1. じゃがいものタンパク質含有量は?

じゃがいもの100gあたりのタンパク質含有量は1.8gである。大きめのじゃがいもの重さが約200gなので、じゃがいも1個あたりのタンパク質の含有量はおよそ3.6gになる。(※1)
皮の有無でタンパク質含有量は変わる?
じゃがいもの皮と実に含まれるタンパク質の量は同じなので、皮の有無でタンパク質の含有量が変わることはない。(※1)(※2)
2. タンパク質のはたらき

タンパク質は炭水化物や脂質と並ぶ、3大栄養素のひとつである。20種類のアミノ酸で構成されており、筋肉・臓器・髪の毛など身体の基礎を作る働きがある。免疫力を高めたり血液を正常に保つ働きなども期待できる(※3)
植物性タンパク質も筋肉を育てる?
カナダのマクマスター大学の研究により、じゃがいものたんぱく質が筋肉の成長を助けるという研究結果がでた。このことにより、植物性タンパク質でも動物性タンパク質と同様に筋肉の成長を助ける働きが期待されている。(※4)
3. じゃがいものタンパク質以外の栄養成分

じゃがいものタンパク質の含有量やタンパク質の働きが分かったところで、今度はタンパク質以外にはどのような栄養成分が含まれているのかを見てみよう。
炭水化物
じゃがいもには100gあたり17.3gの炭水化物が含まれている。炭水化物は3大栄養素の1つで、糖質と食物繊維に分けられる。主な働きは身体や脳を動かすための、エネルギー源となる。炭水化物は1日の摂取カロリーが2000kcalの場合約250~325gが望ましいので、じゃがいもであれば1~2個ほどは食べても問題はない。(※2)(※5)
ビタミンC
28mgのビタミンCが含まれている。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素だ。また、免疫を高めて風邪を引きにくくする効果もある。(※2)(※6)
カリウム
じゃがいもには、カリウムが100gあたり410mg含まれている。カリウムはナトリウムを外に排出する働きがあり、むくみ改善に効果的だ。
4. じゃがいものタンパク質は調理法によって変わる?

じゃがいものタンパク質は調理法によって変わるのか気になる人も多いはずだ。ここでは各調理法によるタンパク質含有量の変化について見てみよう。
蒸し調理の場合
蒸し調理をしたじゃがいものタンパク質の含有量を生の状態と比較すると、0.1g増えただけで大きな変化はない。蒸し調理することで水分量が減るので、カロリーはやや増加する。(※2)(※7)
電子レンジ調理の場合
電子レンジで調理したじゃがいものタンパク質含有量を生の状態と比較すると、0.1g増えただけで大きな変化はない。レンジで加熱するため水分量が減るのでカロリーはやや増加する。(※2)(※8)
茹で調理の場合
じゃがいもを茹でた場合のタンパク質の含有量を生の状態と比較すると、0.1g減っただけで大きな変化はない。カロリーはやや増加する。(※9)
揚げ調理の場合
揚げ調理の場合のじゃがいものタンパク質の含有量を生の状態と比較すると、油を吸っているため2.7gと大きく変化している。また、脂質が多くなるためカロリーも大幅にアップする。(※10)
結論
じゃがいもには生の状態で1.8gのタンパク質が含まれている。また、タンパク質以外にも、炭水化物やビタミンC、カリウムが豊富に含まれている。揚げ調理以外は調理法によってのタンパク質の大きな変化はなかった。この記事を参考に、じゃがいもを食べる際の参考にしてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮つき/生」
※2参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮なし/生」
※3参照:わかさ生活「たんぱく質(プロテイン)」
※4参照:リンクdeダイエット 「 ポテトから女性の筋肉に良い高品質たんぱく質」
※5参照:健康長寿ネット 「三大栄養素の炭水化物の働きと1日の摂取量」
※6参照:わかさ生活「ビタミンC」
※7参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮なし/蒸し」
※8参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮なし/電子レンジ調理」
※9参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮なし/水煮」
※10参照:文部科学省食品データベース 「いも及びでん粉類/<いも類>/じゃがいも/塊茎/皮なし/フライドポテト/(生を揚げたもの)」
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