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生春巻きとベトナム料理

ベトナム料理の種類とは?日本でも人気のメニューを解説

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2022年1月 7日

エキゾチックでありながら日本人の舌にもなじみやすいベトナム料理は、もはや日本においても市民権を得たといって過言ではないだろう。しかし生春巻きやフォーなど一般的に知られるベトナム料理の数はそれほど多くない。本記事ではベトナム料理の特徴や代表的な料理について詳しく説明する。

  


1. 日本でも人気なベトナム料理の種類

エビと野菜の生春巻き
そもそもベトナム料理とはどんな特徴があるのだろうか。フォーなどよく知られた名前も多いが、これまでベトナム料理には縁がなかったという人もいるだろう。
ベトナムは長らく中国の支配下にあり、19世紀後半からフランスの植民地となった。そのため食文化もこの二国の影響を色濃く受けているといわれている。中国からは蒸したり煮たりという調理法を、フランスからは香辛料を活用する技術を取り入れているのもその特徴のひとつだろう。また南北に細長い形状の国土を反映して、地方によってその特徴も異なる。まずは代表的なベトナム料理のいくつかを説明する。

フォー

ベトナム料理と聞いてまず頭に浮かぶのはフォーだろう。フォーはベトナムの全土で食されている料理である。米粉で作った平打ちの?を鶏や牛のスープに入れて具を加えたものを指す。基本はこのような形でも、地方や家庭によって具や盛り付けが異なる。香草(パクチー)をたっぷりと使ったフォーは日本のラーメンとは似て非なる味わいがあり、あっさりと楽しめるのが特徴である。

バインミー

19世紀後半からフランスに統治されていたベトナムを思わせる料理、それがバインミーである。ベトナムの庶民の味として親しまれるバインミーは、フランスパンにバターやレバーペーストを塗布し、野菜や肉、魚介類を挟んで食べるいわゆるサンドイッチである。香草や魚醤で味付けをするのがベトナム流で、昨今は日本でも人気を誇る。

春巻き

フォーと並んでベトナム料理の中では知名度が高いのが生春巻きである。生春巻きにはエビや野菜が香草をきかせて巻かれていることが多い。またベトナム料理には、揚げた春巻きも存在する。揚げ春巻きには豚肉やタロイモなどが具材として巻かれることが多く、生春巻きとは違う食味を楽しめる。

ブンチャー

ベトナムの北部ハノイで愛される麺料理がブンチャーである。ブンチャーはフォーよりもボリューミーな料理で、つくねなどの肉類に加え、春巻きも具材にして甘めのたれで食べる麺である。スタイルはつけ麺であり、香辛料や辛みも特徴としている。日本でも人気があるのがうなずける要素を備えている。

ミエンガー

ベトナムの麺は、米だけではなく緑豆も原料としたものがある。それがミエンと呼ばれる麺である。透明な麺はいわゆる春雨で、ミエンガーはこれをスープで食べる料理である。鶏肉のだんごを具にすることが多い。

バインセオ

バインセオは、お好み焼きと訳されたりオムレツと評されたり、はたまたクレープと表現されることもある料理である。具材を包む生地は米粉を使用し、ターメリックとココナッツミルクを加えるのが特徴である。具材はもやしなどのたっぷりの野菜、豚肉、魚介類で、香草でアクセントがつけられている。自宅でも作ることができそうな一品といえるだろう。

2. いろいろな定番ベトナム料理の種類

ベトナム料理の鶏肉のフォー
豊富な素材で構成されるベトナム料理。ベトナム料理を食する場合には、選択の幅が広いのも魅力のひとつである。ベトナム料理に使用される麺やスープなどのそれぞれのカテゴリーから、代表的なものの特徴や魅力をお伝えする。

ベトナム料理の麺の種類

ベトナム料理の麺といえばフォーがよく知られているが、同じく米粉から作る麺にはブンやフーティウがある。ブンは押し出して生成する麺で、縮れているものもあり太さもさまざまである。フーティウは乾麺であるため歯ごたえのよさが魅力的だ。緑豆を原料とするミエン、タピオカの粉を使用するバイン・カン、サトウキビを加えるバインダーなどなど、ベトナムの風土が生み出すさまざまな面が存在するのである。

ベトナムのスープの種類

ベトナム料理はバラエティ豊かなスープも有名である。スープにはとろみがついたスップ、とろみなしのカンに大別される。いずれも魚介類や肉、野菜がふんだんに使われることが多いが、スップのほうが高級感があり、カンは日常的に主食とともに食べるスープといわれている。ベトナムらしさを求めるのならば、パイナップルの甘酸っぱさが特徴のカインチュアや魚介類たっぷりのスップハイサーンなどがおすすめだ。

ベトナムの肉料理の種類

ベトナム料理では牛肉、豚肉、鶏肉のいずれも使用される。ボーと呼ばれる牛肉は焼肉にされたりフォーの上に具材として乗せられることも多い。豚肉の使用度も非常に高く、フォーの具材、ココナッツで煮込んだ豚の角煮(ティッ・コー・チュン)や肉団子などがある。鶏肉は茹でてサラダにしたり、レモングラスと組み合わせて炒めたりする。いずれも香辛料や香草を利かせて食べることが多い。

ベトナムの主食の種類

麺類のメニューが多いベトナム料理であるが、主食は米である。しかし日本の米とは特徴が異なり、ベトナムの米はインディカ米という長粒の粘りのないものである。米粉を使った?がよく知られているが、米そのものを炒飯やおこわのようにして食べるレシピも多い。

ベトナム料理のデザートの種類

南国の食材を生かしたデザートが美味しいベトナム料理。タピオカやバナナ、ココナッツなど健康的なイメージのある食材がよく使用される。とくにチェーと呼ばれるぜんざいが有名であるほか、アイスクリームやプリンなど素材を生かしたスイーツは女性たちに人気がある。

3. ベトナム料理の調味料やハーブの種類

タイの食材ボード
ベトナム料理の最大の特徴といえば、味わいにメリハリをつける調味料やハーブだろう。慣れると癖になりそうなベトナム料理の風味を演出するこれらの調味料。その種類や特徴について見てみよう。

ベトナム料理の調味料の種類

ベトナム料理の特徴を際立たせる調味料の筆頭がマクヌムと呼ばれる魚醤である。東南アジアのメコン川流域で発展した魚醤は、濃厚な旨みで人気がある。また、トウガラシの辛味を加えるためのトゥオンオットやこってりとした甘さを出すためのトゥオンデン、大豆を使った甘めの醤油の趣を持つシーザウなどが調味料の代表格である。

ベトナム料理のハーブの種類

ベトナム料理を食べる際に必ず登場するのがパクチーである。独特の風味は好き嫌いが分かれるが、セリ科に属すエスニック料理の定番ハーブである。このほかにもベトナム料理には甘い香りのオリエンタルバジル、ミント、しそ、ディルやドクダミなど数多くのハーブが加えられていて、多様な風味の演出に寄与しているのである。

結論

香辛料やハーブが効いたエスニック料理ながら日本人の舌にもなじみやすいベトナム料理。フォーや生春巻きなど、すでに知名度が高いメニューも多い。日本と同じように米を主食とするベトナムではあるが、米料理のほかにも多種を誇る麺や辛味や甘みを駆使する肉料理も多く、家族で楽しめるのも嬉しい。独特の調味料やハーブの美味を堪能してベトナム料理を食べてみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年1月 7日

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