1. いちごのルーツを探る
いちごは18世紀頃にオランダで作られたと言われている。日本には江戸時代の終わり頃にオランダ人によって伝えられた。もともとは観賞用として普及したいちごだが、その後、1870年代にはアメリカやイギリスから食用とされる二種類のいちごが伝えられた。それから日本でもいちごの栽培が始まり、品種改良が繰り返され、現在の、より甘く美味しいいちごが生まれた。
日本のいちごの品種
■とよのか
西日本や福岡県が産地の「とよのか」は粒は大きめで香りが良く、酸味が少なく食べやすい。
■あまおう
福岡が産地の「あまおう」は粒が大きく、丸くてつやがある。甘さがあり、酸味も程よくある。
名前の由来は、「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字だとか。
■女峰 静岡、栃木が産地の「女峰」は濃い赤色で少し酸味が強い特徴がある。甘さはすっきりとしていて、ケーキなどによく使われる。
西日本や福岡県が産地の「とよのか」は粒は大きめで香りが良く、酸味が少なく食べやすい。
■あまおう
福岡が産地の「あまおう」は粒が大きく、丸くてつやがある。甘さがあり、酸味も程よくある。
名前の由来は、「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字だとか。
■女峰 静岡、栃木が産地の「女峰」は濃い赤色で少し酸味が強い特徴がある。甘さはすっきりとしていて、ケーキなどによく使われる。
2. いちごの栄養と効能
ビタミンC
いちごに含まれる主な栄養。皮膚の状態を回復してくれる効果があると言われている。忙しい日々で、肌が荒れたり、また頭皮などに異常を感じている方は、ぜひ積極的に摂るようにしたい。また、ビタミンCはコラーゲンをつくるのに欠かせない栄養素である。コラーゲンは、骨と骨をつなぐ関節の機能を強化してくれるといわれている。
アントシアニン
眼精疲労に良い働きがあるといわれているアントシアニン。特に仕事などで、長時間パソコンの前にいる人にはたくさん摂取してもらいたい。さらに、活性酸素を減らす働きもあるといわれている。
葉酸
妊活中、妊娠中の女性におすすめしたい栄養素が葉酸である。生まれてくる胎児の先天的な異常が発生するリスクを減少したり、また栄養不足を補ってくれる効果があるといわれている。
食物繊維
お通じの改善に効果的といわれている栄養素。宿便が腸に溜まってしまっている時も、食物繊維の力で腸を綺麗にすることができるとされている。子どもから大人まで、ぜひ摂取したい要素だ。
3. いちごの家庭菜園とおいしい食べ方
栄養たっぷりで美味しいいちごは、家庭菜園で育てるのもおすすめである。ベランダのプランターで栽培、収穫できる。いちごの苗はホームセンターにも売っているので、早速始めてみるのもいいかもしれない。家庭菜園のイチゴ栽培は露地栽培で、10月に苗を植え、5から6月に収穫できるだろう。
いちごが好む生育状況
いちごは冷涼な気候を好み、乾燥を嫌う。やや湿り気の多い場所を選ぶと良い。追肥をしっかりしながら愛情をかけて育てよう。完熟してヘタの部分まで赤く色づいたものから収穫どきだ。
いちごのおいしい食べ方
いちごは、生で食べる以外にミキサーにかけてジュースにしたり、煮込んでジャムにしたりといったアレンジをすることができる。ジュースにすれば時間がない朝にも手軽に栄養補給ができるし、ジャムはくるみパンや全粒粉入りのパンなど、栄養豊富なパンと合わせて、相乗効果を狙いたい。
結論
多くの老若男女に好まれるいちごにはたくさんの栄養がつまっている。いちごを食べる習慣をつけて健康維持に努めよう。