1. コールスローとは?

コールスロー(coleslaw)とは、千切りキャベツとヴィネグレット(フレンチドレッシング)を和えたサラダのこと。具材はキャベツがメインだが、ニンジンやコーン、ハム、果物などが入ることもあり、ドレッシング代わりにマヨネーズを使うことも多い。一般的には揚げ物の付け合わせとして食べられることが多く、ケンタッキー・フライド・チキンのサイドメニューなどとして有名である。
2. コールスローの特徴・魅力を紹介

コールスローの特徴には、ふんわり食感が楽しめる、マヨネーズで簡単に味付けできるといったことがある。そこでグリーンサラダなどと比べながら、コールスローの特徴や魅力を確認してみよう。
その1.ふんわり食感を楽しめる
グリーンサラダなどの一般的なサラダは、先に野菜などの具材を盛り付けてから、ドレッシングをかけるのが基本だ。しかし、コールスローは千切りキャベツとドレッシング(マヨネーズ)をあらかじめ和えておく。そのため、しっとり・ふんわりとした食感を楽しむことができる。
その2.マヨネーズで味付けできる
コールスローには、ヴィネグレット(フレンチドレッシング)が使われていたという。しかし、現在はマヨネーズとお酢を合わせたドレッシングで味付けすればよく、非常に簡単に作れるようになっている。また、市販品の中にはコールスロー用の「コールスロードレッシング」も販売されている。
その3.キャベツの栄養素を摂れる
コールスローのメイン食材はキャベツであり、キャベツに含まれるビタミンC・ビタミンK・キャベジン(ビタミンU)・食物繊維などを多く摂ることができる(※1)。ただし、コールスローのカロリーは、使う具材や食べる量などによっても変わるが、100gあたり150〜170kcal程度が目安。食べすぎるとカロリーオーバーに繋がってしまうため注意しよう。
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3. 【レシピ】コールスローの基本的な作り方

「オリーブオイルをひとまわし」のレシピ集の中から、簡単コールスローの作り方を紹介する。「あともう1品欲しい」というときに、以下のレシピを参考にコールスローを作ってみよう。
コールスローの材料(4人分)
・キャベツ:1/4玉(300g)
・人参:1/2本
・コーン缶:50g
<オリジナルドレッシング>
・★マヨネーズ:大さじ2
・★お酢:小さじ2
・★砂糖:小さじ1
・塩:少々
・コショウ:少々
・人参:1/2本
・コーン缶:50g
<オリジナルドレッシング>
・★マヨネーズ:大さじ2
・★お酢:小さじ2
・★砂糖:小さじ1
・塩:少々
・コショウ:少々
コールスローの作り方・手順
1.キャベツとニンジンを千切りにする
※市販のスライサーを使うと簡単に千切りできる
2.(★)の調味料を合わせてドレッシングを作る
3.ドレッシングと具材を合わせてしっかり和える
4.塩コショウで味を調えて1時間ほど冷蔵庫に置いたら完成
※市販のスライサーを使うと簡単に千切りできる
2.(★)の調味料を合わせてドレッシングを作る
3.ドレッシングと具材を合わせてしっかり和える
4.塩コショウで味を調えて1時間ほど冷蔵庫に置いたら完成
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4. コールスローに関するよくある質問

ここまで、コールスローの基本・特徴・作り方について詳しく解説してきた。しかしまだ「コールスローとはどんな意味なのか」や「作ったコールスローはどれくらい日持ちするのか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、コールスローに関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.コールスローの語源や意味とは何か?
コールスロー(coleslaw)の語源は英語であるが、もともとの語源はオランダ語でキャベツサラダを意味する「koolsla(コールスラ)」といわれている。それが18世紀ごろに英語圏でサラダを意味する「slaw」とくっつき、「コールスロー」と呼ばれるようになったそうだ。この語源からもわかるとおり、コールスローとはキャベツサラダのことを指す。
Q2.コールスローはいつ頃誕生したのか?
コールスローは、古代ローマ時代には誕生していたと考えられている。しかし、世間に広まったのは18世紀以降で、スペインのメノルカ島でマヨネーズが見つかったのがきっかけとなったという。その後、ヨーロッパやアメリカを中心に、さまざまな国でコールスローは食べられるようになった。
Q3.コールスローはどれくらい日持ちする?
コールスローはあまり日持ちしないため、遅くとも3~4日以内には食べきるのが望ましい。保存方法は冷凍保存が基本で、冷凍保存は不向きとなっている。冷蔵保存する際は、できれば密閉容器などに入れて、乾燥やニオイ移りなどに気を付けながら保管しよう。
結論
コールスローとは、千切りキャベツとドレッシングを和えたサラダのことだ。手軽に作れて揚げ物などとも相性がいいため、洋食を食べるときにはぜひ一緒に用意してみよう。また、キャベツだけでも作れるが、ニンジン・コーン・ハムなどを加えてボリュームアップするのもおすすめだ。
(参考文献)
- ※1:農畜産業振興機構「野菜ブック キャベツ」
https://www.alic.go.jp/content/001162824.pdf
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