1. 「だし汁」を飲むという新発想

「ブロス」とは、肉や骨、野菜などをじっくり煮込み、そのエキスがたっぷり溶け込んでいるだし汁のことである。コラーゲンやミネラル、ファイトケミカルなどの栄養分を含んでおり、健康スープとして話題となっているのだ。
肉や骨を煮込んだ「ボーンブロス」と野菜を使った「ベジブロス」の、主に2種類がある。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ毎日の健康に役立てたい。
肉や骨を煮込んだ「ボーンブロス」と野菜を使った「ベジブロス」の、主に2種類がある。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ毎日の健康に役立てたい。
2. 本来捨てる部分が、滋養あふれるスープに変身!

材料は、肉の切れ端や骨、野菜の皮・種・へたなど、本来は捨てられる部分。それらを長時間かけてコトコト煮込み、食用の部分からは得られにくい栄養素を抽出するのが、ブロススープの特徴である。
ボーンブロスからは、カルシウム、ゼラチンやコラーゲン、ベジブロスからは、ポリフェノールやカロテノイドをはじめとしたファイトケミカルや、水溶性の食物繊維などを摂取できるのだ。
ブロススープの基本的な作り方を紹介しよう。
〈材料〉
ベジブロス/タマネギの皮、長ネギの青い部分、ニンジンの皮、シイタケの軸や石づき、セロリの葉など
ボーンブロス/牛スネ肉や牛スジ肉(ビーフブロス)、鶏手羽元や鶏手羽先(チキンブロス)、長ねぎ、にんにく、黒こしょうなど
〈作り方〉
1、大きめの鍋に水を入れて、基本材料をよく洗ってから入れる。火をつける前に、料理酒を少々入れると臭みを消してくれる。
2、ベジブロスは弱火で20~30分、ボーンブロスは3~4時間ほど煮込む。
3、ザルにキッチンペーパーをひき、こしたら出来上がり。
飲むときは、塩を少量加えたり、味噌や梅干しで和風に、ナンプラーとごまで中華風にと、アレンジして楽しむと良いだろう。
ボーンブロスからは、カルシウム、ゼラチンやコラーゲン、ベジブロスからは、ポリフェノールやカロテノイドをはじめとしたファイトケミカルや、水溶性の食物繊維などを摂取できるのだ。
ブロススープの基本的な作り方を紹介しよう。
〈材料〉
ベジブロス/タマネギの皮、長ネギの青い部分、ニンジンの皮、シイタケの軸や石づき、セロリの葉など
ボーンブロス/牛スネ肉や牛スジ肉(ビーフブロス)、鶏手羽元や鶏手羽先(チキンブロス)、長ねぎ、にんにく、黒こしょうなど
〈作り方〉
1、大きめの鍋に水を入れて、基本材料をよく洗ってから入れる。火をつける前に、料理酒を少々入れると臭みを消してくれる。
2、ベジブロスは弱火で20~30分、ボーンブロスは3~4時間ほど煮込む。
3、ザルにキッチンペーパーをひき、こしたら出来上がり。
飲むときは、塩を少量加えたり、味噌や梅干しで和風に、ナンプラーとごまで中華風にと、アレンジして楽しむと良いだろう。
結論
捨てる部分や残りものを、栄養価の高いスープに変身させる。家族の健康のために、ぜひブロススープ作りをかってでたいものである。お父さんの栄養満点のスープで、健やかに一日をスタートしてはいかがか。