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【管理栄養士監修】ローストチキンのカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】ローストチキンのカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年3月19日

骨つきの鶏もも肉をオーブンやグリルで香ばしく焼いたローストチキン。記念日やホームパーティーを彩る料理として最適な一品といえるだろう。本来はニワトリを丸ごと焼くものだが、近年はカロリーを気にする人が多いせいか、小分けにした状態で提供するお店も増えている。今回は、そんなローストチキンのカロリーや栄養について紹介しよう。

  

1. ローストチキンのカロリー

バーベキューソースをつけて焼いたり、リンゴ&はちみつでジューシーに仕上げたり、いろいろな味付けを楽しめるローストチキン。クリスマスの食卓に欠かせないという人もいるだろう。

オーブンやグリルがないと焼けないと思われがちだが、骨つきの鶏もも肉ならフライパンで調理可能である。高カロリーといわれているローストチキンだが、実際はどれくらいあるのだろうか。

ローストチキンのカロリーは、1人前を骨付きのもも肉1本分とするとおよそ533kcalとなる。

調理する前の生の鶏肉のカロリーは、以下の通りで部位や皮がついているかどうかで、かなりカロリーが違ってくるので、丸鶏のローストチキンでも食べる部位によって摂取するカロリーは変わってくる。以下は可食部100gあたりのカロリーだ。
  • 成鶏肉 手羽皮付き・・・195kcal
  • 成鶏肉 むね皮付き・・・244kcal
  • 成鶏肉 むね皮なし・・・121kcal
  • 鶏肉 もも皮付き・・・253kcal
  • 鶏肉 もも皮なし・・・138kcal
  • 成鶏肉 ささみ・・・114kcal

2. ローストチキンに含まれる栄養

ローストチキンに使用される鶏肉には、良質なたんぱく質をはじめ、ビタミン・ミネラル・コラーゲン・リノール酸などがふくまれている。

たんぱく質は丈夫な骨をつくり、貧血を予防したり免疫力を高めたりする効果が期待できる。ちなみに成人男性が1日に必要なたんぱく質の量は60gといわれている。ごはんを例にあげると100gに対して2.5g含まれているそうだ。60gを満たすためには2.4kgも食べなければならない。しかし鶏肉の場合は300g程度食べるだけで、1日に必要なたんぱく質の60gが満たせるのだ。

また、ビタミン類は骨や歯を丈夫にしたり、エネルギーの代謝を助ける効果があるといわれている。さらにミネラルは代謝を助け成長を促進防する効果が期待できるのだ。

3. さまざまな方法でカロリーダウンできるローストチキン

ローストチキンのカロリーは(大きさにもよるが)1本で400kcal超えと、かなり高カロリーといえるだろう。しかし皮をはがして焼いたり、もも肉のかわりにむね肉を使用したり、油を使用しないなど、ヘルシーに仕上げる方法はいくつかある。

また骨つきの鶏もも肉なら、焼く前にレンジで温めて油分を落とすという方法もある。さらに同じように焼く前に圧力鍋で柔らかくして焼いても、カロリーをおさえることができるのだ。日頃からカロリーを気にしている人は、取り入れてみてはいかがだろうか。

結論

皮はパリッとジューシーで旨みや香りを楽しめるローストチキン。カロリーについて理解してもらえただろうか。カロリーオフしたい場合は、皮の部分を避けて食べるとよいだろう。テーブルにあるだけで、これぞクリスマスといった雰囲気を堪能できるローストチキン。前もってタレにつけておけば、当日は焼くだけでOK。ぜひローストチキンを作ってパーティーを盛り上げてみてはいかがだろう。

ちなみに世界3大美女といわれた中国の楊貴妃は、鶏を煮込んだ料理を好んで食べていたそうだ。鶏肉には美肌効果のあるビタミンAも含まれている。男女を問わず積極的に食べたい食材だ。

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  • 公開日:

    2018年12月25日

  • 更新日:

    2020年3月19日

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