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新鮮な赤リンゴ

美味しいりんごの選び方|人気の蜜入りの見分け方も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2022年1月20日

一年を通して購入できるりんごは、手軽さから多くの人に親しまれているフルーツだ。一口にりんごといってもさまざまな品種があり、美味しく食べられる旬の時期や味の特徴も異なる。この記事では、美味しいりんごの選び方や人気の品種について紹介していく。

  

1. 美味しいりんごの選び方・基本の5つのポイント

スーパーでりんごを選ぶ男性
美味しいりんごを手に入れるためには、色や軸、重さなど、チェックしたいポイントがいくつかある。まずは美味しいりんごの選び方を確認していこう。

1.色ムラのないりんご

甘みが強いりんごの選び方としては、まず色ムラがないかをチェックするとよいだろう。太陽の光を十分に浴びて熟したりんごは、しっかりと赤く色づいているからだ。まだ完全に熟していないりんごは酸味を強く感じるので、上から下まで緑色の部分がないかを確認して、全体的に色ムラなく赤いものを選ぶとよい。

2.枝がピンとしているりんご

りんごの中心部には、果軸という枝のようなものがついている。果軸が太いりんごは栄養状態がよい証拠なので、果軸が古くなっていないか、しっかりとした太さがあるかなどを確認するとよいだろう。

3.ずっしり重みを感じるりんご

果汁を豊富に含んでいるりんごは、大きさのわりに重量感がある。持ったときにずっしりとした重みを感じるかどうかはぜひチェックしたいポイントだ。

4.皮に張りのあるりんご

栄養が行き渡っているりんごは皮に張りがあるので、甘くて美味しいりんごを選びたいときは表面の張りを確認するとよいだろう。

5.旬の時期に食べる

一年を通して出回っているりんごだが、旬の時期は蜜が入り甘みが増してくる。品種によって旬の時期は異なるため、美味しく食べられる時期を意識した選び方もおすすめだ。

表面がテカテカしたりんごは美味しい?

りんごの表面のテカテカした光沢は、人の手で作られたものではない。りんご自体が生成している成分で、成熟したりんごであることの証なのだ。甘くて美味しいりんごを選びたい場合は、光沢を目安にするのもよいだろう。

2. 甘くてジューシー!蜜入りりんごの選び方

スーパーマーケットに並ぶ赤と緑のリンゴ
蜜がたっぷり入っているかどうかは、りんごの美味しさを決める基準になる。中身が見えない状態で蜜入りかどうかを判断するのは難しいと思うだろう。実は蜜入りりんごにはおしりの部分に一目で分かる特徴があるのだ。ここでは、蜜入りりんごの選び方を紹介していこう。

蜜入りりんごの見分け方

蜜入りりんごの選び方は、おしりに注目するのが一般的である。おしりの部分が丸みを帯び、黄色やオレンジに近い色をしているりんごには蜜がしっかりと詰まっているからだ。また、おしりを太陽に透かしたときにやや透明感があることも、蜜入りりんごの特徴である。

蜜入りになるりんごの品種

実はりんごの蜜はすべての品種に含まれるものではない。日本の品種の中では、主に「ふじりんご」や「こうとく」などが蜜入りりんごの代表格なので、品種も選び方の一つとして参考にしたいポイントだ。

3. 人気の品種別・りんごの選び方

新鮮なリンゴ
続いて、人気の品種ごとにりんごの特徴と選び方を紹介していく。

秋映の選び方

濃い紅色をした秋映は、10月頃に旬を迎えるりんごだ。色が濃いものほど熟していて甘い傾向にあるため、選び方としては黒みが強いものを選ぶとよい。

ふじ・サンふじの選び方

りんごの代表品種であるふじは、世界的にも人気の高いりんごだ。有袋栽培で育てたものをふじ、袋がけをせずに育てたものをサンふじと呼ぶ。旬は11月から12月頃だが、蜜入りりんごは晩秋から1月頃にかけて楽しめる。

黄王りんごの選び方

9月上旬から10月下旬頃に出回る黄王は、「黄色いりんごの王様」という名前の由来を持つりんごである。赤いりんごと同様、全体的にムラなく明るい黄色のものを選ぶとよいだろう。

つがる・サンつがるの選び方

有袋栽培のつがると無袋栽培のサンつがるは、8月から10月頃が旬で、果汁の多さからシャキシャキとした歯応えが楽しめる。通常の選び方に加え、果皮が少しベタベタしているものを選ぶと、熟しているりんごを味わえるだろう。

紅玉の選び方

別名、ジョナサンとも呼ばれる紅玉は、酸味の強さが特徴的なりんごだ。1年を通して出回っているが、旬は10月~11月頃の数週間なので、美味しい旬の時期を狙って購入するのもおすすめである。

4. 目的に合わせたりんごの選び方

自家製のアップルパイ
りんごには甘みが強いものや酸味が強いものなど、さまざまな品種が存在する。それぞれのりんごの特徴や食べ方、好みなどによって選び方も変わってくるだろう。ここでは、目的別にりんごの選び方を紹介していく。

酸味の強いりんごの品種

酸味が強く感じられる紅玉やジョナゴールド、夏緑などは調理用として根強い人気があり、アップルパイやタルト、ジャムなど様々な食べ方で味わわれている。

シャキシャキりんごの品種

ふじやサンふじ、トキなどの品種はシャキシャキとした食感が特徴だ。甘みとともに、りんごそのものの食感を楽しめる生食がおすすめである。

離乳食向きのりんごの品種

りんごは、加熱すれば離乳食初期の赤ちゃんにも与えられる食材だ。離乳食に使う際の選び方としては、果汁が多く、柔らかい品種に絞るとよいだろう。ジョナゴールドや王林をはじめ、酸味の弱いつがるなどもおすすめだ。

結論

美味しいりんごは、色や重みなどで簡単に見分けられる。品種によって旬やおすすめの食べ方が違うので、目的に合わせて選ぶのもよいだろう。りんごを購入するときは、ぜひ十分に観察して、美味しいりんごの選び方を実践してみてほしい。
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  • 公開日:

    2022年1月14日

  • 更新日:

    2022年1月20日

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