1. 長芋の保存方法・保存期間の早わかり

長芋の主な保存方法には、冷蔵保存、冷凍保存、常温保存などがある。以下にそれぞれの特徴と保存期間の目安をまとめておくので確認しよう。
長芋の主な保存方法と保存期間
・冷蔵保存:切られた長芋向きの保存方法。保存期間の目安は1週間
・冷凍保存:調理した長芋向きの保存方法。保存期間の目安は3~4週間
・常温保存:丸のままの長芋向きの保存方法。保存期間の目安は4週間
・冷凍保存:調理した長芋向きの保存方法。保存期間の目安は3~4週間
・常温保存:丸のままの長芋向きの保存方法。保存期間の目安は4週間
2. 長芋の冷蔵保存のやり方

市販の切られた長芋や使いかけの長芋は、基本的に冷蔵保存することが多い。冷蔵保存のポイントはしっかりと食品用ラップで包むことだ。特に切り口から酸化や乾燥が起きやすいため、切り口をキッチンペーパーで覆うほうが良い。以下で長芋を冷蔵庫で保存する方法を確認しよう。
長芋の冷蔵保存のやり方・手順
1.長芋の切り口をキッチンペーパーで覆う(輪ゴムでとめる)
2.長芋全体を食品用ラップでしっかり包む
3.冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
2.長芋全体を食品用ラップでしっかり包む
3.冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
3. 長芋の冷凍保存のやり方

長芋は一般的に冷蔵保存することが多いが、実は調理済みのものを冷凍保存することも可能だ。長芋の冷凍保存は「カットしたもの」と「とろろにしたもの」のいずれも対応できる。以下でそれぞれの冷凍保存のやり方・手順を確認しよう。
長芋の冷凍保存のやり方・手順~カットしたもの~
1.長芋の皮を剥いて、適当な方法でカットする(千切り、乱切りなど)
2.酢水(濃度3%)に10分程度ついてアク抜きする
3.キッチンペーパーで丁寧に長芋の水分を拭き取る
4.冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫に入れて保存する
2.酢水(濃度3%)に10分程度ついてアク抜きする
3.キッチンペーパーで丁寧に長芋の水分を拭き取る
4.冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫に入れて保存する
長芋の冷凍保存のやり方・手順~とろろにしたもの~
1.長芋の皮を剥いて、おろし器ですりおろす
2.小さめの冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫に入れて保存する
2.小さめの冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫に入れて保存する
4. 長芋の常温保存のやり方

切られていない長芋は、常温保存することが可能だ。ただし、常温保存できるのは15℃以下といわれているため、暑くなる時期は冷蔵保存するほうが望ましい。長芋の常温保存のやり方はおがくずがある場合とない場合で異なる。以下でそれぞれの常温保存のやり方・手順を確認しておこう。
1.長芋の常温保存のやり方・手順~おがくずアリ~
1.おがくずが入った容器の中に長芋を埋める
2.箱のふたを閉じて、冷暗所で保存する
2.箱のふたを閉じて、冷暗所で保存する
2.長芋の常温保存のやり方・手順~おがくずナシ~
1.長芋全体を新聞紙で包む(輪ゴムなどでとめる)
2.段ボールなどに入れてから、冷暗所で保存する
2.段ボールなどに入れてから、冷暗所で保存する
5. 長芋の劣化・腐敗のサイン

前述したようなやり方で長芋を保存しても、時間が経つと傷んでしまう可能性がある。もし以下のような変化・異変が見られたら、無理して食べずに捨てるようにしよう。なお、切り口がピンク色に変色するのはポリフェノールによるものなので、変色部分を切り落としてから食べることが可能だ。
長芋が劣化・腐敗してしまったときのサイン
・色味:全体的に黒く変色している
・感触:ドロドロしている、柔らかい
・臭い:カビのような異臭がする
・味:酸っぱい味がする
・感触:ドロドロしている、柔らかい
・臭い:カビのような異臭がする
・味:酸っぱい味がする
結論
一般的に長芋は冷蔵保存することが多いが、適切に保存しても1週間程度で傷んでしまう可能性が高い。もしより長く保存したいなら、冷蔵保存を試してみると良いだろう。また、丸のまま購入した長芋は時期によっては常温保存も可能だ。長芋の状態や時期に応じて、適した方法で保存しよう。
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