目次
- にんじん
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- 鶏肉
- 白いカレールー
- 牛乳
- 青色着色料
- 野菜と肉を食べやすく一口大に切る
- 油をひいたフライパンで野菜を炒める
- 鍋で湯を沸かし、鶏肉をしっかりと茹でて火を通す
- 野菜も投入し、さらに牛乳を加えて煮立たせる
- 白いカレールーを入れ、溶かす
- 好みの濃さになるまで青色着色料を少しずつ加えたら完成
1. 青いカレーはなぜ青い?

青いカレーは色味からしてなかなかインパクトのある商品だ。なぜ青くしたのか気になるところだが、理由はさておき青色の正体はなんなのかを解説していこう。
青色の正体は着色料
青色を出す材料として使われているのが合成着色料だ。合成着色料とは人工的に作られた色素のことで、青いカレーには青色1号という合成着色料が使われていることが多い。発がん性のある物質は含まれていないので、安心して食べてほしい。
合成着色料なしの青いカレーもある
また、クチナシ青色素という着色料を使った青いカレーもある。その名の通り、クチナシという植物の果実から成分を採って作られている天然着色料だ。青色1号もクチナシ青色素も水溶性であり、熱や光に強いという特徴を持つ。
2. 青いカレーの味や香り

青色の食べ物はあまり食欲がわかず、まずそうなイメージを持たれることが多いだろう。青いカレーも第一印象はあまりよくはないだろうが、食べてみると普通の美味しいカレーである。青いカレーの色が通常のカレーと違うからといって、味まで変わることはないようだ。また、カレーのスパイシーな香りも変化はなくそのままである。青いカレーは見た目が独特なだけであって、味と香りはカレーのよいところをしっかり残している。
3. 青いカレーの材料や作り方

青いカレーライスが気になる人におすすめしたいのが、手作りの青いカレーだ。レトルトの青いカレーもいくつか出回っているが、自宅で簡単に作ることもできる。材料や作り方、キレイな青色を出すコツを紹介しよう。
青いカレーの材料
水の代わりに牛乳を加えることで食材からしみ出る色を薄め、全体をまろやかに仕上げてくれる。
青いカレーの作り方
青いカレーの見た目からして作り方を難しく思うかもしれないが、通常のカレーとあまり違いはない。
キレイな青色にするコツ
作り方は通常のカレーと同じだが、キレイな青色にするためのコツがあるのでお伝えしよう。まず、ルーの種類は白いルーを使用すること。そして、野菜はカレーを作る鍋と別の鍋、もしくはフライパンで炒めよう。炒めた焦げ目が白いルーに溶け込むのを防ぐためだ。着色料を入れる際は、入れる量に気をつけよう。過剰な青色は、青いカレーを美味しく食べられなくなる可能性もある。
4. 通販できるレトルトの青いカレー3選

青いカレーはレトルト食品としてネット通販で購入でき、その種類も豊富である。その中から3つ厳選して紹介しよう。
山梨の「青い富士山カレー」
累計総販売数150,000食を売り上げた「青い富士山カレー」は、山のように盛った白いごはんに青いカレーをかけることで、まるで富士山のような見た目のカレーライスができあがる。ココナッツや桃が隠し味となり、深い甘さを醸し出す。着色料は合成着色料の青色1号を使用している。世界遺産富士山センター内やネット通販で購入が可能だ。
北海道の「オホーツク流氷カリー」
青いカレーの中で、ここ数年で有名になってきた「オホーツク流氷カリー」は、北海道にあるインド料理の専門店「クリシュナ」が監修するレトルトカレーだ。マリンブルーカリーとホワイトチキンカリーを、青いオホーツク海の上に浮かぶ流氷をイメージしながら皿に盛り付ける。着色料は天然着色料のクチナシを使用。開発元のクリシュナで食べられるほか、ネット通販でレトルトカレーの購入も可能だ。
茨城・ひたち海浜公園の「ネモフィラカレー」
茨城にあるひたち海浜公園で春に見られるネモフィラをイメージした青いカレーである。鮮やかなネモフィラに比べて青の度合いが強いが、ほかの青いカレーと同じく味は通常のカレー味だ。名前にあるネモフィラを使い青色を出しているかと思いきや、合成着色料の青色1号を使用している。公園内にあるレストランで食べられるほか、土産屋でレトルトが販売されている。
番外:サンリオ「シナモロール空色ほたてカレー」
サンリオピューロランドでも、シナモロールというキャラクターをモチーフにした「シナモロール空色ほたてカレー」という青いカレーが販売されていた。ランド内でも人気のあった青いカレーをそのままレトルトにした商品だ。口の中にほたての香りが広がる風味豊かなカレーである。(※2021年12月現在販売中止)
5. 青い富士山カレーには青いカレーパンもある

青い富士山カレーを開発した会社が手がけている商品に「青いカレーパン」というものがある。中身が青いカレーなのはもちろん、カレーを包むパンまで青く、富士山カレーをまるごと表現したカレーパンだ。山頂の雪をイメージしたココナッツは、カレーパンとの相性もぴったりである。青いカレーパンは東名下り富士川サービスエリア内のパン屋や道の駅富士川で購入可能だ。
結論
青いカレーについて味やレトルトの種類など、さまざまな魅力をお伝えした。本記事を読む前に抱いていた青いカレーへのイメージがガラッと変わり、青いカレーを食べてみたくなったのではないだろうか。現地に足を運んでもよし、ネット通販でいろいろな種類を買い集めて食べ比べるもよし。見た目に負けない青いカレーの味をぜひ楽しんでみてほしい。
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