目次
- 生姜の表面の水分を拭き取る
- 生姜を1個ずつ新聞紙で包む
- 霧吹きを使い新聞紙を軽く湿らせる
- 生姜を冷暗所に置いて保管する
- 生姜の表面の水分を拭き取る
- 生姜を1個ずつ新聞紙で包む
- 霧吹きを使い新聞紙を軽く湿らせる
- 新聞紙を敷き詰めた発泡スチロールに入れる
- ガムテープで発泡スチロールを密閉して保管する
- 生姜の表面の水分を拭き取る
- 生姜を1個ずつキッチンペーパーで包む
- その生姜をアルミホイルで包む
- 生姜を野菜室 に入れて保管する
- 生姜を丁寧に水洗いしておく
- 保存容器に洗った生姜を入れる
- 保存容器にたっぷりの水を入れる
- フタをしてから野菜室に入れた保管する
- 生姜を用途に合わせてカットする
- カットした生姜の水気を拭き取る
- 1回分に分けて食品用ラップで包む
- 保存袋に入れてから冷凍庫で保管する
- 生姜を丁寧に水洗いしておく
- 生姜を薄切りや千切りなどにする
- 竹ザルなどに広げて3〜5日天日干しする
- カラカラになるまで乾燥したらできあがり
- ※1:JA高知県「農畜産物 しょうが」
https://ja-kochi.or.jp/agriculture/products/vegetable/848/ - ※2:農研機構「野菜の最適貯蔵条件」
https://www.naro.affrc.go.jp/org/nfri/yakudachi/optimalstorage/index.html - ※3:野菜等健康食生活協議会事務局「野菜・果物に関するQ&A」
https://www.5aday.net/v350f200/faq/09.html
1. 生姜農家が実践している長期保存の秘訣

生姜は、適切な方法で保存すれば1年ほど美味しく食べられる。これから紹介する保存方法は、生姜農家が1年中美味しい生姜を出荷するための秘訣ともされている。まずは絶対に外せないポイントからお伝えしていこう。
温度と湿度がなにより重要
生姜を長期保存する際に重要になるのは温度と湿度。これらを厳格に定めた環境で保存することが望ましい。定温・定湿の貯蔵庫で保管することから「囲生姜」とも呼ばれる。(※1)
生姜の保存に最適な温度と湿度とは
生姜を保存するにあったって最適な温度・湿度にはいくつか考え方があるものの、一般的には「気温13℃・湿度65%」ないし「気温15℃・湿度90%」が主流である。本稿では農研機構などの情報をもとに「気温13℃・湿度65%」を最適温度・湿度として紹介する。(※2)(※3)
2. ご家庭でできる生姜を長持ちさせる保存のコツ

農家に倣うとすれば、生姜は「気温13℃・湿度65%」の厳格な環境下で保存するのが正解だ。とはいえ一般家庭でこのような貯蔵庫を、しかも生姜のためだけに用意するのは現実的ではない。そこで、以下のようなコツを意識して保存するようにしてみよう。
基本的には冷蔵保存は避ける
ご家庭で生姜を保存する際はできる限り冷蔵を避ける。生姜は寒さに弱いため、低温障害を起こしやすくなるというのが理由だ。(※3)夏場などは冷蔵保存のほうが適しているが、それ以外の季節は常温下で保存しよう。
乾燥対策をしてから保存する
ご家庭で生姜を保存する際は乾燥対策を講じておくこともお忘れなく。生姜は乾燥にさらされると劣化するためだ。新聞紙やキッチンペーパーで包むなどの対策をした上で保存しよう。なお直接濡らす方法は、劣化が早まるためNGである。
3. 生姜の常温保存方法2選

夏以外なら常温保存がおすすめ。やり方は2つあり、1つは新聞紙で包む方法、もう1つは発泡スチロールを使う方法だ。それぞれ手順は以下のとおり。
新聞紙で包んで保存する【日持ち最長2週間程度】
発泡スチロールに保存する【日持ち最長6カ月程度】
4. 生姜の冷蔵保存2選

上述のように生姜は常温保存が基本だが、気温が高くなる夏は冷蔵保存が適している。低温障害を防ぐため野菜室で保管すること、そして乾燥対策として新聞紙などに包むことを心がけよう。なお水に浸ける場合は、1週間に1回の頻度で水を取り替えることも忘れずに。
アルミホイルで包む【日持ち最長1カ月程度】
水に浸ける方法【日持ち最長1カ月程度】
5. 生姜の冷凍保存

時期を問わず生姜を長持ちさせるなら冷凍保存、あるいは乾燥保存もおすすめ。まずは冷凍保存の方法から紹介していこう。
生姜の冷凍保存【日持ち最長1カ月程度】
6. 生姜の乾燥保存

もうひとつ、時期を問わず鮮度を保ったまま長期保存が可能な方法が、乾燥保存である。6カ月ほどは美味しく食べることができる。清潔な保存瓶や保存容器を使用することが大前提だ。
生姜の乾燥保存【日持ち最長6カ月程度】
結論
生姜農家が実践しているような、温度・湿度を厳格に管理された環境下で貯蔵すれば1年ほどは美味しく食べられる。しかし一般家庭では難しいため【温度と乾燥】の2点だけ、細心の注意を払うことを心がけよう。時期や目的(用途)に応じて常温保存、冷蔵保存、冷凍保存、乾燥保存を上手に使い分けられれば完璧だ。
(参考文献)
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