目次
1. トマトを大量消費!作り置きできるトマト料理7選

トマトを大量消費するなら、作り置きできてアレンジやリメイクもしやすい料理がおすすめだ。使いやすく冷蔵保存や冷凍保存もしやすいソースやトマト料理を7品紹介する。
保存にも便利なトマトソース
湯むきしたトマトを煮込んで作るトマトソースは、さまざまな料理に使えて便利だ。にんにくの風味が効いているため、アラビアータパスタやピザ、肉料理、魚料理などによく合う。小分けにして冷凍保存しておくと、必要な量だけ解凍して使える。シンプルにトマトとにんにくのみで作るほか、炒め玉ねぎやバジルなどを加えても美味しい。
ミートソース
炒めたひき肉、玉ねぎ、人参にトマトを加えて煮込むミートソースは、パスタソースの定番だ。一般的には牛豚の合いびき肉を使うが、鶏ひき肉などで作っても美味しい。ケチャップやウスターソースで味付けすると簡単に作れる。グラタンやドリアに使用したり、食パンにのせてトーストしたりと、さまざまな使い方ができる。
大量トマトのカレー
トマトから出る水分を利用した無水カレーがおすすめだ。玉ねぎ、セロリ、ピーマンなどの刻んだ野菜とひき肉で作るキーマカレーやシンプルなチキンカレーなど、具材を変えれば簡単にアレンジできる。カレールーを使えば作りやすいが、スパイスを使うとより本格的な味になる。野菜の水分のみで作るため、水気を飛ばし過ぎないよう弱火でじっくり煮込むのがポイントだ。
ハヤシライス
トマトを大量に使うことで、カレーと同様に無水調理で作れる。牛肉と玉ねぎ、マッシュルームなど、定番の具材を使ってシンプルに仕上げるとよい。ケチャップやウスターソース、コンソメ、醤油などで味付けしよう。トマトソースのリメイクにもおすすめの料理だ。生トマトの酸味が気になる場合は、砂糖や牛乳を少量加えることでまろやかな風味になる。
ラタトゥイユ
さまざまな夏野菜を煮込んで作る南フランスの郷土料理である。トマトのほか、玉ねぎ、ズッキーニやパプリカ、茄子などを使うのが一般的だ。きのこやカボチャなどを加えても美味しい。にんにくやローリエで風味付けし塩こしょうで仕上げるが、コンソメで味付けするのもおすすめだ。そのまま食べるほか、ピザやパスタ、オムレツなどの具材として使うこともできるため、作り置きしておくと便利だ。
煮込みハンバーグ
両面を焼いたハンバーグの周りに、切ったトマトを入れて煮込んだ料理だ。トマトを煮込む際にワインとウスターソースを加えることで、風味のよいハンバーグソースになる。とろけるチーズをハンバーグのなかに入れるか、仕上げにのせると美味しい。トマトの酸味とチーズの濃厚さがよく合い、トマトで煮込んだだけのハンバーグよりも食べやすくなる。アスパラガス、ブロッコリーなど緑色の野菜を添えると彩りがよくなる。
鶏肉のトマト煮
トマトと相性のよい鶏肉で煮込みを作る場合は、圧力鍋を使うと時間短縮できる。生トマトを大量に使い、無水調理しよう。骨付きの手羽元で作ると、旨みを引き出しやすくおすすめだ。トマトと鶏肉に、玉ねぎやきのこを加えてシンプルに仕上げよう。にんにくとローリエで風味付けすれば、味付けは塩こしょうのみで美味しい。大量に作れば、カレーなどにリメイクもできる。
2. トマトの大量消費スープ2選

トマトベースのスープも、大量消費におすすめの料理である。さまざまな野菜を使うミネストローネと、シンプルな冷製スープの2種類を覚えておくと便利だ。
ミネストローネ
玉ねぎ、キャベツ、にんじん、じゃがいもなど好みの野菜をトマトとともに煮込んだ、イタリア発祥の具だくさんスープだ。コンソメ味に仕上げるのが一般的である。使用具材はとくに決まっていないため、冷蔵庫の残り野菜などを組み合わせて気軽に作れる。また、多めに作ってスープパスタやリゾット、カレーなどにリメイクするのもおすすめだ。
トマトの冷製スープ
トマトをフードプロセッサーやミキサーで攪拌し、オリーブオイルや塩こしょうで風味付けしたシンプルなスープだ。冷やしトマトをそのままスープにしたような、さわやかな味わいが特徴である。さらにきゅうりやセロリ、玉ねぎ、酢などを加えるとスペイン・ポルトガル料理のガスパチョができる。
3. トマトの大量消費に高相性の夏野菜2選

