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バタースプレー、バターチューブ、バターパウダーとは?

バタースプレー、バターチューブ、バターパウダーとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

鉛筆アイコン 2020年2月 5日

バターと言えば固形を思い浮かべる方も多いと思うが、実は様々な形状で販売されている。今回は、スプレー、チューブ、パウダータイプのバターについてご紹介しよう。それぞれの特徴やメリットを知れば、きっと料理に使ってみたくなるはずだ。

  

1. バタースプレーとは

バタースプレーとは、植物油脂にバターフレーバーを添加した商品。料理やお菓子にスプレーするだけで、バターの旨味を加えることができる。バタースプレーを使うメリットは、バターの使用量を減らせる点だ。使用量は、バターの1/10~1/20で済むとも言われる。また、スプレーするだけなので、バターとは違いバターナイフを使用する必要がない。バターに比べて安価なのも魅力的だ。

・活用方法

バタースプレーは、お菓子作りに役立つ。固形のバターを塗ると、塗りムラができてしまうが、バタースプレーだとまんべんなく散布できるからだ。マドレーヌなどの複雑な型を用いる場合は、特におすすめしたい。

・注意点

バタースプレーはガスを使用しているので、火の回りで使用する際は注意しよう。特に、調理器具や料理に吹き付ける際は、火を切ったか確認してから行おう。

2. バターチューブとは

バターチューブとは、油脂にバターを添加したものである。バターは冷蔵庫で保管すると固くなり、柔らかくなるまで時間がかかるが、バターチューブは柔らかくすぐに使える。チューブタイプのため、冷蔵庫の場所を取らないのもうれしい。長さでバターのおよそのグラムが分かるのも便利だ。商品によって異なるが、柔らかさを実現するために、バターの成分が少な目になっているものもある。そのため、バターそのものの味を求める方には適していないかもしれない。

・活用方法

固形バターのように溶け出す心配がないため、アウトドアでも活用できる。また、すぐに柔らかいバターが使いたいという方にもおすすめである。特にパンに塗る際に適している。

・注意点

本来のバターよりも風味が劣る場合がある。風味をもっと出したいからと言って、使い過ぎてしまうこともあるため、注意したい。

3. バターパウダーとは

バターパウダーは、バターミルクパウダーとも呼ばれる。バターの製造時に発生するバターミルクを濃縮して乾燥させたものである。脱脂粉乳と同じような成分だが、脱脂粉乳よりも風味が豊かなのが特徴だ。欧米ではパンケーキを作る際にバターミルクを入れるが、バターパウダーでも代用可能である。

・活用方法

脱脂粉乳と同じように扱えるが、コクがあるのでパンやパンケーキなどに活用できる。バターパウダーを使用するとふっくらとした仕上がりになり、甘みも増すのだとか。料理にプラスすると、よりコクが増す。洋風の料理に加えるのがおすすめである。スープのほか、ソース作りにも使える。溶けにくいため、事前にお湯で溶く必要があるが、その手間を差し引いても試してみたくなるだろう。

・注意点

バターパウダーを液状のものに加える場合、溶けにくいのでダマになることがある。スープやソースに用いる場合は、事前にお湯で溶いておく必要があるだろう。

結論

バタースプレー、チューブ、パウダーは、固形バターにはない特徴を持っている。上手く使えば、もっと料理の幅が広がるだろう。しかし、パウダー以外はバターの成分が100%含まれている訳ではなく、使い勝手がよくなるように植物油脂にバターやバターフレーバーが添加されている。本来のバターの風味を求める方には適していないかもしれないが、それぞれにメリットがあるので、上手に使い分けてもらいたい。

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  • 公開日:

    2018年9月10日

  • 更新日:

    2020年2月 5日

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