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玉ねぎの薄切りのやり方とコツを紹介!スライサーを使えば簡単!

玉ねぎの薄切りのやり方とコツを紹介!スライサーを使えば簡単!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年10月14日

玉ねぎは、一年を通して使用頻度の高い野菜だ。炒め物、煮物、サラダなどさまざまな料理に活用できるからこそ、料理に合わせた切り方をおさえておきたい。玉ねぎにはいくつか切り方があるが、とくに薄切りは多くの料理で使いやすいため覚えておこう。薄切りの切り方や特徴、コツを紹介するのでぜひ参考にしてほしい。

  

1. 玉ねぎの薄切りのやり方:基本編

まな板の上のスライスされた玉ねぎ
玉ねぎの薄切りとは、2mm程度の厚さに薄く切る切り方だ。玉ねぎの繊維は頭から根っこに向かって通っているため、薄切りには次の2つの方法がある。

玉ねぎの繊維を断つ薄切りの方法

  • 皮をむいた玉ねぎを縦半分に切る。
  • 切り口を下にし、頭が右側にくるように置く。
  • 繊維に対して直角に切る。

玉ねぎの繊維に沿った薄切りの方法

  • 皮をむいた玉ねぎを縦半分に切る。
  • 切り口を下にし、頭が奥になるように置く。
  • 頭から根っこまでのラインに沿って切る。

2. 玉ねぎの薄切りのやり方:簡単編

スライサー
玉ねぎを包丁で薄切りにすると、太さが異なったり慣れていないと時間がかかったりして手間がかかる。そこで、おすすめしたいのがスライサーやピーラーだ。時間もかからず簡単に薄切りができるので試してみてほしい。

スライサーで玉ねぎを薄切りにする方法

  • 玉ねぎの皮をむき、半分に切る。
  • 切った面を下にしてスライサーに玉ねぎを置く。
  • 玉ねぎを前後に動かしスライスする。

ピーラーで玉ねぎを薄切りにする方法

  • 玉ねぎの皮をむき、半分に切る。
  • 切った面を下にしてまな板の上に置く。
  • 玉ねぎを手でしっかり固定し、ピーラーを上下にひく。

3. 玉ねぎの薄切りのやり方:コツ編

玉ねぎをスライスする様子
薄切りをしていると、スライサーで玉ねぎが滑ってうまくカットできなかったり、残りの玉ねぎがどんどん小さくなるために最後の薄切りが難しかったりする。そうならないためのコツを紹介しよう。

玉ねぎを最後まで上手に薄切りにするコツ

包丁を使って繊維に沿って切る場合は、残り2cmほどになったら、横に倒して切り進めるとよい。一方、繊維に対して直角に切っている場合は、横に倒したあとに真横から包丁を入れるそぎ切りをしよう。これで切り方が変わらず薄切りにできる。
スライサーで薄切りにする場合は、スライスする前に頭部分は残して根っこ部分だけ切り落としておこう。スライスして小さくなったら、残しておいた上部を持って最後まで薄切りにする。どうしてもスライサーでできない場合は、最後は包丁で切りそろえるとよい。

玉ねぎが滑るときのコツ

新玉ねぎは水分が多く滑りやすい。新玉ねぎをスライサーで薄切りにする場合は、上の部分を切り落とし、根っこの部分を上にしてスライスすると滑りにくく最後までカットすることができる。

4. 玉ねぎの薄切りの切り方別の特徴と使い道

紫たまねぎのスライスサラダ
玉ねぎの薄切りには繊維を断つ切り方と繊維に沿う切り方があるが、それぞれ食感や特徴に違いがある。料理に合わせて切り方を使い分けてほしい。

繊維を断つ切り方の特徴と使い方

玉ねぎの繊維を断つと細胞が壊れるため、口当たりが柔らかくなり火も通りやすい。そのため、短時間でやわらかく煮込みたいハヤシライスやビーフストロガノフなどの牛肉料理にも最適だ。
また、玉ねぎの辛みを抑えられるのも特徴である。玉ねぎの薄切りを使用した辛くないサラダを作りたい場合にもいいだろう。
何ミリの厚さが最適かは好みもあるが、スライサーの種類によっては1mm以下に切ることもできるため、活用してみてほしい。

繊維に沿った切り方の特徴と使い方

玉ねぎを繊維に沿って薄切りにすると、シャキシャキとした食感が残り、加熱しても形が崩れにくい。食感を残したい料理に適しているため、オムライスや親子丼、パスタにも合う。炒め物なら、豚肉との相性もよいのでぜひ試してみてはいかがだろうか。

5. 薄切り玉ねぎの冷凍保存の方法

タッパー
玉ねぎをまとめて薄切りにして余った場合はどのように保存すればよいだろうか。玉ねぎは冷蔵と冷凍どちらでも保存できるので方法を紹介する。

薄切り玉ねぎの冷蔵保存

冷蔵保存する場合は、冷蔵可能な保存容器に入れよう。切り口が乾燥するのを防ぐために、しっかりとふたができるものを使用するのがよい。風味を損ないやすいため、3~4日を目安に早めに使いきるのがおすすめだ。

薄切り玉ねぎの冷凍保存

冷凍する場合は、まず空気が入らないよう、料理で使う分量だけラップに包む。次に、重ならないよう平たく整え、さらに冷凍可能な保存袋などに入れて冷凍する。
できる限り早く冷凍できたほうが風味を損なわないため、バットの上に置いて冷凍するのがおすすめだ。保存期間は1ヶ月程度が目安である。

6. 玉ねぎの薄切りの辛みの抜き方

ボウルの中の水にさらした玉ねぎ
生の薄切り玉ねぎはサラダにぴったりだが、玉ねぎの辛みが苦手な人もいるだろう。玉ねぎの辛みを抜くには、繊維を断つ方法でカットするとよい。辛みを出す方法は水にさらす方法と、加熱する方法があるので紹介する。

水にさらす

玉ねぎの辛み成分は水に溶けやすい性質をもつ。そのため水にさらすことで辛みが抜けていくのだ。
水にさらす際には、まず、薄切り玉ねぎをボウルに入れる。次に玉ねぎが浸るくらい水を入れて5~10分置こう?。最後にザルにあけて、水分をキッチンペーパーなどで拭き取れば完成だ。
より辛みを抜きたい場合は、塩もみをしてから流水で洗い流したり、酢水に10分ほどさらしたりするとよい。いずれも塩気や酢の味が気になるかもしれないが、料理やサラダに使う調味料で隠れてしまう場合が多いので、料理に合わせて検討してほしい。

レンジにかける

玉ねぎの辛み成分は加熱すると甘みに変わる。そのため、電子レンジにかけることで簡単に辛み?を抜くことができるのだ。
レンジを使用する?時は、薄切りに?した玉ねぎを器に入れ?ラップをかけてから加熱しよう。ただし、加熱しすぎると食感が変わってしまうため注意が必要だ。加熱時間は1分ほどを目安に、様子を見ながら調整しよう。最後に水ですすぎ、水分を切れば?完成だ。

結論

人気レシピの材料にも多い玉ねぎの薄切りは、切り方次第で食感や辛みの具合も変わる。そのため、料理に合わせて切り方を変えると一層美味しくできあがるだろう。スライサーを使えば、より薄く早く仕上がるので試してみてはいかがだろうか。また、保存方法や辛みの抜き方も紹介したので玉ねぎを薄切りにした際にはぜひ参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年10月14日

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