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びわ

びわの旬はいつ?産地や品種ごとに注目!美味しい保存法も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年12月13日

びわを見かけると夏が近いなと感じる人も多いことであろう。確かに本来の旬は初夏である。しかし、ハウス栽培のびわが登場したことで、旬が一律ではなくなってきた。今回は、そんなびわの旬を徹底解説していこう。産地や品種ごとに旬に違うのか、詳しく確認していきたい。

  

1. びわの旬はいつ?基本情報を押さえよう

びわの木
まずはびわはどんな果物なのか、そして一般的な旬について基礎を学んでいこう。

びわの基本情報

中国原産で、日本にも自生していたとされるびわ。子どもの頃、木になるびわを見たことがあるという人もいるかもしれない。本格的な栽培がスタートしたのは、江戸時代になってからだ。当時は実を食べるよりは、食中毒予防の効果があるとされており、葉が珍重されていた。煎じて飲まれていたようだ。
オレンジ色の見た目からもわかるように、果物でありながらカロテンが多く含まれている。甘みが強く、旬のものはとてもジューシーだ。
痛みやすいこともあり、いまでは季節を感じさせる高級フルーツのひとつとして数えられている。

びわの旬と言われる時期は?

出荷が多くなるのは3月からで、5~6月にピークを迎える。ただ、昨今では1月からハウス栽培ものを見かけることもある。

2. びわの旬は産地によって違う?

びわの木
びわの産地として知られているのが、長崎県と千葉県だ。それぞれ、旬の時期について解説していこう。

生産量1位:長崎県の場合

国内生産量1位を誇る長崎県で栽培されている代表的な品種は、茂木びわだ。江戸時代から栽培されている、歴史のある品種でもある。そのほか、長崎早生、なつたより、涼風などがある。
長崎県のハウス栽培のびわが旬を迎えるのは、2月。主力品種は長崎早生で出荷も3月頃である。
対して長崎県の露地もののびわの旬は5~6月だ。主力品種は茂木びわをはじめ、なつたよりなどがある。

生産量2位:千葉県の場合

国内生産量2位の千葉県で栽培されているびわは、房州びわと呼ばれている。こちらも江戸時代から栽培が行われている、歴史のある生産地だ。
千葉県のハウス栽培のびわが旬を迎えるのは、4月下旬~5月下旬だ。主力品種は富房、瑞穂、房光、希房などだ。
対して千葉県の露地もののびわの旬は、5~6月だ。主力品種としては大房や田中がある。

3. びわの旬は品種によって違う?

びわ
ここからは、びわの代表的な品種の基本情報を紐解きながら、その旬について解説していこう。

茂木びわ

長崎県茂木地区で江戸時代から栽培されているのが、茂木びわだ。海岸線に広がる段々畑一面に育てられるため、それぞれの木にたっぷりと日光が当たる。これが強い甘みを引き出す秘訣だ。大きさは40~50gと小ぶり。露地栽培が主流で、その旬は5月下旬~6月中旬。ハウス栽培は4月下旬~5月中旬だ。

長崎早生

長崎県産のハウス栽培のメインになる品種が、長崎早生だ。寒さに強く、気候によっては1月に収穫されることもあるという。形や味わいは茂木びわに似ていて、大きさも同じくらい。果肉が柔らかく、ジューシーなところが特徴だ。ハウス栽培の旬は3月~5月上旬と長く、露地栽培ものは5月のみと短めだ。

涼峰

涼峰は2005年に登録、公表された比較的新しい品種だ。長崎県の果樹試験場で楠と茂木を交配して誕生したもので、大きな果実と早熟が特徴である。果肉が柔らかで果汁が多く、口に入れると崩れるほど。出回ることがまだ少ない希少なびわともいえそうだ。露地栽培が主流で、その旬は5月中旬である。

なつたより

なつたよりも2009年に品種登録された新しい品種だ。長崎早生と福原早生を交配した品種で、大きな果実と柔らかでジューシーな果肉が特徴である。ほかの品種と比べて、果実が丸みを帯びている。現在、長崎市内では、露地栽培の優良品種として植え替えが進んでいるそうだ。露地栽培が主流で、その旬は5月中旬~下旬。

涼風

茂木びわを親に、別のびわを交配させた品種でこちらも長崎果樹試験場生まれの品種だ。糖度が高く、果汁も多めで卵型の大きな果実が特徴である。ハウス栽培の旬は4月中旬~5月中旬、露地栽培の旬は5月下旬~6月中旬だ。

希房

ぶどうなど、ほかのタネなし果実にも活用されている三倍体利用技術を応用し、世界で初めて誕生したタネなしのびわが希房である。千葉県産の代表的な品種田中を母に、長崎早生を父に持つ品種で、2006年に品種登録がされた。柔らかな果肉でジューシーなところが特徴。5月下旬が旬である。

4. 旬のびわの美味しさをそのまま保存するには

びわジャム
びわは繊細なフルーツなので、保存には注意が必要である。またびわは追熟の必要がない、すなわち採れたてが一番美味しいフルーツである。ここでは美味しく食べる方法と、美味しさをキープする保存方法について学んでいこう。

常温保存が基本!冷凍も可

びわは、非常にデリケートなフルーツである。皮が柔らかく、傷がつきやすいため、慎重に扱う必要がある。びわの生まれ故郷は温暖な地域なので、冷蔵庫に入れると冷えすぎて低温障害を起こしたり、甘みが感じにくくなったりする。このため、購入後はすみやかに食べる、または常温で保存するのがおすすめだ。ひんやりしたびわを食べたいということであれば、食べる1時間くらい前に冷蔵庫に入れるといい。
購入後は直射日光が当たらない、風通しのいい場所に保管し、2日くらいのうちに食べ切るのがベストだ。傷がついているものは、そこから腐敗や劣化が始まるので、早めに食べるかジャムなどに加工するといい。
また大量にびわをもらったという場合は、冷凍保存することもできる。1つ1つキッチンペーパーに包んで、タッパーなどに立てて入れ、潰れないよう工夫をして冷凍するといい。食べるときは、半解凍でシャーベットのようにしてもいい。冷凍したものは、さっと水に通すと皮が非常にむきやすい。

調理して長期保存も可能

大量に手に入れた場合は、コンポートやジャムにして長期保存するのもいいだろう。この場合は、煮沸消毒した清潔な瓶で保存することが重要だ。
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結論

びわの旬は、春から初夏にかけて。春先1番に出るのは、主にハウス栽培のものである。5月中旬以降になると露地ものが登場し始める。長崎県と千葉県からの出荷量が多く、それぞれ続々と新しい品種が誕生している。大きさや味わいも異なるで、旬の時期に食べ比べてみるのもいいかもしれない。
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  • 更新日:

    2021年12月13日

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