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弱点は知ってる!?バターケースを使った保存の意味

弱点は知ってる!?バターケースを使った保存の意味

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2020年2月 3日

バターを毎朝パンに塗ったり料理に頻繁に使ったりする人は、毎回バターを箱から取り出して銀フィルムをはがす作業が面倒に感じることもあるだろう。そんな時、バターケースがあると便利だが、どんなものを選んでよいかわからないなどの理由から、買ったままの状態で使う人も少なくないだろう。バターの性質を解説し、いろいろなバターケースについて紹介する。

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1. バターの保存について

バターの弱点は「高温」と「酸化」。温度管理と保管状態が悪いと風味の劣化が進んでしまう。必ず冷蔵庫に入れ、空気に触れにくい状態で保存することが必須だ。
バターは開封した直後から劣化していくため、使いかけは銀フィルムの上から更にラップで包み、早めに使いきるのがよいとされている。しかし、毎朝のように使う人や、料理でも頻繁にバターを使う人は、密閉できるバターケースに移し替えて保存するのもおすすめだ。
バターはもともと腐りにくい食品であるが、使用済みのナイフでバターをすくう、パンくずなどの不純物が入る、バターが溶けて分離する、冷えたバターを室外に放置したことによって表面に水滴がつくなど、使い方によってはカビが生えたり腐ったりすることもある。できるだけ使う分だけ冷蔵庫から出すようにし、温度変化は小さくしておくことが重要だ。また、バターが溶けて分離すると、風味も損なわれてしまう。
ちなみに、バターの表面が黄色くなるのは、空気と触れた状態で長時間保管することで表面の水分が蒸発し、残った乳脂肪中に含まれているカロテンの色が濃く表れてるからだという。多少黄色みが増した程度であればそれほど品質に問題はないというが、さらに長期間保存した場合は、乳脂肪の酸化が起こり風味の劣化が起こる。黄色く変色した部分が中央部分まで浸透してしまっている場合は、カビや乳脂肪の酸化が進んでいる恐れもあるため、食べない方がよいとされる。
また、バターはにおいを吸着しやすい性質をもっているため、にんにくやカレー粉など匂いの強いものと一緒に保存しないようにするのがよい。

2. バターケースあれこれ:ベーシック編

バターケースは基本的には食卓に出して使う事が多く、見た目のデザインはシンプルかつおしゃれなものが多いようだ。素材も様々あり、それぞれの特徴がある。日常的に使うものだからこそ、自分に合ったものを選びたい。
  • 木製バターケース:
    木は温度変化の影響を受けにくく、自然な調湿効果も。木製品は見た目におしゃれなものが多く、食卓に出した姿も魅力的だ。経年変化で色や艶が出てくるのも人気が高い理由の一つだ。また割れたり欠けたりしづらい点もポイントが高い。長く使うためには、植物性の油を塗って油分を補給するという手入れも必要となる。
  • 琺瑯製バターケース:
    琺瑯は鉄にガラス質の釉薬を掛けた素材のため、熱伝導がよく熱くも冷たくもなりやすい。本体は琺瑯、蓋は木のものもあり、デザイン性も高い。洗いやすく、バターの油分も落としやすいため手入れも簡単であるといえる。割れやすいのが難点ではあるようだ。
  • 磁器製バターケース:
    磁器は、木製ほど温度変化が少ないわけでもなく琺瑯製ほど温度変化が大きいわけでもない。特徴としては木製と琺瑯製の中間に位置するようだ。厚みがあるものも多く、冷蔵庫から出してしばらくは固さを保つ。割れやすさには気を付ける必要があるが、普段の磁気製品と同様に洗いやすさや手入れのしやすさは折り紙付きだ。
このほか、ステンレス製やガラス製、プラスチック製などもあり、値段も色々だ。

3. バターケースあれこれ:ユニーク編

保存性よりも使い方を重視したユニークなバターケースも人気が高い。
  • カッター式バターケース
    トレー状の本体に長方体の蓋、バターカッターのセットとなっており、トレーに常温に戻したバターをのせて上からカッターを押し付けると、5~10g分のブロックに切り分けられるので、使いたい時に使いたいだけ取り出すことができる。そのままの状態で蓋を閉じれば、バターケースとして利用できる。
  • ふわふわに削るバターナイフが付属したトレー型のバターケース、
    トーストのこんがり焼けた表面に、冷蔵庫から取り出したばかりのバターを塗りつけるのは意外と難しい。バターナイフで押さえつけるようになってしまうことも多く、隅々まで塗れないこともしばしばだ。そんなときにはふわふわにバターを削れる溝や穴があいたバターナイフが付したバターケースが重宝される。
    バターナイフがそのまま使えるように浅いトレー状の本体にバターナイフが付属されており、表面を削るだけでふわふわのバターができあがる。トレー状の本体にナイフも収納したまま蓋をしめられるようになっているなど、冷蔵庫からとりだしてサッと使えるように工夫されている。
  • 回転式バターミル
    「手動回転式大根おろし器」的イメージの製品だ。箱から取り出し銀紙をはずしたブロックバターを本体内部に固定させ、回転させることで、刃の付いた小さな穴がたくさん並んだ板状のおろし金にバターを押し付けて削るという道具。下からはバターが麺状になって出てくる。蓋をすればバターケースとして冷蔵庫に保存できる。
    上部のハンドルを回転させると、リボン上のバターが出てくるものもある。

結論

バターケースは保存性・デザイン性・機能性など、どの部分を重視するかによって選ぶ形態も変わる。自分がバターをどのように使っているかを振り返り、生活をどのように彩りたいかを考えてみよう。ちなみに、それほどバターを使わないので保存性を高めたいという人は、バターを銀フィルムに包んだ状態で気密性の高いバターケースに入れておこう。

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