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きんかん

食用の金柑の種類とは?大実や栽培におすすめの苗木も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2022年1月 6日

皮ごと生で食べたり甘露煮にしてお節料理に登場したりと、金柑は独特の存在感がある果物である。酸味や苦味が魅力の金柑、小粒で美しい色を特徴としている。その金柑にはいくつかの種類があるのをご存じだろうか。本記事では金柑の種類について育て方も含めて説明する。

  

1. 食用のおすすめ金柑の種類と特徴

金柑
金柑はミカン科キンカン属の柑橘類で、ヒメタチバナの別名がある。金柑の品種には、食用と盆栽などの観賞用が存在する。初夏に花を咲かせる金柑は晩秋に丸い実をつける。甘さと苦み、そして酸味を有する金柑は、生食や甘露煮として食されることが多い。その金柑の代表的な種類を見ていこう。

たまたま

金柑の生産日本一を誇る宮崎県で生産されるたまたまは、完熟の金柑として知られている。生食を目的に栽培されるたまたまは甘みが強く、その糖度は16度以上もある。手間をかけて作られるため、金柑のエリートとも言われる。1月15日以降に収穫が解禁され、旬を迎える金柑である。

ぷちまる

種がなく果皮まで甘みがある品種がぷちまるである。1990年代に農水省の果樹試験場によって誕生したぷちまるは、果汁の量がやや少なめではあるものの柔らかい果肉と甘い果皮を特徴とする品種である。通常の金柑よりわずかに小さい。

ネイハキンカン

ネイハキンカンは寧波金柑と書き、明和金柑の別称もある。明和年間に栽培が始まったのが名の由来である。ネイハキンカンは金柑市場の主流を占める品種であり、品質は良好で酸味は少なめである。直径3cmほどの球形や楕円形、重さは12g前後である。

ナガキンカン

ナガキンカンはナガミキンカンとも呼ばれている。その名の通り縦に長く3cmほどの大きさになる。酸味が強いナガキンカンは、江戸時代初期に日本に伝わったといわれている。

マルキンカン

中国原産金柑の中で、最も早く日本に到来したのがマルキンカンである。14世紀に日本に到達したマルキンカンはマルミキンカンとも呼ばれている。球形で重さは7g前後と小さめである。酸味が強いという特徴があり、現在は栽培が少ない。

2. 果実が大きい!大実金柑の種類

金柑
金柑といえばピンポン玉サイズをイメージすることが多いが、果実が大きい品種も存在する。それが大実金柑と呼ばれるもので、一般的に福寿金柑の名で知られている。通常は大きくても20g弱の金柑の中で、福寿金柑は30gにも育つ大玉である。糖度は12~14度があることが多く、生食にも向いている。もともと縁起物として愛される金柑だけに、大玉の福寿金柑はとくに幸運をもたらすものとして人気があるようだ。香りも強いため、甘露煮やジャムに調理されることも多い。

3. 栽培におすすめの金柑の苗木の種類

キンカンの苗木
柑橘類の中ではサイズが小さい金柑は、家庭で栽培することが可能であるのが嬉しい。金柑には食用と鑑賞用があるため、購入する際には品種の確認が必要である。自宅で楽しむことができる金柑の品種を果樹の特徴も含めて紹介する。

観賞用の金柑の種類

食用に向かず、観賞用として定着している金柑には、マメキンカンやチョウジュキンカンがある。前者は果実が小さいうえに果肉の袋が種でいっぱいであり、可食部分が少ないのが理由である。チョウジュキンカンは酸味が強すぎることから食用とすることを敬遠する向きがある。これらはいずれも、観賞用として販売されていることが多い。

鉢植えで栽培できる金柑の種類

金柑は栽培が難しくないため、家庭で楽しめる果樹代表といわれている。地植えにすると1~2mほどのサイズになる金柑は、鉢植えでも充分に楽しめる。特に寒冷地では鉢植えが推奨されている。いずれの品種も鉢植えは可能だが、食用にしたいのならばぷちまるやネイハキンカンが理想的だろう。

トゲなしの金柑の種類

自宅で金柑を栽培する場合、小さい子供がいるのならばトゲのある品種は避けたいところである。金柑の品種の中で、枝に多くのトゲを生じるのはマルキンカンとマメキンカンである。それ以外の品種はトゲがなく、樹勢が若いときに認められるトゲも成長とともに消えることが多い。

収穫量が多い金柑の種類

数種ある金柑の中で、突出して収穫量が多い品種は存在しないようである。果樹の勢いや土壌、栽培条件などによって収穫量は左右されることが多い。確実に美味しい金柑の実を収穫するためには、夏の摘果が重要とされている。早期に開花した花に着果させることが、確実に美味しい金柑を収穫する秘訣となる。

結論

柑橘類の中ではサイズが小さめの金柑。その種類は思いのほか多く、それぞれの特徴が際立っている。酸味と甘み、そして苦味が特徴の金柑であるが、種類によってそのバランスが異なることが多い。サイズや形状も多々あり、用途に応じてその特徴を生かして美味しく食べたい。縁起物としても愛される金柑、自宅での栽培も決して難しくない。自家製の金柑でその美味しさを味わってみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年1月 6日

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