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メロンの旬の時期はいつ?種類ごとの違いや流通量の多い時期も!

メロンの旬の時期はいつ?種類ごとの違いや流通量の多い時期も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年11月25日

皆さんはメロンの旬の時期をご存じだろうか。今回はメロンの旬と種類、産地、流通量を紹介しよう。贈り物として人気の高いメロンは、芳醇な香りと濃厚な甘みが特徴のフルーツだ。日本全国では、さまざまな産地で栽培されているが、その特徴とは?

  

1. メロンの旬はいつ?

メロン
季節としては夏に食べる機会の多いメロンだが、旬の時期はいつなのだろうか。メロンとひとことでいっても、アンデスメロン・クインシーメロン・肥後グリーン・イバラキング・アールスメロンなど、さまざまな種類があって旬の時期が微妙に異なる。メロンは、基本的に春から夏にかけての時期が旬で、4月頃から九州産の出荷が始まる。次いで5月くらいから関東産がスタートし、7月頃から東北・北海道と南から北へリレーしていく。年間でメロンの出荷量が最も多いのは、関東産がピークを迎える6月だ。

2. メロンの種類と旬の時期

メロンスライス
次にメロンの種類と旬の時期を紹介しよう。

夕張メロン

夕張メロンは北海道産のメロンで、正式な品種名は夕張キングという。夕張メロンは商標名で、夕張市で作られたメロン以外は夕張メロンと名乗れない。旬は6~8月下旬にかけての時期だ。

アンデスメロン

アンデスメロンは、「安心ですメロン」を略した名前のメロンだ。外観や味は後述するアールスメロンに似ており、比較的手頃な価格で人気の高い品種である。茨城県産と熊本県産があり、旬は茨城県が5~7月、熊本県が4~5月にかけての時期だ。

プリンスメロン

プリンスメロンは元祖大衆メロンの代表だ。高級メロンしかなかった時代に、手頃な価格で購入できるうえ、美味しいメロンとして人気を集めた品種である。産地は茨城県や熊本県で、旬は4~5月にかけての時期だ。

クラウンメロン

クラウンメロンは静岡県で栽培されており、ブランドメロンなので価格は高めだ。改良を重ねて、20種類もの品種が季節に応じて栽培されている。1年中の栽培が可能で旬は通年だ。

ルピアレッド

北海道や茨城県が産地のルピアレッドは赤肉で糖度が高く、ジューシーかつまろやかな口当たりだ。また皮の網目が細かいのも特徴のひとつ。旬は北海道が7~8月、茨城県が4~5月にかけての時期だ。

クインシーメロン

クインシーメロンは女王のクイーンと健康のヘルシーをかけあわせて名付けられたメロンだ。味はまったりとしていて、コクのある甘みが特徴である。産地は宮崎県で、旬は4~5月にかけての時期だ。

肥後グリーン

肥後グリーンは熊本県オリジナルの品種だ。メロンのなかでとくに糖度が高く、果肉が少し硬いが味はよい。旬は5~6月にかけての時期だ。

オトメメロン

オトメメロンは先述したアンデスメロンに先駆け、4月頃から出荷されるメロンだ。 糖度が高く、さわやかな甘さとホワイトグリーンの果肉が特徴である。産地は茨城県で、旬は4月~5月にかけての時期だ。

アールスメロン

アールスメロンはお中元やお歳暮の定番である高級メロンだ。特徴はジューシーな果肉で、とろけるような香りと甘さが魅力の品種だ。産地は高知県や宮崎県、静岡県、愛知県、茨城県など。旬は宮崎県や静岡県が1~12月と通年で、愛知県が7~8月、茨城県が7~10月にかけての時期だ。

タカミメロン

タカミメロンはラグビーボールの形で網目が細かく、ネットの盛り上がりが薄い品種だ。特徴はさわやかな甘みであり、果肉が緑色で糖度が高い。また果肉がやや硬めで日持ちがよいのも特徴のひとつだ。産地は茨城県で、旬は5~7月にかけての時期だ。

イバラキング

イバラキングは茨城県オリジナルの品種だ。比較的大玉で味が安定しているのが特徴。旬は4~5月にかけての時期だ。

3. メロンの産地と流通量

ハニーデューメロンのカットピース
ここではメロンの産地と流通量を紹介しよう。

1位:茨城県

先述したように茨城県で栽培されているメロンは、アンデスメロン・ルピアレッド・オトメメロン・アールスメロン・タカミメロン・イバラキングなどと品種が多い。その分流通量が多く、日本で第1位だ。とくに出荷量の多い時期は5月と6月である。

2位:熊本県

先述したとおり熊本県で栽培されているメロンの品種は、アンデスメロン・プリンスメロン・肥後グリーンだ。流通量は日本でも第2位で、とくに5月の出荷量が多い。

3位:北海道

北海道で栽培されているメロンは、先述した夕張メロン・ルピアレッドなど。流通量は日本でも第3位で、とくに8月の出荷量が多い。

4. 美味しいメロンの選び方

温室農場で育つメロン
最後に美味しいメロンの選び方を紹介しよう。

形と模様

美味しいメロンを選ぶポイントが形や模様だ。形は均整のとれた球形で、やや縦型がおすすめ。傷みがなくてネットや表面に変色と斑紋(はんもん)、スジが入っていないものを選ぶこと。表面に網目のあるネットメロンの場合、網目が盛り上がっており、均一に張っているものを選ぶようにしよう。品種にもよるが、網目の細かさは生育時の温度に左右されるため、甘みにはあまり影響しないようだ。

大きさや重さ

美味しいメロンを選ぶなら、大玉がおすすめ。 小玉でも手にとってずっしりと重ければ肉厚でジューシーだ。同じ大きさで軽いと、種が多い傾向にある。

食べ頃

食べ頃を見極めるポイントは、香りとやわらかさだ。香りが強くなって、花落ち部と呼ぶメロンの尻の部分をやさしく押し、少しやわらかだったらOK。また表面をポンポンと爪ではじき、高い音がするのは未熟だ。 低くこもった音であれば十分に熟している。
一般的に店で購入してから2~3日後が食べ頃だ。低温で熟成しないため、購入後はすぐに常温で追熟させて、食べるときは2~3時間くらい冷蔵庫で冷やすと美味しく味わえる。 ただし、冷やしすぎると味が落ちるので注意すること。

結論

メロンの旬や品種、その特徴、おもな産地、流通量を紹介した。メロンとひと言でいってもいろいろな種類がある。旬は品種や産地によって異なるが、基本的に春から夏にかけての時期だ。1年を通してメロンを食べたいなら、通年栽培されているクラウンメロンを買うのがおすすめである。
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  • 更新日:

    2021年11月25日

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