目次
1. レープクーヘンはスパイスが効いたドイツのお菓子

レープクーヘンと聞いてもなかなかどんなお菓子なのか想像できない人もいるだろう。レープクーヘンとは、ドイツではクリスマスに食べられたり飾られたりする伝統的なクッキーだ。レープクーヘンは、はちみつやスパイスをたっぷり使った味わいで、甘いだけではなくスパイシーさも兼ね備えたお菓子だ。
レープクーヘンの名前の由来や歴史とは?
レープクーヘンは、もともとベルギーのドイツの国境の街であるアーヘンの人たちによって継承され歴史とともに変化していったといわれている。そんなレープクーヘンはフランク地方にある修道院に渡り、修道士たちのおやつとして食べられていたのが始まりだ。また、レープクーヘンという名前にはさまざまな説があり、語源を元に生命のケーキと訳したり、ラテン語でパンケーキや捧げ物のケーキを意味するリーブムが語源になっているという説がある。
2. お菓子の家にもチャレンジ!レープクーヘンの作り方

ヘンゼルとグレーテルの童話で有名になったお菓子の家もレープクーヘンで作られているという。見て楽しい食べて美味しい夢のようなレープクーヘンと作り方を紹介しよう。
材料
レープクーヘンに使う材料は、無塩バター、上白糖、はちみつ、卵黄、薄力粉、シナモンパウダーだ。よりスパイシーで本格的な仕上がりにしたい場合は、ナツメグやジンジャーなどさまざまなスパイスを加えてみるのもいいだろう。
作り方
生地の作り方は、基本のクッキーの作り方と同じだ。上白糖とはちみつ、卵黄をよく混ぜてふるった薄力粉を加えてさっくり混ぜ合わせる。生地をまとめてラップで包み冷蔵庫で寝かせたら、生地をのばして好きな形に生地をかたどる。この時、お菓子の家を作る場合は、家を作るのに必要なパーツをかたどっていこう。あとは、150℃のオーブンで15分ほど焼いたら完成だ。さらによりオシャレに仕上げる場合は、アイシングなどを行ってクッキーを飾り付けてみよう。
美味しく作るポイント
美味しく作るポイントは、使うスパイスを自分好みの物にすることだ。基本はシナモンだけで作れるので、スパイスが苦手な人はシナモンのみで作るのがおすすめだ。また、生地にライ麦を使うとより濃い色に仕上がるので、見た目が美しくなる。作ったレープクーヘンは、だいたい3~4週間ほど保存が可能だ。
3. 食べ過ぎ注意!市販のおすすめレープクーヘン2選

レープクーヘンは市販でも販売しているので、本格的な味わいを手軽に楽しんでみたい人におすすめだ。通販で購入できるものもあるので、要チェックだ。
ハッツェル「ハンドゲマハト エリーゼン レープクーヘン」
本場ドイツのレ―プクーヘンを味わえるのが、このハンドゲマハト エリーゼン レープクーヘンだ。1928年に創業されたパン屋が作る本場のレープクーヘンは、創業以来のレシピで作られており、自宅にいながら本場ドイツの味をネット注文で堪能できる。
株式会社ドイツセンター 「レープクーヘンスター」
星形がかわいらしいレープクーヘンで、チョコかけと砂糖かけの2種類が楽しめる商品。ドイツセンターではこのほかにもさまざまなタイプのレ―プクーヘンを販売しており、クリスマスの雰囲気をより楽しみたい人におすすめだ。
4. ドイツ現地のレープクーヘンは飾り用もある

ドイツでは、レープクーヘンはクリスマスの飾り用としても使われており、クリスマスマーケットの定番でもある。レ―プクーヘンは、もともと賞味期限が長いお菓子であることでも有名だ。もともと修道院の保存食としても貯蔵されており、賞味期限も1年以上になるものもあるのが特徴だ。レ―プクーヘンを飾りとして使用する場合は、できるだけ余計な物を入れず固めに焼き上げるのがポイントだ。また、アイシングなどの飾りを施すと湿度や温度によって溶けてしまうことがあるので、注意しよう。
結論
レープクーヘンはクリスマスを彩るドイツの伝統菓子だ。レープクーヘンは食べられる上にお菓子の家やオーナメントなど飾りとしても使用できるので、クリスマスを盛り上げてくれることだろう。作り方も簡単なので、クリスマスのお菓子として手作りしてみるのもおすすめだ。
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