目次
- 絶対ではないが基本的に着席と退席するときは左側から。
- 着席時はスタッフが椅子を押してくれるので膝に椅子があたるタイミングで腰を落として座る。
- バックなどは小さいものならば背中と背もたれの間に置く。
- 大きなバックは足元の左側に置く。
- テーブルとの間隔は拳2個分ぐらいを目安に座り、手は膝の上に置く。
- 食事途中...フォークの背を上にナイフの刃を内側に向け、お皿から柄が出ないように八の字に置く。
- 食事終わり...フォークの腹を上に向けて、お皿を時計に見立てて4時の位置に置く。
1. フランス料理のマナー|着席まで

ここでは、ドレスコードについてと着席するまでのマナーを詳しく解説していこう。
ドレスコード
ドレスコードとはその場所ごとにふさわしい服装のことである。フランス料理店ではドレスコードがあるお店が一般的。女性の場合はドレスやワンピースなどおすすめ。男性の場合はジャケットがあるよいだろう。不安な場合は、事前にお店の方に連絡してドレスコードを確認しよう。
着席の作法
以下に着席時の作法を記載する。
2. フランス料理のマナー|カトラリー

ドレスコードや着席までの流れが分かったところで、今度はテーブルマナーを見て行こう。
ナイフとフォークの使い方
ナイフとフォークは基本的には外側から順番に使っていく。持ち方は右手にナイフ左手にフォークが基本で、人差し指を添えて力を入れずにリラックスして持つのがよいだろう。
スプーンの使い方
スプーンは、表面を上にし人差し指と中指に柄を乗せて親指で軽く押さえる。スープの場合は、お皿を押さえて手前から奥に向かってすくうのがよいだろう。
ナプキンを使うタイミング
ナプキンを使うのは、水やドリンクが運ばれてくるタイミングを目安にしよう。二つ折りにし、折り目を自分の方に向けて膝の上に置く。また、口を拭く際は内側の端っこを使うのがよい。
カトラリーを使ったサイン
カトラリーは置き方によってサインがある。以下に食事途中と食事終わりサインを記載する。
3. フランス料理のマナー|コース料理

パンの食べ方
パンは、手で一口サイズにちぎって食べよう。食べるタイミングに決まりはないが、メインのお皿を下げるときに一緒に下げられてしまうので、オードブルと一緒ぐらいがよいだろう。
スープの食べ方
スープを飲む際のマナーは、手前から奥に向かってスプーンですくうことだ。音を立てずに飲むようにしよう。
オードブルの食べ方
フランス料理はキレイに盛り付けられている料理が多いため、マナーではないが崩さず食べるようにするのがよいだろう。一口サイズに切って食べるのがコツだ。
魚料理の食べ方
魚料理は身が崩れないように、ナイフで一口サイズに切って食べるようにしよう。また、付け合わせだけ残らないようにバランスよく食べるのがよいだろう。
メインディッシュの食べ方
野菜などの付け合わせがある場合は、メインの肉から食べるようにしよう。左側から一口サイズに切って食べる。また、付け合わせの葉物はナイフとフォークを使い、折りたたんでからフォークにさして食べるのが上品になるのでおすすめ。
デザートの食べ方
盛り合わせになっているデザートは、左から時計回りに食べるようにしよう。また、コーヒの飲み方はスプーンをカップの反対側に置くようにすると、「これから飲みます」というサインになる。はじめはミルクを入れずにブラックで味を確かめるのがマナーだ。
結論
フランス料理には、ドレスコードと呼ばれる服装の指定があるのが多い。着席やカトラリーの使い方などにもさまざまなマナーがある。また、パンの食べ方やスープの飲み方などにもマナーが存在する。この記事を読んで、フランス料理を食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
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