリー・糖質を見てみよう。
  • カロリー...29kcal
  • 糖質...5.3g
  • ナトリウム...7200mg
  • カリウム...220mg
  • カルシウム...33mg
  • リン...21mg

梅干し (調味漬)

調味漬けの栄養・カロリー・糖質を見てみよう。
  • カロリー...90kcal
  • 糖質...18.6g
  • ナトリウム...3000mg
  • カリウム...130mg
  • カルシウム...25mg
  • リン...15mg

3. 梅干しの特徴的な成分

梅干しの酸っぱさは、梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸類によるものだ。ここでは梅干しの特徴的な成分について見てみよう。(※3)

クエン酸などの有機酸類

梅干しに含まれる有機酸類はクエン酸が一番多く、次にシュウ酸やリンゴ酸が多く含まれている。熟していない梅にはリンゴ酸が多く、熟してからはクエン酸が多くなる。

ポリフェノール

梅干しには、クロロゲン酸やネオクロロゲン酸などのポリフェノールが多く含まれている。

アミグダリン

熟していない果肉や種に含まれるシアン配糖体のこと。摂り過ぎると中毒になることがあるが、塩に漬けたり加熱したりするとなくなるので加工したものを食べる分には問題ない。

ムメフラール

生の梅の中にはなく、梅果汁を製造するときに加熱濃縮工程がある製品のみに存在する新規化合物のこと。

4. 梅干しの効果効能

梅干しの特徴的な成分にどんなものがあるのか分かったところで、次は梅干しの効果効能を見ていこう。(※4)

消化を促進する可能性がある

梅干しを食べると口の中が刺激され唾液が多く出る。唾液には炭水化物を分解するアミラーゼという消化酵素が多く含まれており、消化を促進すると考えられている。

胃の健康を保つ可能性がある

梅干しには胃酸の分泌を正常にして、胃粘膜を修復する働きがあるといわれている。

血液の流れをよくする可能性がある

梅干しに含まれるクエン酸が酸性の血液をアルカリ性に中和してくれるので、血行がよくなるとされている。

抗酸化作用が期待できる

梅干しに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用がある。しかし、ポリフェノールのほとんど含まれていない梅でも高い抗酸化力が確認されている。梅にはポリフェノール以外にも抗酸化作用の高いものが含まれていると考えられている。

疲労回復に役立つ可能性がある

クエン酸には疲労を軽減する効果が確認されている。またクエン酸だけでなく、梅ポリフェノールにも疲労回復の効果が期待されている。

カルシウムの吸収を高める可能性がある

カルシウムは吸収率が悪い栄養素だが、クエン酸と結びつくことで吸収しやすくなると確認がされている。

ストレスを軽減する可能性がある

梅干しに含まれるクロロゲン酸は、ストレスを軽減する効果があると期待されている。

抗菌作用が期待できる

梅干しに含まれる有機酸類には、強い殺菌作用があり食中毒の元となる菌の増殖を抑える働きがあるといわれている。

5. 梅干しの効果的な食べ方

梅干しの効果効能が分かったところで、今度は梅干しの効果的な食べ方を見てみよう。

朝におすすめの食べ方

朝は胃に何も入っていない状態なので、梅干しの酸味などの強い刺激をうける。和らげるために白湯などと一緒に食べるのがおすすめだ。

夜におすすめの食べ方

梅干しに比較的多く含まれるカルシウムは夜のほうが吸収がよくなるといわれ、クエン酸の働きによって、寝ている間の基礎代謝をあげる効果も期待できる。梅干しは肉・魚料理によく合うので主菜に利用するのもおすすめだ。

注意点

梅干しにはさまざまな健康によい成分が入っているが、塩分も多いので食べ過ぎにならないように気を付けよう。

結論

梅干しには漬け方により種類があり、塩だけのものや調味液で漬けたものがある。また、さまざまな健康によい成分が含まれ、疲労回復やストレスの軽減などの効果効能があることが分かった。このことを参考に、白いごはんのおともに梅干しを食べてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:文部科学省食品データベース 「果実類/うめ/梅干し/塩漬」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07022_7
※2参照:文部科学省食品データベース 「果実類/うめ/梅干し/調味漬」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07023_7
※3参照:一般財団法人梅研究会  「梅の特徴的成分」
https://www.umekenkyuukai.org/knowledge/nutrients.html
※4参照:一般財団法人梅研究会 「梅の効果効能研究情報」
https://www.umekenkyuukai.org/health/research.html
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  • 更新日:

    2021年10月 4日

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