1. みかんはどのくらい保存できる?
みかんは基本的に冬の寒い時期に食べることが多く、寒いからといってしっかりとした保存をしない方が多いのではないだろうか。ここでは、常温・冷蔵・冷凍の保存期間やみかんに適した保存方法を紹介しよう。
保存期間は保存方法によって異なる
みかんの保存期間は、保存方法によって異なる。常温で約1~2週間・冷蔵で約2~4週間・冷凍で約1ヶ月が目安だ。
どんな保存方法がおすすめ?
みかんの保存に適した温度は5~8℃で、冬場は暖房の効いていない部屋であれば3週間ほど保存が可能だ。また夏場は、常温保存ができないので冷蔵か冷凍保存が基本になる。みかんは冷蔵や冷凍をしても美味しく食べることができるのでおすすめだ。
2. みかんを保存するコツ
みかんはヘタが1番固くて丈夫なため、下に向けて保存することで圧力からの変形を避けることができる。また、常温保存でカビの発生を抑える効果がある。少し手間だが長持ちさせられるので、ヘタを下に向けて保存するようにしよう。
3. みかんの保存方法
みかんは常温で保存も可能だが、冷蔵や冷凍で保存したほうが長持ちする。ここでは、各保存方法を詳しく見ていこう。
みかんの常温保存方法
みかんを常温保存する場合は、上記で紹介したように冬場は暖房の効いていない部屋で、ヘタを下にして保存するのが重要だ。また、ネットや箱に入っているものは一旦取り出して、傷んでいるものがないかチェックしよう。傷んでいるものがあると、周りのみかんも傷んでしまうので注意が必要だ。
【箱みかんの保存方法】
段ボールのような箱でみかんを保存する場合は、傷んでいるものがないかチェックしてから、箱の中に新聞紙を敷く。そのあとに、上にあったみかんから順番に箱の中に戻すようにする。戻し終わったら新聞紙をかぶせて、箱のふたは開けたまま冷暗所で保存するのがよい。
みかんの冷蔵保存方法
みかんを冷蔵庫で保存する場合は乾燥を防ぐために、ポリ袋に入れる。ヘタを下に向けた状態で冷蔵庫の野菜室で保存するようにしよう。
みかんの冷凍保存方法
みかんの冷凍保存方法は、皮付きのまま水に濡らしてアルミトレイの上にみかんを置いて、冷凍庫で半日~1日ほど凍らせよう。凍ったらもう一度冷水にくぐらせて、水気は拭き取らずにトレイに並べて再び凍らせる。凍ったら今度は小分けにして袋に入れて冷凍庫で保存しよう。氷の膜を表面に作ることで乾燥を防ぎ、長期保存が可能になる。
4. 美味しいみかんを選ぶコツ
ここまでみかんの保存方法を紹介してきたが、ここでは美味しいみかんの選び方を紹介しよう。みかんは少し小ぶりで平べったいものが美味しいといわれている。またヘタが小さくて黄緑色のものを選ぶのがよいだろう。ヘタが取れているみかんは、収穫してから時間が経っているものなので避けるのが無難だ。
結論
みかんは常温で保存することも可能だが、基本的には涼しいところで保存するのが望ましい。そのため、冬場以外は、なるべく冷蔵か冷凍で保存するようにしよう。また、変形を防ぐためにヘタを下に向けるのも長持ちさせるコツだ。この記事を読んでみかんを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
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