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長芋の保存方法と保存期間を紹介!冷凍や常温で長持ちさせるコツ

長芋の保存方法と保存期間を紹介!冷凍や常温で長持ちさせるコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年10月25日

山芋の一種である長芋は、適切な方法で保存すれば日持ちする食材である。基本的には冷蔵、冷凍、常温での保存が可能だ。気温や長芋の状態により選び分けることで、最後まで美味しく食べきることができる。保存期間も含め、長芋の保存方法について解説する。

  

1. 長芋の保存方法:冷蔵庫で保存

長芋
長芋は、カットされた状態で販売されていることがほとんどだ。切った長芋は傷みやすく常温では日持ちしないため、冷蔵保存するとよい。

長芋の保存の仕方

ラップで長芋全体を包み、野菜室に入れる。切り口にラップを密着させるようにするのがポイントだ。切り口に片栗粉をつけるという方法もある。また、気温が高い時期は丸ごとの長芋も冷蔵保存したほうがよい。その場合は、新聞紙で全体を包んで野菜室に入れよう。

切り口が茶色になる理由

長芋を保存していると、切り口が茶色やピンク色に変色することがある。これは、長芋に含まれるポリフェノールオキシダーゼによる褐変反応と考えられる(※)。ポリフェノールオキシダーゼが空気に触れることにより酸化し、褐変するのだ。一度褐変すると元の色には戻らないが、腐敗しているわけではないため食べても問題ない。切った長芋に酢や塩水、レモン水などをかけてからラップで包むと、褐変反応を防ぐことができる。
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長芋の保存期間

丸ごと新聞紙で包んで冷蔵保存する場合は、2週間ほど保存可能である。カットしたものは1週間を目安に使いきろう。ただし、保存期間内でも全体的に黒く変色している、異臭がする、やわらかくなっているなどの異変が見られたら腐敗のサインだ。保存期間はあくまでも目安のため、長芋の状態をチェックしてから食べよう。

2. 長芋の保存方法:冷凍の場合

すりおろした長芋
長芋を長期保存したい場合は、冷凍する方法がおすすめだ。2~3週間ほど保存できる。すりおろして冷凍する方法、そのまま冷凍する方法の2パターンを紹介する。用途に合わせて使い分けると便利だ。

すりおろして冷凍

長芋をすりおろしたとろろを冷凍しておくと、1食分ずつすりおろす手間が省けて便利だ。まとめてすりおろし、冷凍用保存袋に入れて保存しよう。酢を数滴混ぜ込んでおくと、褐変を防ぐことができる。平らにのばした状態で冷凍しておくと、必要な量を割って使える。食べる直前に冷蔵庫に移すか流水解凍しよう。

そのまま冷凍

長芋をそのまま保存袋に入れて冷凍することもできるが、使うときに手間がかかる。そこで、食べやすい大きさに切ってから冷凍する方法がおすすめだ。輪切りや乱切り、拍子木切りなどにしておくと、すぐ調理に使える。切った長芋を酢水につけて水分をふき取り、保存袋に入れて冷凍しよう。加熱調理する場合は凍ったまま使える。
生食する場合は、冷蔵庫や流水で解凍するとよい。

3. 長芋の保存方法:常温の場合

長芋
切られていない丸ごとの長芋は、気温15℃までの涼しい環境なら常温保存することもできる。できるだけ15℃以下をキープできる冷暗所で保管しよう。下記の2通りの方法で保存するとよい。

土付きのままおがくずに入れて保存

長芋が土付きで、おがくずと一緒に箱に入っている場合は、そのまま保存するのがベストだ。土やおがくずは、長芋を乾燥や湿気から守ってくれる。土が落とされている場合でも、おがくずのなかで保存すれば長持ちする。箱のふたを閉じた状態で保存しよう。気温にもよるが、保存期間の目安は2週間~1ヵ月程度となる。

おがくずが無い場合

おがくずの代わりに、新聞紙で包むことで長芋を保護する方法もある。長芋全体を新聞紙で包み、輪ゴムやガムテープでめくれないよう固定するとよい。段ボール箱に入れるか、立てた状態で冷暗所で保存しよう。

4. 作り置きしよう!保存ができる長芋の漬物

長芋の酢漬け
長芋と調味料を保存袋に入れて漬物にしたものを保存しておけば、そのまま食べられて便利だ。褐変を防げるというメリットもある。冷蔵庫で3日ほど保存できる、おすすめの3品を紹介する。

長芋の酢漬け

乱切りなど食べやすく切った長芋を甘酢に漬けたピクルスだ。紫蘇や柚子を加えても美味しい。

長芋のめんつゆ漬け

切った長芋を濃縮タイプのめんつゆに漬ける簡単な漬物だ。めんつゆにポン酢やごま油を加える、唐辛子を加えてピリ辛にするなど、さまざまなアレンジを楽しめる。

長芋のわさび漬け

わさび、砂糖、白だしを合わせたタレに切った長芋を漬け込む。または、わさび醤油に漬けても美味しい。わさびの量は好みで調整するとよい。

5. 長芋の種芋の保存方法は?

長芋
長芋の種芋には、地中にできた芋を切ったものと、茎の部分にできるむかごを育てて小芋にしたものの2種類がある。種芋を保存する場合は土中保管か、新聞紙で包むなど乾燥を防ぎ2~5℃の冷暗所で保存しよう。収穫したむかごから種芋を作る場合は、陰干ししてから発泡スチロール箱に入れ、翌春まで冷暗所で保存しておく。
植え付け時期は5~6月頃が適している。種芋の販売は冬から始まるが、植え付けまでの保存期間が長いと傷んでしまう可能性があるため、初心者は翌春に購入したほうがよいだろう。

結論

長芋は暑さや乾燥に弱い。丸ごと保存する場合はおがくずごとか新聞紙で包んで常温保存できるが、気温が高い時期は冷蔵保存しよう。3日程度で食べきるなら浅漬けにする方法もおすすめである。また、すりおろす、カットするなど下処理後に冷凍すると、保存期間も延びて使いやすく便利だ。用途に合わせて、適切な保存方法を選ぼう。
(参考文献)
※出典:国立研究開発法人科学技術振興機構 J-STAGE 家政学雑誌
「長芋の褐変反応に関する研究(守 康則、 佐藤 昌子、 御手洗 祥子)」抄録
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  • 更新日:

    2021年10月25日

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