目次
1. にんにくが緑に変色する原因

ここでは、にんにくが緑色に変色する原因について詳しく解説していこう。
酸化が起きることで緑色に
にんにくが緑色に変色する原因は、にんにくに含まれているアルキルサルファイド化合物と鉄分が結合するのが原因だ。料理の際に、空気に触れることで酸化しにんにくに含まれる鉄分と結合して変色を起こすのだ。また、酢漬けのにんにくが緑色に変色するのは酢によって表面が酸性になるからといわれている。
緑になっても食べられる
にんにくが緑色に変色するのは、栄養成分との結合のため問題なく食べられる。食べても毒に変わることもないので安心して食べてほしい。しかし、鮮度が落ちていることや、見た目の問題もあるので気になる人は食べるのを避けた方がよいだろ。
2. にんにくの緑色の芯は食べられる?

にんにくが変色する原因が分かったところで、今度は芯の緑の部分は食べられるのか解説していこう。
芽も食べられる
にんにくの芯の部分はにんにくの新芽で、毒性はないので問題なく食べられる。しかし、えぐみや苦味が強いので取り除くことをおすすめする。
3. にんにくが緑に変色するのを防ぐ方法

ここでは、にんにくの変色を防ぐ冷凍保存の方法などを紹介しよう。
変色を防ぐポイント
にんにくが変色するのは酸化が原因のため、すりおろしたら早めに処理するのがよいだろう。すりおろしたにんにくを冷蔵で保存するのも、変色を防ぐことができるのでおすすめだ。また、丸ごと保存する場合も冷蔵保存がよいだろう。傷が付いていない限り変色することはないが、自然のものなのでどこに傷があるか分からないので冷蔵保存が無難だ。
4. にんにくは日光に当たることでも緑になる

にんにくは日光にあたることでも変色する場合がある。ここでは、家庭菜園など外で育てたにんにくについて解説していこう。
毒性は無いので大丈夫
家庭菜園で育てたにんにくが、収穫のときに緑に変色している場合がある。原因は、にんにくの可食部も葉の一部なので日光に当たると葉緑体ができ、緑色に変色するのだ。変色しても毒性はないので問題なく食べられる。
結論
にんにくが緑色に変色するのは、酸化によりにんにくに含まれているアルキルサルファイド化合物と鉄分が結合するのが原因だ。問題なく食べれるが、えぐみや苦味が強いので気になる人は食べるのを避けた方がよいだろう。この記事を読んで、にんにくが変色した際の参考にしてみてはいかがだろうか。
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