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数の子

数の子の保存方法が知りたい!種類に合わせて期間や方法を押さえよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年1月 3日

数の子は、おせち料理の定番である。自宅で調理するために前もって購入しておいた場合や、数の子が余った場合には、正しい保存方法を知っておくと安心だ。本記事では、数の子の適切な保存方法を紹介する。保存した数の子の塩抜きや味付けの仕方も、あわせて見ていこう。

  

1. 数の子の種類による保存期間の違い

数の子
数の子は、ニシンの卵巣を塩漬けしたものだ。普段の食卓に上がることは多くないが、お正月には欠かせない食材として昔から親しまれてきた。市販の数の子には、一般的な塩漬けのもののほかに、味付けされた状態のものもある。それぞれの特徴や保存期間を紹介しよう。

数の子といえばおせち料理の定番

数の子は、おせち料理のなかでもとくに重要とされる「祝い肴三種」に含まれる。おせち料理は一品ずつに意味や願いが込められている。数の子の親であるニシンには二親という当て字があり、卵も多いことから、子孫繁栄の願いを込めた縁起物として扱われる。

保存期間:塩漬け(塩数の子)の場合

塩漬けされた塩数の子は、おせち料理の材料としても用いられる、一般的な数の子のことである。塩漬けにより保存性が高まるため、賞味期限が長いのが特徴だ。ただし非常に塩辛いため、食べる前に塩抜きが必要である。
保存期間は冷蔵保存で2~3ヵ月が目安となる。商品によっては、半年ほど保存できるものもあるので、市販品は記載の賞味期限を確認しよう。ただし、いずれも塩抜きすると3~4日ほどしか日持ちしなくなるため注意が必要だ。

保存期間:味付けの場合

味付け数の子とは、塩抜き済みの数の子を醤油などで調味したものだ。塩抜きなどの下処理が不要で、そのまま食べられる。ただし、塩数の子と異なり保存性が低いため、賞味期限は短い。保存期間は、市販品の場合は記載の賞味期限が目安となるが、開封後や手作りのものは、冷蔵保存で3~4日ほどである。

2. 数の子の保存方法は?

数の子
数の子は、塩漬けのものと味付けのもので保存期間にかなり差がある。では、どのような方法で保存すればよいのだろうか。

基本は冷蔵で保存

数の子は、塩漬けの場合も味付けの場合も、基本的に冷蔵保存が適している。具体的な方法やコツを見ていこう。

【塩数の子の冷蔵保存方法】

長期保存したい場合は、未開封の状態で冷蔵庫に入れる。ただし、温度差の上下が激しいと数の子の品質に影響するため、冷蔵庫の扉付近は避けよう。

【味付け数の子の冷蔵保存方法】

市販品の場合は、未開封の状態ならそのまま冷蔵庫に入れておけば、記載された賞味期限まで保存できる。ただし、開封すると傷みやすくなるため、1腹ずつラップで包み密閉容器(袋)に入れて冷蔵保存しよう。手作りした場合も同様の方法がおすすめだ。

塩数の子は常温保存も可能

塩数の子をすぐに調理する場合は、数日以内であれば常温保存もできる。そのため、通販では常温発送品として取り扱われる場合もある。ただし、気温の高い場所では傷みやすくなるため、冷暗所などで保存しよう。また、基本的には冷蔵保存が適した食品のため、常温での保存はすぐに使う場合のみに限ったほうがよい。

3. 数の子の冷凍保存は可能?

タッパー
数の子は冷凍保存することもできる。ただし、塩抜きされたものや味付け数の子に限られる。冷蔵保存する場合の注意点や方法を紹介する。

塩抜き前は冷凍保存NG

塩数の子は冷凍保存に向かない。塩抜き前に冷凍すると、数の子の薄皮が弾けて粒がバラバラになってしまう。また、シャーベット状になり粒自体の食感も変わってしまう。数の子ならではのプチプチとした食感が損なわれるため、塩抜き前の冷凍保存は避けよう。

数の子の冷凍保存方法

数の子は、浸け汁と一緒に冷凍すると食感をキープすることができる。そのため、塩抜きして味付けしたものや味付け数の子は冷凍保存が可能だ。数の子は調味液ごと冷凍用保存容器に入れよう。数の子全体が汁に浸かった状態にすることで、乾燥や品質の劣化を予防できる。密閉し冷凍庫に入れておけば、2~3週間保存可能だ。

数の子の解凍方法は

冷凍保存した数の子は、冷蔵庫に移して自然解凍させよう。解凍には15時間ほどかかるため、調理する時間や食べる時間から逆算して冷蔵庫に移しておくとよい。

4. 保存した数の子の塩抜き方法

数の子
塩数の子は、食べる前に塩抜きを行う必要がある。塩抜きの仕方や味付けのコツについて紹介する。

数の子の美味しい塩抜き方法は?

数の子の塩抜きは、塩水を使って行う。真水を使うと浸透の仕組みにより水を吸収しやすくなる。その結果、数の子が水っぽくなり、塩分とともに旨みも抜けてしまうのだ。そこで、塩水を用いれば、塩分がゆっくりと抜けながら旨みや食感をキープできるというわけだ。手順は下記の通りである。
  • 水1Lに塩小さじ1~2杯を目安に食塩水を作る
  • 塩数の子を食塩水に浸け、3~4時間冷蔵庫に置く
  • 食塩水を取り替え、さらに3~4時間浸ける
  • 再度食塩水を取り替え、さらに6~8時間浸ける
  • 数の子を食塩水から取り出し、水切りする
味見をしてみて、ちょうどよい塩加減になっていたら、塩抜き完了だ。塩辛く感じる場合は、浸け時間を長めにしてみよう。

数の子の味付けのコツ

塩抜きした数の子の味付けは、調味液に浸しておくだけでOKだ。調味液は、だし汁に醤油やみりんを加えて煮立たせれば、簡単にできあがる。一晩置いておくと、味がしみて美味しくなる。白だしやめんつゆを使用すると、より簡単に味付けできる。また、数の子を酒に浸してから、白味噌と酒粕を合わせた味噌床に漬けて冷蔵庫で1週間ほど寝かせると、味噌漬けを楽しめる。

結論

ニシンの卵巣である数の子には、保存性の高い塩数の子と、すぐ食べられるが日持ちしない味付け数の子の2種類がある。いずれも基本的には冷蔵保存が適しているが、塩抜きと味付けをしてから調味液ごと冷凍庫に入れることで、保存期間を延ばすこともできる。種類によっても適切な方法や保存期間は異なるため、それぞれに合った方法で保存して最後まで美味しく食べきろう。
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  • 更新日:

    2022年1月 3日

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