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ケーキに欠かせない!「いちご」の種類と選び方 美味しい旬の食べ方編

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年11月12日

甘酸っぱくて、真っ赤で、可愛いいちご。ビタミンCもたっぷりで、粒が大きなものなら約4個、中くらいのものなら7個で1日の摂取推奨量をクリアできる人気フルーツだ。現在では通年見かけるいちごだが、本来の旬はいつなのか、どんな種類が人気なのか、美味しい食べ方について紹介しよう。

Point1

種類と旬

春を告げるフルーツとして、1960年代までは4~6月頃に出回る季節的果物であったといういちご。野生の野いちごとは異なり現在の栽培種は、オランダで交雑し生まれたもので、江戸末期に渡来した。本格的に日本で栽培が始まったのは、明治時代のこと。フランス産の品種をもとに育成された「福羽」が誕生して以来、数々の名品種が生まれ、周年栽培されるようになっている。

また、いちごは10~20年くらいの周期で世代交代が行われ、新品種の開発に適した果実。近年、温室栽培も発達し、年末年始の需要に応えることで、より甘く、粒が大きいものが登場してきた。少し前までは東の「女峰」、西の「とよのか」と呼ばれ、ここ数年は「とちおとめ」や「あまおう」「紅ほっぺ」などが人気に。12月から5月までの長い期間にわたって、様々な品種が流通し、美味しさを競っている。代表的な品種を紹介しよう。

◇とちおとめ/1996年に品種登録された栃木県生まれのいちごで、今や東日本のシェアNo.1の人気品種。平均15g前後と粒が大きめで日持ちもよく、酸味が少なく甘味が強い。

◇あまおう/福岡県で「とよのか」の後継種として2005年に誕生。名の由来は、その特徴「赤い、丸い、大きい、うまい」の頭文字から。糖度が高い果汁は酸味とのバランスが良く、大きいものだと1粒40gにもなる。

◇紅ほっぺ/静岡で誕生し2002年に品種登録。やや長めの円錐形で粒が大きく、ひときわ冴えた紅色が目に鮮やか。平均12~13度の高い糖度、酸味とコクが調和。

◇ひのしずく/糖度は国内トップクラス。酸味もおだかやな熊本県のオリジナル品種。紅色の果皮はツヤがありやや柔らかく、果肉は硬めで締まりがあり、ジューシーで上品な甘味を楽しめる。

◇さがほのか/酸味が少なく甘味の強いタイプで、実は白い。佐賀県で育成され2001年に品種登録。果肉がしっかり締まり日持ちが良いことからも、主流品種のひとつに。

◇アイベリー/1983年、愛知県にある種苗会社で誕生。粒が大きいのが特徴で、50g以上にもなる。本種を掛け合わせることで、多数の大粒品種が続々生まれている。濃い赤色で甘味と酸味のバランスがよく、見た目も味も良い。

◇初恋の香り/最近よく見かけるようになった白いいちごの代表品種。熟しても赤くならず全体が白いままだが、酸味は少なく糖度は高い。紅白のいちごを箱詰めにして贈答用としても人気が高い。

◇サマーティアラ、アルビオン、ペチカほか/本来旬でない、夏から秋にかけて収穫できる品種も続々登場。夏場の菓子作り需要などに応じ、国産の新鮮ないちごが出回るようになった。
Point2

特産地と選び方

「とちおとめ」の栃木県を筆頭に、「あまおう」の福岡県、熊本県、静岡県、長崎県、愛知県、佐賀県など、温暖地を中心にいちごの特産地は広く分散する。いちごの品種開発を牽引しているのは、主に県や独立行政法人。各地で続々オリジナル新品種が生まれ、ブランドいちごとして味を競い合うことで、日本のいちごの美味しさは日々進化し、ランクアップしているのだ。

《選び方》

果皮の表面に張りとツヤがあり、ツブツブがくっきりしているもの。ヘタの葉が緑鮮やかでピンとしていて、乾いていないもの。果皮の色の濃淡は品種によって異なるが色が均一で、ヘタの近くまで赤いものを選ぶといい。また、いちごは収穫後も赤くなる性質があるという点にご注意を。果皮が真っ赤でも、ヘタに鮮度がなく、香りがないものは、熟す前に収穫された可能性がある。パックで販売されていることが多いが、可能であれば底を見て、傷んだものや色が薄いものがないかもチェックしたい。
Point3

旬の美味しい食べ方

いちごは生で食べるのが簡単で、ビタミンCの効力も損なわない。洗う時は、くれぐれもヘタはそのまま残しておこう。取ってから洗うとそこからビタミンCが流れだし、水っぽくなってしまう。

食べるときも少しひと工夫を。いちごは果実の先から熟すので、尖った先端の方が糖度が高い。ヘタを持ってつい先端から食べがちだが、ヘタを取って、ヘタ側から口に入れてみよう。最後に甘さがふんわり広がってより美味しく感じられる。

また、摘みたてを次々とほお張れるいちご狩りへ家族で出掛けるのも、究極の美味しい食べ方といえるだろう。その際は、実の熟し具合はもちろんのこと、ヘタ部分を一粒一粒しっかりチェックしたい。ヘタの下にできているひび割れが、いちごの完熟サイン。果実全体が赤く染まり、反り返ったヘタの下に、小さな裂け目ができているものがオススメだ。

結論

日本のクリスマスに欠かせない、生クリームたっぷりのケーキを彩る真っ赤ないちご。そのイメージが強いが、、露地で育ついちごの場合は春に花が咲いて、結実する初夏にかけてが本来の旬だ。太陽の光をいっぱい浴びて完熟した朝摘みいちごを、春から初夏に見かけることができたら、存分に味わってみたい。爽やかな甘酸っぱさに、季節の香りが匂いたつに違いない。
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