目次
- 奈良漬:きゅうり、メロン、すいか、白瓜
- しょうが漬:冬瓜、はぐら瓜、白瓜
- 浅漬け:きゅうり
- ぬか漬け:きゅうり
- しょうゆ漬け:白瓜
- すいか
- メロン
- 隼人瓜
- はぐら瓜
- かも瓜
- 玉造黒門越瓜
- きゅうり
- ゴーヤ
- メロン
- ズッキーニ
1. 夏が旬の野菜!瓜の種類と特徴

瓜科の食べ物というと、皆さんはどういった食材を思い浮かべるだろうか?あまり知られていないが、瓜科にはいろいろな種類がある。
白瓜
最近スーパーで出まわっているのが、白瓜だ。マクワウリの変種といわれており、薄い黄緑色が特徴のひとつ。熟すと皮が白くなるため、白瓜と呼ばれている。形はふっくらとしたナスに似ており、きゅうりと比較すると香りが弱くて水分が少なめだ。
隼人瓜
隼人瓜(はやとうり)は1株で100~200個くらいとれるため、千成(せんなり)という別名をもつ。皮の表面が少しデコボコしており、浅い溝があるのが特徴だ。原産地はアメリカで、大正時代に鹿児島に導入されたため、薩摩隼人にちなんで隼人瓜と命名された。
はぐら瓜
はぐら瓜は長さが約20~40cmで、果皮は緑色だ。その緑が淡い緑の白系と濃い青系があり、細いシマがあるのも特徴のひとつ。ほかの瓜と比べると、熟しても甘みがなく淡白な味わいだ。肉質は冬瓜よりしっとりとやわらかで、酢の物や浅漬けのような料理に向いている。
モーウイ
モーウイは中国の南部地方や沖縄で栽培されているきゅうりの一種だ。沖縄の方言でモーは野原や毛を意味し、ウイは瓜を指す。見ためはずんぐりとしており、果実の大きさは長さ30cmほど、重さ約1.2kg、直径10cmくらいだ。果皮は赤茶色で表面に細かな網目の模様がある。
冬瓜
冬瓜の旬は夏だが、名前に冬とつくのは冷暗所で保存しておくと、冬までもつからだ。特徴はずっしりと重みがあり、丸形・円筒形・楕円形といった種類がある。完熟のサインは皮全体に粉を吹いているものだ。
2. 瓜科の種類は漢字で一目瞭然!意外な瓜の仲間

ここでは漢字にすると瓜科の仲間とわかる食材の種類を紹介しよう。
きゅうり「胡瓜」
きゅうりはみずみずしい食感が特徴のひとつで、酢の物や漬物、サラダにおすすめの食材だ。選び方のポイントは緑色が鮮やかで、持つとハリや弾力性があって重量感があるものがおすすめ。イボはチクチクと痛いくらいが新鮮だ。
かぼちゃ「南瓜」
かぼちゃは縦に深い溝入りの日本かぼちゃや、表面の溝がなくなめらかな西洋かぼちゃがおもな品種だ。日本かぼちゃは水分が多くて淡泊な味わいが特徴のひとつ。西洋かぼちゃは粉質でホクホクとしており、甘みが強い。
すいか「西瓜」
すいかは緑色の玉に濃い緑色の縦縞が入っているのが特徴だ。中には薄緑色のすいかや、黒に近い深緑色のすいかもある。まん丸な玉形のほかに、楕円形もあり、欧米では楕円形が主流だ。
ゴーヤ「苦瓜」
別名にがうりと呼ばれるゴーヤは、さわやかな苦みが特徴の野菜だ。調理前に水にさらして塩もみし、さっと茹でると苦みや独特の青臭さが軽減される。選び方のポイントは表面のこぶ状の突起に張りがあり、かたくて潰れていないものがおすすめ。また皮の色が鮮やかなものが新鮮で良質なゴーヤだ。
メロン「甜瓜」
メロンは温室メロン・マクワ型メロン・マクワウリ・ハウスメロンに大別される。温室メロンは高級ネットメロンで、ハウスメロンはネット系とノーネット系がある。マクワ型メロンは栽培しやすいため家庭菜園向きだ。マクワウリは古来の栽培種を基本にしたメロンである。
ズッキーニ「つるなし南瓜」
ズッキーニはかぼちゃの仲間であるペポ種のひとつで、つるとして伸びないため、つるなし南瓜とも呼ばれる。もともとはきゅうりのように緑色で長形だったが、近年は球形や黄色のように形や色の異なる新品種が出まわるようになった。
3. 特徴別の瓜の種類一覧

最後に特徴別の瓜の種類を紹介しよう。
漬物にする瓜の種類
漬物に使われる瓜の種類と漬物名を紹介する。漬物に使われる瓜の種類は冬瓜・はぐら瓜・白瓜・きゅうり・すいか・メロンなど。
甘い瓜の種類
甘い瓜の種類を紹介しよう。
緑の瓜の種類
緑の瓜の種類を紹介する。
結論
瓜の種類とそれぞれの特徴を紹介した。きゅうりやメロン、すいか、ゴーヤなどはなじみのある食材であっても、瓜科の種類とは知らなかったという人もいるだろう。また隼人瓜やモーウイ、はぐら瓜という食材を初めて知ったという人もいるのでは? 瓜にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴もさまざまだ。
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