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生クリームは保存期間が短いのが悩み!?冷凍で悩みを一気に解消!

生クリームは保存期間が短いのが悩み!?冷凍で悩みを一気に解消!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年11月 5日

スイーツのトッピングだけでなく、料理の隠し味としても活躍する生クリーム。意外と使う機会は多いものの、一度に使い切れず困ったことがあるという経験は誰しもあるのではないだろうか。ここでは、余ってしまった生クリームの保存方法を紹介する。保存方法によっては泡立てが難しくなってしまうので注意しよう。

  

1. 生クリームの保存期間はどれくらい?

ボウルと泡立て器でホイップ クリーム
市販の生クリームには賞味期限が記載されているため、未開封状態であれば賞味期限内は美味しく食べることができる。ちなみに、賞味期限とは美味しく食べられる期間を指し、その期間を過ぎても食べられるという考えが一般的だが、生クリームには乳製品が使われているため傷みやすい。そのため、賞味期限を過ぎたら食べないようにするのがおすすめだ。問題は開封後の生クリームだ。開封すると生クリームに雑菌が入りやすくなるだけでなく、生クリームに含まれる油分が酸化し、美味しさも損なわれてしまう。
開封後の生クリームは1~2日以内に食べきるようにしよう。もし、開封後の生クリームを長期保存したいなら冷凍保存がおすすめだ。冷凍の場合、約3週間は保存することができる。

2. 冷凍した生クリームの使い方

ブラウニー
生クリームの冷凍方法には大きく2種類ある。液体状のまま冷凍する方法と泡立ててから冷凍する方法だ。生クリームを冷凍する際に必ず覚えておいてほしいのが、冷凍した生クリームは泡立たないということだ。そのため、カレーやシチュー、パスタなどの料理に使いたいなら液体状で、ホットドリンクに浮かべたりスイーツに添えたいなら泡立てた状態で、といったように冷凍方法を使い分ける必要がある。ちなみに、泡立てた生クリームはカレーに使うことができるため、迷ったら泡立てて保存する方法を選んだほうがよい。

3. 生クリームの冷凍保存方法|液体のまま冷凍する場合

ミルク
液体状の生クリームを冷凍保存するのは難しくない。少量ならラップに包んで小分けにし、密閉できる袋に入れる。ラップに包むのが難しい場合はシリコンカップを活用してみよう。シリコンカップに入れた状態で一度冷凍し、固まったらカップから取り出し袋に入れ替える。多量の場合は密閉容器を使おう。容器に流し入れたら、ふたをし冷凍庫に入れる。固まっていないときは漏れ出る可能性もあるため、冷凍庫に入れる際は水平を保つようにしよう。

再び泡立てることはできないので要注意!

生クリームは一度冷凍してしまうと泡立てることができない。そのため、液体のまま冷凍するとまったく泡立たたなくなってしまうため、スイーツのトッピングに使うことはできなくなる。生クリームの使い方が限られてくるのが液体のまま冷凍した場合のデメリットである。

冷凍によって分離することも

食材によっては冷凍することによって風味や食感が変わってしまうことがある。生クリームの場合は冷凍によって水分と油分が分離する恐れがある。分離してしまった生クリームを食べても問題はないが、味わいが劣ってしまうため料理に使うしかなくなる。手間はかかるが、泡立ててから冷凍すれば生クリームの分離を防ぐことができる。

そのまま冷凍した生クリームの解凍方法

液体のまま冷凍した生クリームを美味しく食べるなら、煮込み料理に使うのがおすすめだ。もし、生クリームが分離してしまっても煮込み料理に入れれば気にならなくなる。冷凍した生クリームでも料理にコクを加えることはできるため、カレーやシチューなどの煮込み料理を作る際にはぜひ入れてみよう。また、パスタソースを作るときに入れるのもおすすめだ。入れる際は解凍せず、冷凍状態のまま入れよう。

4. 生クリームの冷凍保存方法|泡立てて使う場合

白いメレンゲのケーキ
液体のまま冷凍する方法と比べて、泡立ててから冷凍だと少し手間がかかってしまう。しかし、泡立ててからだと生クリームの分離を防ぐことができる。また、ホットドリンクやスイーツのトッピングなど活用範囲が増えるため、生クリームを冷凍するならこちらの方法を選ぶのがおすすめだ。

泡立てる

まずは普段通り、生クリームを泡立てる。ちなみに、砂糖を入れるかどうかだが料理に使うなら砂糖なしで、スイーツに使うなら砂糖を入れよう。冷凍する場合は普段より固めに泡立てるのがポイントだ。なぜなら、冷凍した生クリームを解凍すると泡立てていても緩くなってしまうからだ。また、しっかりと泡立てることで冷凍による分離を防ぐこともできる。ツノが立つまでしっかりと泡立てよう。

絞りだして急速冷凍する

泡立てた生クリームをそのまま容器に入れて保存する方法もあるが、絞りだしてから冷凍したほうがトッピングには使いやすい。アルミトレーにラップまたはクッキングシートを敷き、その上に生クリームを絞りだす。もし、絞り袋がなければスプーンですくい落としてもよい。すべて絞りだしたらラップをし、冷凍庫に入れ急速冷凍する。

ラップに包み、保存容器に入れて冷凍する

冷凍庫に入れた生クリームが固まっていたら、一度冷凍庫から取り出す。生クリームを1個ずつラップで包み、保存容器に入れれば生クリームの冷凍は完了だ。保存容器に移し替えた際は、生クリームの酸化を防ぐためにも空気はできる限り抜くようにしよう。アルミトレーのままだと冷凍庫の場所を取ってしまうので、面倒でも保存容器に移し替えよう。

ホイップして冷凍した生クリームの解凍方法

スイーツのトッピングに使う際は冷蔵庫で解凍してから使うようにしよう。常温解凍や電子レンジを使った解凍は雑菌の繁殖を起こしやすくなったり、生クリームが緩くなりすぎたりするため、おすすめできない。ホットドリンクに浮かべたり、料理に使う際は凍った状態でよい。ホットドリンクに浮かべれば溶けていく過程も楽しめる。

結論

開封後の生クリームは冷蔵保存だと1~2日しか保存できないが、冷凍すれば約3週間は保存することができる。ただし、冷凍した生クリームは泡立たなくなってしまったり、分離したりといったデメリットもある。それらのデメリットを解消したいなら生クリームを泡立ててから冷凍してみよう。スイーツのトッピングだけでなく、ホットドリンクに浮かべたり料理に入れたりとさまざまな楽しみ方ができる。
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  • 更新日:

    2021年11月 5日

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