1. 石油ファンヒーターがくさい時

石油ファンヒーターがくさい原因は主に5つある。
灯油の揮発
石油ファンヒーターの点火や消火のときは、灯油が気化し空気中に漂うため、くさいと感じることがある。このような場合は、換気をして対応しよう。
フレームロッドの不具合
不完全燃焼を感知する「フレームロッド」と言う部品に不具合があった場合も、点火や消火を繰り返してしまうためにおいが出てしまう。
フィルターの詰まり
石油ファンヒーターはフィルターが詰まると酸素が不足し、不完全燃焼となるためにおいが出る。赤い炎が見えたら、酸素が不足しているサインなのでフィルターの掃除をしよう。
混入物が原因
灯油に水やほこりが混入すると点火エラーやにおいの原因になる。石油ファンヒーターの燃料タンク下にある「油フィルター」と「油受け皿」の掃除をしよう。
内部に入り込んだほこり
取り込んだ空気で温風を出す石油ファンヒーターは、ほこりの侵入は避けられない。ほこりが溜まり、本体の温度が異常に上昇すると、くさいにおいの発生になるのでフィルター掃除をした方がよい。掃除機で吸入しきれないほこりが内部を詰まらせているようなら修理を頼もう。
2. 石油ファンヒーターのフィルター掃除

エアーフィルターの掃除
石油ファンヒーターの背面にあるエアーフィルターは空気を吸入する大切な入口。週に1度はほこりを除去しよう。エアーフィルターが外れる場合は、外してから掃除機でほこりを吸い取るとよい。汚れがひどい場合には、中性洗剤でつけ置き洗いをして、よく乾かしてから元の位置に戻そう。
エアーフィルターが外せない場合には、掃除機をストーブの背面にあてて、ほこりを吸い取るとよいだろう。
エアーフィルターが外せない場合には、掃除機をストーブの背面にあてて、ほこりを吸い取るとよいだろう。
油フィルターの掃除
1か月に1度は、油フィルターに水分やゴミが混入していないかの点検と掃除をしよう。
石油ファンヒーターを使用する際には、使用場所などの条件によっては結露が発生して、水分が混入してしまう場合がある。油フィルターには、その異物をキャッチする役目がある。もし、油フィルターが汚れている場合には、石油ファンヒーターはうまく作動しなくなるので、定期的に掃除する必要がある。小さなゴミが混入した場合も同様に掃除が必要だ。
油フィルターの掃除に準備したいのは、洗浄用の容器と新しい灯油、古い歯ブラシだ。灯油にフィルターを浸して洗うのが基本で、歯ブラシを小刻みに動かせば、網目に絡まった汚れもよく取れる。
石油ファンヒーターを使用する際には、使用場所などの条件によっては結露が発生して、水分が混入してしまう場合がある。油フィルターには、その異物をキャッチする役目がある。もし、油フィルターが汚れている場合には、石油ファンヒーターはうまく作動しなくなるので、定期的に掃除する必要がある。小さなゴミが混入した場合も同様に掃除が必要だ。
油フィルターの掃除に準備したいのは、洗浄用の容器と新しい灯油、古い歯ブラシだ。灯油にフィルターを浸して洗うのが基本で、歯ブラシを小刻みに動かせば、網目に絡まった汚れもよく取れる。
油受け皿の掃除
石油ファンヒーターにある油フィルターを持ち上げると油受け皿が見える。水が混入した灯油を使うと比重の重い水が皿の下に沈殿し、それが灯油をせき止めるため点火エラーや給油サインが出るようになる。給油ポンプで皿の中を空にしてしまおう。
水の混入はポリタンク内の灯油が少ないときに起こりやすい。タンク内の空気量が多いと、気温の変化で結露する水分量も増え、灯油の中へ落ちる水滴が増加するからだ。ポリタンクは温度変動の少ない場所に置いておこう。
水の混入はポリタンク内の灯油が少ないときに起こりやすい。タンク内の空気量が多いと、気温の変化で結露する水分量も増え、灯油の中へ落ちる水滴が増加するからだ。ポリタンクは温度変動の少ない場所に置いておこう。
3. 石油ファンヒーターの気化器の掃除は必要か

シーズンオフになった石油ファンヒーターは、灯油をポンプで抜き取ってから保管するようにしよう。もちろん、エアーフィルターや油フィルターの掃除も忘れずに行おう。ヒーター周りも固く絞った布で拭いて、ほこりや汚れを落としておくとよい。
では、石油ファンヒーター内部にある気化器のメンテナンスは必要だろうか。
気化器とは、灯油を燃焼させて気化させる装置のことで、石油ファンヒーター内部の部品である。メーカーでは、安全面を考慮して分解することを禁止しているので、それに従おう。もしも、気化器の汚れによりエラーが出るようになったら、部品の交換をメーカーに依頼するのをおすすめする。
では、石油ファンヒーター内部にある気化器のメンテナンスは必要だろうか。
気化器とは、灯油を燃焼させて気化させる装置のことで、石油ファンヒーター内部の部品である。メーカーでは、安全面を考慮して分解することを禁止しているので、それに従おう。もしも、気化器の汚れによりエラーが出るようになったら、部品の交換をメーカーに依頼するのをおすすめする。
結論
以上が石油ファンヒーターの掃除の仕方だ。慣れるまでは手間に感じるかもしれないが、石油ファンヒーターのにおいを軽減することはできるだろう。完全に、においをなくすことは難しいかもしれないが、フィルターを掃除したり、換気をこまめにしたりして、上手に石油ファンヒーターを使っていきたいものだ。
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