目次
1. 日本の代表的なきゅうりの種類一覧

同じように見えるきゅうりだが、基本的に7種類に分けられる。ここではきゅうりの名前や種類ごとに外見や味の特徴などを紹介していこう。
きゅうりの種類1:白いぼきゅうり
一般的に八百屋やスーパーなどで最も多く販売されているのが、白いぼきゅうりと呼ばれる種類だ。表面に白いいぼがあり、濃い緑色をしているのが特徴。くせのない味で幅広い世代に親しまれている。店頭で特に表記はないが、「夏すずみ」や「アンコール」などの品種がある。
きゅうりの種類2:いぼなしきゅうり
白いぼきゅうりと並び、多く販売されているきゅうりの種類がいぼなしきゅうりだ。しろいぼきゅうりと違い、表面にいぼがなくつるつるとしている。いぼが苦手な人の向けに品種改良されたもので、食べやすさを向上させたきゅうりになっている。いぼがないため水洗いしたときの水切れがよく、加工しやすいため総菜に使われることが多い。
きゅうりの種類3:白きゅうり
全体が濃い緑色ではなく、白っぽい色をしている種類のきゅうりだ。果肉が柔らかく、表面がパリッとしているのが特徴。ほかの種類に比べると、少し苦味がある。
きゅうりの種類4:加賀太きゅうり
石川県で栽培されている珍しい種類のきゅうりだ。金沢で昔から栽培されていた金沢節成きゅうりと、短太系きゅうりの交配が繰り返されものが加賀太きゅうりといわれている。名前の通り、太さが直径6~7cmと太い見た目が特徴だ。大きいもので500g以上ある。1本だけで十分な食べ応えがある。
きゅうりの種類5:ミニきゅうり
普通のきゅうりより小さいサイズの種類のきゅうりだ。イタリアの品種のピッコロが代表的だ。主に、ピクルスにして食べられることが多い。甘みが強く苦味がないので、食べやすい味だ。
きゅうりの種類6:四川きゅうり
中国から伝わったきゅうりを品集改良してできたのが、四川きゅうりだ。一般的に流通しているきゅうりより長いのが特徴だ。青臭さがなくて食べやすい味で、生で食べても加工しても美味しく食べられる。
きゅうりの種類7:大和三尺きゅうり
奈良の伝統野菜として知られている珍しい種類のきゅうりだ。最長90cmになるものがあり、ほかの種類に比べて特に長いのが特徴。奈良漬けに使われることが多い、苦味のない味なので食べやすい。
2. 海外のきゅうりの種類

日本で流通しているきゅうりの種類が分かったところで、今度は海外のきゅうりの種類を見ていこう。
韓国のきゅうりの種類
韓国で一般的なきゅうりの種類は半白節成きゅうりだ。上部が緑色で下に行くにつれて白くなっていくため、半白きゅうりと呼ばれている。苦味は少なく、パリッとした食感でサラダや浅漬けなどにして食べるのがおすすめだ。
中国のきゅうりの種類
中国で一般的なきゅうり種類は、北京四葉きゅうりだ。白いぼのあるきゅうりで、歯ごたえがある。漬物によく使われている。
3. 育てやすいきゅうりの種類

家庭菜園ではメジャーなきゅうりだが、品種によって病気にかかりやすいかどうかといった違いがある。好みの種類を育てるのがよいのだが、初心者は育てやすい品種のものを育てるのがよいだろう。一般的な品種の夏すずみであれば、種から育てるのも容易だ。
また、栽培する際は接ぎ木や追肥をしながら育てると、多収穫になりやすい。肥料を与えすぎるのもよくないので様子を見ながら与えるようにしよう。
結論
きゅうりには多くの種類があり、主に流通しているきゅうりは白いぼきゅうりと、いぼなしきゅうりだ。流通量は少ないが6~7cmの太さになる加賀太きゅうりや、90cmの長さになる大和三尺きゅうりなど特徴的なきゅうりもある。この記事を読んで、きゅうりを選ぶ際の参考にしてみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!