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LED電球の寿命は?短命に終わる理由を解説!眼精疲労を招くことも

LED電球の寿命は?短命に終わる理由を解説!眼精疲労を招くことも

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月15日

いまや広く普及しているLED電球は省電力や長寿命が売りの製品だが、想定よりも早く寿命を迎えることもある。一般的にいわれているLED電球の寿命や、早々に使えなくなる理由とともに、眼精疲労を招くおそれがあるケースなども解説する。

  
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1. LED電球の寿命はどれくらい?

照明器具に使用する電球としてLEDを選ぶ方が増えている。白熱電球やハロゲン電球などと比べて高価であるものの、省電力・長寿命であることを考えると費用対効果は十分にあると考えてのことだろう。具体的にどれくらい寿命があるのだろうか?

LED電球とそのほかの電球の寿命

  • LED:40,000〜50,000時間
  • 蛍光灯:6,000~12,000時間
  • 白熱電球:1,000〜2,000時間
というわけで一目瞭然であろう。1日あたり6時間点灯させた場合、LEDは6,666〜8,333日、年数に換算すると18年以上だ。ちなみに蛍光灯は1,000〜2,000日なので2〜5年、白熱電球は166〜333日程度なので1年持たずに寿命を迎えることになる。

2. LED電球の寿命は思いのほか短い?

お伝えしたようにLED電球の寿命は40,000〜50,000時間だ。普通に考えて10年以上は余裕で使える計算になるが、思いのほか短いという話もある。実際のところどうなのだろうか?

LEDの仕組み

LEDには電気を流すと発光する半導体が使用されている。簡単に説明するとP型・N型と呼ばれる2種類の半導体を結合させたものに電気を流すと、プラス・マイナスそれぞれの電気が衝突し、発光する仕組みだ。白熱電球のようなフィラメントを使用しないため、劣化が起こりにくい。

40,000〜50,000時間はあくまで「理論上」

とはいえ、LED電球の劣化がなくても寿命を迎えてしまうことは少なくない。実際、40,000万時間や10年というのはあくまで理論上のものであり、想定される時間を待たずして使えなくなることは大いにある。またまったく使えなくなるわけではないにしても、本来の明るさが得られなくなるケースも多い。ある大手メーカーでは70%の明るさになったときをLED電球の寿命と想定しているようだ。

3. LED電球は「球切れ」がないてホント?

LED電球には球切れがないといわれているが、それは本当だろうか?本当だとすればなぜなのだろうか?

LED電球に「球切れ」はない

白熱電球のようなフィラメントを用いない。フィラメントとは細長い金属で白熱電球においては発光する部分だ。ここが焼ききれてしまうと球切れとなる。したがってフィラメントを用いないLED電球においては、球切れは存在しないことになる。

点灯しなくなった場合は故障の疑いがある

LED電球が突然点灯しなくなったという場合は、劣化による寿命などではなく、照明器具や回路の故障を疑ったほうがよいだろう。スイッチをオンにしてから点灯するまでに時間がかかるようになった、という場合は故障の前兆であるケースが考えられる。

4. 白色とカラーのLED電球で寿命が異なる?

LED電球について色々と調べていくと、白色と赤色・青色といった有色とでは寿命が異なる解釈がされていることに気づくだろう。

白色LED電球の寿命とは?

上述のように球切れはないため、寿命がわかりにくい。では何をもって寿命と判断するのかというと「明るさ」である。徐々に暗くなってきたときが寿命というわけだ。ただし「どの程度暗くなったら」というのは、感じ方が人それぞれなので非常に曖昧である。そこで一般社団法人日本照明工業会が「初期の明るさから70%に減少するまでの時間」を寿命とするよう規定した。これをひとつの目安にするとよいだろう。

有色LED電球の寿命とは?

一方、赤色や青色あるいは緑色といった有色LED電球においては「初期の明るさから50%に減少するまでの時間」を寿命とするよう定義されている。やや違いがあるので覚えておくとよいだろう。

5. LED電球が早く寿命を迎える理由

LED電球が早々に寿命を迎えてしまう理由はさまざまだ。そのもっとも大きな理由と考えられているのが熱である。

LED電球は熱に強くない

白熱電球などに比べて効率がいいといわれているLED電球だが、消費される電力に対して、光になれるのはわずか30%。残りの70%近くは熱になってしまっている。実はLED電球は熱に強くない。明るい光が要求されればされるほど温度が上がり、とくに電源回路がダメージを受け不具合の原因となることがある。とりわけ放熱しづらい密閉タイプの照明器具は、LED電球を使用すると電源回路が熱くなりやすいといわれている。

照明器具との相性が悪い

最近の照明器具は明るさを調節できるものが多いが、その場合調光器対応タイプのLED電球を使う必要がある。逆もまたしかりで、明るさを調節できない照明器具に調光器対応タイプのLED電球を使うと、寿命が短くなるといわれている。

湿度にも弱い

湿度が寿命に影響を与えることもわかっている。湿気が多い場所でLED電球を使用する場合は要注意だ。

6. LED電球の点滅は寿命?眼精疲労を招く前に買い替えを

徐々に暗くなってきた頃がLED電球の寿命とお伝えしたが、暗くはないものの点滅してしまうといったケースもある。この場合の捉え方としては次の通りだ。

保証がなければ寿命と判断して買い替えを

LED電球には、電流を交流から直流へ変換するための整流器が用いられている。この整流器が不具合を起こすとLED電球が点滅することがあるのだ。5年保証を導入している大手メーカーもあり、そうした場合は無償で交換可能だが、保証がない、切れているといった場合は寿命のサインとみなし、すみやかに買い替えするのが賢明だろう。

使い続けると眼精疲労を招くリスクがある

点滅するLED電球の下で長時間過ごしていると、眼精疲労を招くおそれがある。人によっては頭痛や嘔吐といった症状が見られることもあるというので油断できない。修理できる場合もあるが、新たに購入するほうが安く済むケースも多い。

結論

長寿命が謳い文句のLED電球だが、使用する環境次第では想定よりも早く寿命を迎えてしまう場合がある。安くはないだけに照明器具との相性を見極めながら、熱や湿気対策をしてできるだけ長く使おう。点滅の症状が見られたら眼精疲労などを招く前に買い替えを検討するのがおすすめだ。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2019年2月15日

  • 更新日:

    2020年12月15日

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