目次
1. 新潟のブランドいちご「越後姫」の特徴

ここでは新潟のオリジナルブランドいちごである越後姫の特徴を紹介しよう。越後姫の見ための特徴は一般的ないちごより、やや大きめだ。越後姫といういちごの名前を聞いたことがない、名前は知ってても販売されているのを見たことがないという人もいるだろう。その特徴とは?
越後姫の発祥や由来
皆さんもご存知のように新潟の冬は気温が低いうえ、日射量が少なく、いちごを栽培する環境としては過酷だ。そのため従来のいちごの品種を栽培しても、なかなか品質のいいものを生産することはできなかった。そこで新潟ならではの美味しいいちごを作ろうと、昭和63年に新潟に適したいちごの育種が始まった。それから6年後に九州の「とよなか」や関東の「女蜂(にょほう)」、東北の「ベルルージュ」のようないちごの特徴を引き継いで誕生したのだ。名前の由来は「可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようだ」との理由で越後姫と名付けられた。
越後姫の味や糖度
越後姫の味の特徴は酸味が少なめで甘みが強いところだ。どれくらい甘いかというと練乳やミルクをかける必要がないほどで、糖度でいうと12~14度くらいである。またジューシーで果肉がやわらかいことも特徴のひとつだ。おすすめの食べ方は、何も付けずにそのまま食べて美味しい。
越後姫が美味しい旬の時期
越後姫の収穫時期は1月中旬から6月下旬にかけてだ。最もピークを迎えるのは4月中旬~5月中旬である。
越後姫の産地
先述したように越後姫は新潟県のオリジナル品種だ。主な産地は新潟市や新発田市、上越市、佐渡市、阿賀野市、村上市など。
2. 越後姫の購入場所や値段

ここでは越後姫を購入できる場所や値段を紹介しよう。
越後姫の購入場所
越後姫の最大の特徴は果肉のやわらかさで、実が大きくなりすぎると自分の重さで潰れることや、少しの振動と衝撃で果肉が傷つくことがある。 スーパーや百貨店で販売されるいちごは、味はもちろん見ためのキレイさが重要だ。 東京方面のスーパーや百貨店に流通しないのは越後姫がデリケートだからだ。ではどこで購入できるのだろうか。購入できる場所は新潟県内のいちご園の直売所や、ふるさと納税のサイトなどだ。
越後姫の値段の目安
越後姫はほとんどが2Lサイズで1パックあたりで2,300~3,200円程度で販売されているものが多い。価格的にいちごの中でも高級いちごといえるだろう。
3. 越後姫のおすすめ通販

ここではお取り寄せできる越後姫のおすすめの商品を紹介しよう。
JA新潟みらい「越後姫」
大粒でツヤがあり、たっぷりの果汁や芳醇な香り、やわらかな果肉が特徴だ。また低温でゆっくりと成長するので糖度が高い。容量は18~30粒×2パックで販売されている。
柏崎農業協同組合「越後姫」
柏崎市の4人の生産者が育てた越後姫は美味しい品質を保つため、それぞれのハウスを訪れて生育状況をチェックしているそう。確認するのは越後姫の甘さと硬さで、2週間に1回の割合でチェックしているという。
4. 食べ放題も!越後姫のいちご狩り

新潟県で越後姫のいちご狩りを楽しめる、おもな時期や値段を紹介しよう。
湯沢・魚沼エリア
湯沢や魚沼エリアのいちご園では1月上旬~6月下旬にかけての時期に、いちご狩りを開催しているところがある。料金は開催期間によって異なるが、大人は食べ放題で1,500~1,850円だ。ただしいちごの生育により食べ放題NGの場合もある。
新潟・阿賀エリア
新潟・阿賀エリアのいちご園も1月上旬~6月下旬にかけて、いちご狩りを開催しているところがある。料金は自分でもぎ取ったものを量り売りで購入すると、100gあたりで250~300円だ。 30分食べ放題のいちご狩りは中学生以上が1,100~1,650円である。
結論
新潟県のブランドいちごの越後姫の特徴を紹介した。これまで越後姫という名前を聞いたこともなければ、当然見たこともないという人もいるだろう。先述したように特徴はやわらかでみずみずしく、大きくて甘い。もし興味があれば通販サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
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