2020年2月 4日1. よく使う調味料の代替になるもの
よく使う定番の調味料は、次のような素材を組み合わせることで代用できる。マヨネーズやケチャップなどは、子どもにも人気の調味料のひとつなので、子育て中の家庭などでは使う頻度も高く、「気が付いたら無くなっていた！」ということも少なくないのではないだろうか。
- マヨネーズ...卵（1個）、酢（大さじ1）、塩（小さじ1弱）をブレンダーなどで撹拌し、そこに植物性の油を少しずつ加えてその都度混ぜる。滑らかになれば出来上がり。冷蔵庫で3日程度保存できる。酸味が苦手な場合は、りんご酢など酸味がまろやかなものを選ぶようにしよう。
- ケチャップ...トマトジュース（70㏄）、ハーブソルト（小さじ1/2）、コーンスターチ（大さじ1）を小鍋に入れて火にかける。沸騰したら弱火にしてとろみが付いたら火を止めて、酢を加えて混ぜる。酸味が苦手な場合は、お好みで砂糖を加える。トマトジュースが無い場合は、ウスターソース（70㏄）に砂糖（大さじ3）を加えて混ぜたものでも代用できる。
- みりん...日本酒（大さじ1）に砂糖（小さじ1）または蜂蜜（小さじ2/3）を加える。みりん特有の照りが欲しい時には蜂蜜を使った方がいい。
- ポン酢...醤油、酢、柑橘類を同量の割合で加えて混ぜる。柑橘類は、ゆずやかぼす、すだち、レモン、だいだいなど、お好みのものを使用しよう。
- すし酢...酢（カップ1）、砂糖（カップ1）、塩（小さじ1/2）を小鍋に入れて中火にかける。一煮立ちして砂糖が溶ければ出来上がり。甘さが控えめの方が良い場合は、砂糖の量を減らして味を整える。
2. 海外の調味料の代替になるもの
西洋料理や中華料理、エスニック料理など、海外の料理のレシピに登場するさまざまな調味料。せっかく購入しても、なかなか使う機会がなく、使い切らずに賞味期限が切れてしまったという経験のある方も少なくないだろう。そんな時、身近な調味料を組み合わせて代用できることを覚えておくと便利だ。
- バルサミコ酢...ぶどうを発酵させて作るお酢のこと。ウスターソースまたはとんかつソースに、同量の酢を加えてよく混ぜる。もしあれば、お酢は黒酢や赤ワインビネガーなど、甘味とコクのあるものを使うのがおすすめだ。
- コーンスターチ...とろみを付けたい時に使用する、とうもろこしから出来た粉のこと。少量を使う場合なら、片栗粉で代用できる。
- サフラン...スペインの代表的な料理「パエリア」などを作る時に使われ、香りが良く黄色の色が付く。黄色の色付けをしたい場合なら、ターメリックやカレー粉、くちなしなどで代用できる。
- レモングラス...タイの代表的な料理「トムヤムクン」や「グリーンカレー」などによく使われる。爽やかな香りがあり、肉や魚の臭みを消してくれる。料理の仕上げにレモンの搾り汁を加えればよい。
- テンメンジャン...中華料理などに使われる甘辛味の味噌のこと。味噌（大さじ2）、砂糖（大さじ1）、醤油（少々）を混ぜ合わせる。
- トウバンジャン...麻婆豆腐など辛い中華料理によく使われる。味噌（大さじ3）、ごま油（大さじ1）、醤油（大さじ1）、唐辛子（少々）を混ぜる。
3. 代替調味料を作る時のポイント
代替調味料は、身近にある調味料を組み合わせて似たような味を再現することである。例えば、とんかつソースに酢を加えて作った代替調味料のバルサミコ酢は、本物のバルサミコ酢とはやはり違ったものになる。
その意味では、調味料そのものの味を楽しみたい時には、本物の調味料を選ぶことをおすすめする。ただ、煮込み料理やソテーなど調理の家庭で使うような調味料の場合は、代替調味料を使っても味に大差が出ない場合が多い。
その意味では、調味料そのものの味を楽しみたい時には、本物の調味料を選ぶことをおすすめする。ただ、煮込み料理やソテーなど調理の家庭で使うような調味料の場合は、代替調味料を使っても味に大差が出ない場合が多い。
結論
いろんな種類の調味料が、身近にある調味料の組み合わせで代用できることが分かった。よく使う調味料だけでも覚えておくと、いざと言う時にきっと役に立つだろう。
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