目次
1. どんな種類がある?板こんにゃくの切り方

こんにゃくは切り方によって、手綱こんにゃくやちぎりこんにゃくなどさまざまな名前がある。ここでは、こんにゃくの切り方の種類を見ていこう。
手綱こんにゃく
手綱こんにゃくは、板こんにゃくを1cmほどの厚さの短冊切りにする。そのあと、上半分だけに切り込みを入れ、反対側を切り込みの中に通したら完成だ。おせち料理によく使われる切り方。
ちぎりこんにゃく
ちぎりこんにゃくは一口大の大きさに手やスプーンなどで、乱切りした切り方だ。断面が大きいく味が染みやすいため、煮物に向いている。
こんにゃくの千切り
こんにゃくの千切りは板こんにゃくに対して斜めに包丁を入れて切る。そのあと、形を崩さずに反対から斜めに包丁を入れたら、簡単に千切りのこんにゃくができる。千切りこんにゃくは、肉じゃがや、きんぴらなどの料理に向いている。
隠し包丁の入れ方
隠し包丁の入れ方は、板こんにゃくの表面を細かく切る。そのあと、板こんにゃくを使いたい大きさにカットしたら完成だ。大きいままで使うおでんに向いている。
2. 料理に合わせたこんにゃくの切り方

こんにゃくの切り方の種類が分かったところで、今度は料理ごとに合わせた切り方を見ていこう。
豚汁のこんにゃくの切り方
豚汁で使うこんにゃくは縦半分に切って、短冊切りにした切り方がおすすめだ。ほかの食材と大きさが同じぐらいになるので食べやすい。
煮物のこんにゃくの切り方
煮物で使うこんにゃくは千切りや手綱こんにゃくががおすすめだ。味が染みやすいので、お煮しめや、肉じゃがなどに向いている。
おでんのこんにゃくの切り方
おでんをするときは、隠し包丁がおすすめだ。かき混ぜることの多い料理だと表面がはがれてしまうが、ゆっくりと煮込むおでんならキレイでよく味が染み込む。
すき焼きのこんにゃくの切り方
すき焼きに使うこんにゃくなら、千切りがおすすめだ。味が染みやすく肉と一緒に食べることができる。
焼肉のこんにゃくの切り方
こんにゃくを焼肉にするなら、好みの大きさにカットして隠し包丁を入れるのがおすすめだ。タレもからみやすい。
たこ焼きのこんにゃくの切り方
タコ焼きに使うこんにゃくの切り方は、角切りがおすすめだ。好みの大きさでタコの代わりにタコ焼きに入れよう。
鍋のこんにゃくの切り方
鍋に入れるこんにゃくは、ちぎりこんにゃくがおすすめだ。もつ鍋に入れると、味が染み込んでより美味しくなる。
3. 刺身こんにゃくの上手な切り方

刺身こんにゃくは切り方によって透明感や食感に違いがでる。おすすめの切り方は削ぎ切りだ。しっかりとこんにゃくを洗い、横半分に刺身こんにゃくを切る。切ったものをさらに半分にし、削ぐように包丁を入れたら完成だ。酢味噌や醤油で食べるのがよいだろう。
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4. 高齢者や子供向けのこんにゃくの切り方

高齢者や子どもはこんにゃくを噛み切るのが大変なため、大きく切るのは避けたほうがよい。料理に使う際は誤飲したときに喉に詰まらないように、小さく切るのがおすすめだ。
結論
こんにゃくには、手綱こんにゃくやちぎりこんにゃくなどさまざまな切り方がある。また、切り方によって相性のよい料理があるので、用途に合わせて切り方を変えるのがおすすめだ。この記事を読んで、こんにゃくを切る際の参考にしてはいかがだろうか。
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