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たらの捌き方を教えて!初心者が簡単にできる方法を伝授

たらの捌き方を教えて!初心者が簡単にできる方法を伝授

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2021年1月18日

たらが丸ごと1匹手に入ったら、自分で捌いてみよう。魚を捌くのは難しそうだが、手順通りにやれば初心者でも簡単にできる。今回は三枚におろす方法を紹介するので、初めての人も思い切ってトライしてほしい。

  

1. たらの捌き方

今回紹介するのは真だらの捌き方だ。真だらはぬめりがあるので、捌くときには軍手をすると扱いやすい。

真だらをおろす際に最初にするのは「ウロコ取り」。目のふちに親指を入れ、魚をしっかり固定して尾から頭に向かって包丁でウロコを落とそう。また表面についているヌメリも同時に落とすと臭みがとれる。ウロコやヌメリはたわしでも落とせるので、やりやすい方で試してみよう。

次にするのは頭の切り落としだ。目の縁に親指を添えて頭を固定し、胸ビレの付け根から包丁を入れ、反対側にも同様に包丁を入れる。このとき中骨の関節に包丁が当たるようにすると簡単に切り落とせる。

頭が取れたら尾ビレから頭に向かって包丁で腹を開き、中の内臓を全部取りだそう。腹の中には内臓を覆っている黒い腹膜もあるので、それは手で剥がそう。中骨主骨周辺には血合いや汚れが溜まっているので、それを包丁でかきだし、水で洗い流せば下処理は完了。

そのあと、背ビレに沿って包丁を入れて、中骨に届く位まで背側を切り開き、反対側の腹側にも尾ビレから肛門に向かって包丁を入れる。

ここまでできたら、尾ビレ側から包丁を入れて骨と身を切り離そう。尾ビレの付け根を片手で持ちながら包丁を入れていくと扱いやすい。

反対側も同様の要領で、腹を下にして尾ビレから包丁を入れ、骨と身を切り離せば三枚おろしのできあがりだ。

鍋にするときにはぶつ切りに、ムニエルや照り焼きにするときには厚めに切るとよい。予め目的に応じた大きさにカットしておくと、冷凍保存したあとも扱いやすくなる。身崩れを予防するためにも、下処理で形を整えておくことは大事なポイントだ。

2. たらの保存方法

たらを丸ごと1匹捌くと一度に食べきれないほどの量になるので、余った分は冷凍庫で保存しておこう。冷凍保存する前には、切り身を塩水につけて下処理をしておくとよい。そうすることで、たらの独特の臭みがとれ、解凍後もプリプリの食感を楽しめる。身崩れもしづらくなるのでよいことばかりだ。方法を紹介しておく。

塩水の中にたらを入れ、10分~15分ほどたったら取りだす。キッチンペーパーで水滴をふいて、個別にラップに包み、フリーザーバッグにまとめて冷凍庫で保存する。たらについている水は臭いの元になるので、必ず水分をしっかりふき取ってから保存しよう。

3. たらの解凍方法

たらを冷凍保存したら、解凍方法についてもマスターしておこう。たらは身崩れしやすいので、解凍は注意深く行おう。

電子レンジを使うと短時間で解凍できるが、仕上がりが不安定になるのでおすすめできない。解凍に失敗すると、旨みや栄養を含んだ液体が出てしまい、味が落ちやすくなる。

最もおすすめなのは氷水を使って解凍する方法だ。0度前後の温度で解凍すると、食材の破損を最小限にすることができるといわれている。

解凍するときは密封したビニール袋ごと氷水に入れるとよい。重りをつけるか、ふたをするなどしてビニール袋が水から浮かないように工夫をしよう。この方法でも意外に早く解凍できるので、ぜひ試してほしい。

結論

たらが1匹手に入ったら自分で捌いてみよう。魚をおろしたことがない人でも、ここで紹介した手順に沿ってやれば綺麗に捌けるので、思い切ってトライしてほしい。

もし食べきれない場合は冷凍保存しよう。保存前に塩水につけて下処理をすると、臭みがとれて食感もキープできる。また、解凍には氷水を使うとよい。魚を傷めることなく上手に解凍できるので、保存法と一緒に覚えておこう。

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  • 公開日:

    2018年11月 8日

  • 更新日:

    2021年1月18日

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