トマトと相性のよい食材は多いが、とくに同じ夏野菜のきゅうり、茄子は定番の組み合わせである。それぞれ大量消費できる料理には、どのようなものがあるだろうか。
トマトときゅうりの大量消費アイデア
きゅうりと組み合わせる場合は、生食できるサラダや和え物などが作りやすい。いずれも、ほかの食材を加えれば簡単にアレンジできる。
【サラダ】
和風、中華風、洋風などさまざまなドレッシングと合う。肉や魚介との相性もよくバリエーション豊富だ。
【和え物】
酢の物、中華風和え物、マリネ風、ナムルなどさまざまな味付けができる。また、切り方を変えるだけでも違った印象の料理になる。
【メイン料理】
バンバンジー、冷しゃぶなどに添える。そうめんや冷やし中華、冷やしラーメンなどの具材にもなる。
【スープ(ガスパチョ)】
スペイン・ポルトガル料理のガスパチョは、トマトときゅうりで作る冷製スープである。
トマトと茄子の大量消費アイデア
きゅうりとは対照的に、茄子は加熱調理して食べるのが一般的である。炒め物や煮込み料理、オーブン料理などがおすすめだ。具体的には、下記のような使い方で大量消費できる。
【煮込み料理】
ラタトゥイユ、カレー、ミートソース、鶏肉のトマト煮などに、茄子を加えると合う。
【オーブン料理】
茄子とトマトの重ね焼き、グラタン、夏野菜のグリルなどがある。ほかの野菜やきのこを加えたアレンジもしやすい。チーズをのせて焼くのもおすすめだ。
【炒め物】
茄子とひき肉を使った中華炒め(麻婆茄子)やカレー炒めにトマトを加えると、さっぱりとした風味で食べやすい。
【パスタやピザの具材として】
トマトと茄子は、アラビアータなどパスタの具材としてもおすすめの組み合わせである。また、チーズとの相性もよいためピザの具材にも最適だ。
4. トマトの大量消費の人気料理3選

トマトを大量消費したいときの定番料理として人気を集めているのが、下記の3品だ。簡単で美味しく、効率よくトマトを消費できる料理ばかりである。ぜひ試してみてほしい。
トマト鍋
4人分でトマトを約5個消費できるうえ、さまざまな食材を一度に食べることができるのが鍋料理だ。具材は好みの野菜のほか、魚介類やミートボールなどを入れると美味しい。具材から旨みが出るため、味付けは醤油のみでシンプルに仕上げよう。汁かけごはんやリゾット、パスタなどにリメイクもできる。
トマトのリゾット
トマト鍋やミネストローネをリメイクして作ってもよいが、一から作っても簡単にできる。玉ねぎと米を炒め、トマトとスープを加えて煮込むシンプルな料理だ。粉チーズをかけて食べるとトマトの旨みと合い、より美味しい。2人分で1~2個のトマトを消費できるため、おもてなし料理として大量に作るのもおすすめである。
トマトのめんつゆ漬け
湯むきしたトマトをまるごとめんつゆに漬けるだけの、簡単な料理だ。めんつゆにはちみつを加えると、コクや甘みがトマトの酸味と合いより食べやすくなる。トマトをまるごと使用するため、まとめて作れば一度に大量消費できる。冷菜やおつまみとしてそのまま食べてもよいし、和風サラダやそうめんにトッピングするのもおすすめだ。大葉を飾ると彩りや風味がよくなる。
結論
トマトは生食、加熱調理のいずれも美味しく、切る、潰す、そのままなどさまざまな形状で調理することができる。料理のバリエーションがかなり多い食材のため、大量消費する方法が幾通りもあるのだ。相性のよい食材も多いため、さまざまな調理法、組み合わせを楽しみながら、美味しくトマトを食べきろう。
この記事もCheck!