1. 里芋を茹でる前の下処理
里芋を茹でる前には、正しい下処理をしておく必要がある。基本の里芋の下処理方法をチェックしてみよう。
たわしで里芋をよく洗う
里芋は泥が多くついている野菜だ。そのため、まずはたわしを使って水でしっかり里芋を洗うことが大切になる。
皮を剥く
里芋は水分が残っていると、剥きにくくなるので、洗った後はしっかりと水分を取ってから皮を剥くのがおすすめだ。里芋の両端を包丁で切り落とし、周りの皮を剥いていく。里芋は、皮を剥いてから茹でるとぬめりを綺麗に取り除くことができる。
ぬめりを取りたい場合は塩もみする
里芋のぬめりが気になる場合は、塩もみをしてから茹でるのがおすすめだ。ぬめりを取ってから茹でると、茹でて炒る間に吹きこぼれることがなくなる。また、里芋の皮をそのままで茹でる場合は、塩もみの必要はない。
2. 里芋の茹で方
里芋の皮を剥いてから下茹でする方法を紹介する。
鍋に里芋がつかるくらいの水を入れ、里芋を茹でる
里芋を鍋に入れたら、里芋にかぶるぐらいの水を入れて里芋を茹でる。
茹で時間
皮を剥いた里芋の場合は、茹で時間は10~15分だ。また、冷凍の里芋の場合は、耐熱容器に里芋と水を入れてラップをせずに3分加熱し、さらに里芋をひっくり返して2分加熱しよう。
ざるにあけて水気を切る
里芋に竹串がすっと通るようになったら、ざるにあけて水気を切っておく。
3. 里芋をそのまま茹でる場合
里芋を皮付きのまま茹でる方法を紹介する。皮付きのままで下茹ですると、ぬめりが残りやすく、里芋の味をしっかりと感じられる仕上がりになる。また皮を剥いた場合は、ぬめりが少ない仕上がりになるのだ。
皮に切り込みを入れる
皮つきのまま茹でる場合は、里芋の皮に切れ目を入れておく必要がある。切れ目は里芋の表面にぐるっと一周分入れるといいだろう。そうすることで、茹でた後に皮が剥きやすくなる。
鍋に里芋がつかるくらいの水を入れ、里芋を茹でる
鍋に里芋を入れて、里芋がつかるくらいの水を入れてから里芋を茹でるようにしよう。
茹で時間
里芋の茹で時間は、10~15分ほどだ。竹串が通ったら、茹で上がったサインになる。
ざるにあけて水気を切る
茹でた里芋は、ざるにあけて水気を切っておく。
皮を剥く
茹でた里芋が触れるくらい冷めたら、皮の両端を手で引くと、切れ目から皮を簡単に剥くことができる。
4. 電子レンジで里芋を簡単に茹でる方法
里芋は、電子レンジで簡単に茹でることも可能だ。電子レンジでを使うことで、簡単に里芋を茹でることができるだろう。
里芋に切り込みを入れる
里芋を皮つきで茹でる場合と同じく、皮を剥きやすくするために、里芋の表面に切り込みを入れる。
電子レンジで加熱する
耐熱皿に里芋を並べたら、水とラップをかけて600Wで4~5分加熱する。
皮を剥く
皮つきで茹でた里芋と同じく、切れ込みが入っているので、簡単に里芋の皮を剥くことができる。
茹でた里芋との出来上がりの違い
茹でた里芋とレンジで加熱した里芋は、茹でた方が表面がつるっとした仕上がりになっている。また、食感も茹でた方がしっとりとしているのに対して、レンジで加熱した里芋は食感にムラがある場合がある。つまり、里芋の食感を活かしたいのなら茹でる方法がおすすめだ。
結論
里芋は皮を剥いた状態でも皮つきのままでも茹でることができる。皮の有無でぬめり具合が違ってくるので、お好みの食感に合わせて茹で方を変えてみるのもいいだろう。また、里芋は電子レンジで加熱することも可能なので、調理時間に合わせて茹で方を変えてみるのもおすすめだ。
この記事もCheck!