いちごの可愛い切り方7選・飾り切りでケーキもデザートも華やかに！

果物の中で高い人気を誇るいちごは、デザートを華やかに彩る食材だ。とちおとめ・あまおう・紅ほっぺなど、いろいろな品種があり、可愛らしい名前がついた飾り切りもたくさんある。まるごと食べることが多いが、飾り切りで楽しむ方法を解説しよう。

いちごの飾り切りのひとつがハートだ。まずヘタを切り取り、ヘタの真下を軸にして斜めに切り込みを入れる。いちごを180度回転させ、同じように切り込みを入れる。切り込んだ部分を横に向け、縦2～4等分に切ればよい。

リボンの切り方は、いちごのヘタを切り取って3等分に切る。真ん中を半分に切る。あとはリボンのように組み合わせれば完成だ。バランスをみて、下のいちごを短くするとかわいくなる。

いちごのヘタは取らずに下にしておく。下から約5mmまで端から2～3mmに切り込みを入れ、少しずつずらして広げれば、スライス切りの完成だ。

花びら切りはひな祭りのようなイベントのときにおすすめの切り方だ。方法はいちごのヘタを切り取り、とった部分をV字になるよう、切り込みを入れて取りのぞく。V字を横になるようにおいて縦に3等分に切る。端の2枚をハートに、真ん中の1枚を花びらに使う。花びら5枚を桜のように合わせれば完成だ。

いちごのヘタの方を薄く切り下側にする。真ん中より少し上のほうから中心まで、V字の切り込みを少しずつ一周入れれば完成だ。

いちごのヘタを切り落とす。縦半分に切って薄切りにする。少しずつずらしながら並べて、端から巻けば完成だ。

サンタ風はクリスマスにおすすめの切り方だ。いちごのヘタを切り取る。ヘタの部分から2/3くらいのところを切る。ヘタを下にして、切り口にホイップした生クリームを絞ってはさむ。上にもクリームを直径5mmくらい絞って帽子を作る。チョコレートペンで目とボタンを描けば完成だ。

そのままでも十分に可愛いいちごだが、ここでは目的に合わせたいちごの切り方を紹介しよう。

スポンジケーキを焼くときに使うケーキ型の底板をおく。いちごのヘタを切り落として縦半分に切るが、厚さは好みでOK。切り方は、いちごに包丁の刃をあてて平行にスライスすればよい。多めに切って、揃っているものを選ぶ。あとはスポンジケーキにのせれば完成だ。切り方は横半分に切っても構わない。

いちごのヘタを切り落とし、包丁で縦4～5等分にカットすればOK。タルトにのせるときは、大きないちごを外側からおいていく。一周したらその内側にいちごをのせていくのを繰り返せばよい。

離乳食が進むと赤ちゃんの手づかみ食べが始まるが、こぼして洋服を汚したりと、手間がかかって大変だと感じている人もいるだろう。離乳食のいちごの切り方は9～11ヶ月頃の離乳後期であればヘタを切り落とし、1cmほどの角切りがおすすめだ。1歳～1歳半の離乳完了期であればヘタを切り落とし、歯茎でかめる程度の4等分くらいの薄切りがおすすめだ。

いちごのヘタを切り落とし、6等分に切ればOK。キウイやバナナなど、ほかのフルーツを加えるときは、いちごと同じ大きさに切ると見ためがキレイだ。

最後にいちごのサンドイッチやロールケーキの上手な切り方を紹介しよう。

いちごが手軽に買える春になると、ぜひ作ってもらいたいのが真っ白な食パンに、赤いいちごが映えてキレイなフルーツサンドだ。いちごはヘタを切り落としておく。パンにホイップクリームをぬったら、四隅に1つずついちごを横向きに並べ、中央にも1ついちごを立ててのせる。ホイップクリームをたっぷりとのせ、パンで挟んでラップで包む。冷蔵庫で少し休ませる。切り方はラップに包んだまま、対角線上にカットする。キレイに切るコツは、よく切れる包丁を使って何度も行き来せず、なるべく一気に引く感じで切ることだ。4つに切ったら、ラップを外してお皿に並べよう。

いちごはヘタを切り落としたら半量をみじん切りにし、残りを1/4にカットする。ホイップクリームをぬった生地の上にいちごを散らす。生地を巻いたら冷蔵庫で冷やしておく。冷えた状態で包丁を入れると、切りやすく形が崩れにくいのだ。さらに温めた包丁を使うと、冷えたクリームをほどよく溶かすので、スムーズにロールケーキが切れる。方法は包丁を約45℃のお湯に刃がほんのり温かくなるまで浸す。あとは乾いた布で水分を拭き取り、ロールケーキに垂直に刃を入れ、力を入れずに前後に動かすとキレイに切れる。一切れごとに、包丁についたクリームをふきんで拭き取ることもポイントだ。

ハートやチューリップ、バラなど、いちごのいろいろな切り方を紹介した。いちごはヘタを切り落とし、水洗いしてそのまま食べるという人が多いようだ。もしケーキを作ることがあれば、飾り切りをして可愛らしくデコレーションしてみてはいかがだろうか。