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芽キャベツってどんな野菜?キャベツとの違いや栄養、産地を紹介!

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年8月19日

キャベツの若い芽と勘違いされがちな芽キャベツ。じつは、ルーツこそ同じだがキャベツとは異なる品種の野菜だ。芽キャベツは栄養が豊富に含まれており、海外でも注目を浴びている。ここでは、芽キャベツの栄養素や産地について、詳しく紹介したい。

1. 芽キャベツとキャベツの違いって?

芽キャベツはキャベツの未成熟な芽と勘違いされがちだが、じつはキャベツの変種であってスーパーで売られているキャベツと同じものではない。トマトとミニトマトのような品種によるサイズの違いという関係でもなく、キャベツと芽キャベツではそもそも実のなり方からして異なっているのだ。

キャベツは株の中央の芽が結球していくのに対し、芽キャベツは葉の付け根のわき芽が結球する。1株で50個以上収穫できるといえば、実のなり方がキャベツとは全く異なることがイメージできるだろうか。その姿から、別名子持ちかんらんとも呼ばれている(かんらんはキャベツの別名)。

芽キャベツもキャベツも、元を辿ればケールという青汁の原料として用いられる野菜が原種だとされている。ルーツを同じくする野菜にはほかにも、ブロッコリーやカリフラワー、コールラビといったものがある。

元を辿れば同じ植物にも関わらず、芽を食べるキャベツや芽キャベツ、花蕾(小さなつぼみ)のかたまりを食べるブロッコリーやカリフラワー、茎の部分が食用となるコールラビと可食部が異なるというのも面白い話だ。

余談ではあるが、キャベツの変種に紫キャベツがあるように、芽キャベツにも紫色の品種も存在する。

2. 芽キャベツの国内生産量1位は静岡

芽キャベツの旬は1月中旬~3月頃までで、それ以外の時期に目にすることは珍しい。高温や湿気に弱く、それ以外の時期に育てようとすると実がうま手く巻かなかったり、虫が付きやすくなったりするからだ。

芽キャベツが芽キャベツという品種として定着したのは16世紀のベルギーだという。その後19世紀に世界各地に広まり、日本に伝わったのは1868年、明治時代のことだといわれている。

芽キャベツの国内生産量1位は静岡県で、じつに9割を超えるシェア率を誇っている。静岡に芽キャベツが広まったのは約50年前。静岡の芽キャベツは、50年かけて国内1位の生産量になるまで育てあげた、熱意と愛情の込もった野菜なのだ。

芽キャベツに込められた愛情は、収穫方法にも表れている。芽キャベツは、先述の通り太い茎のわき芽が結球してできる野菜だ。この結球した実が収穫期を迎えるタイミングは同じ株の中でも違いがあり、茎の上に行けば行くほど実の成熟は遅れる。

そのため、芽キャベツの収穫は株をひとつひとつ見て回り、十分な大きさの実だけを摘み取っていくという手作業が基本になる。収穫期間はおよそ4ヶ月。すべての実を収穫し終えるまで、株をひとつひとつ見て回る収穫作業が続く、手間暇のかかる野菜なのだ。

3. 芽キャベツは栄養満点!

芽キャベツは栄養満点の野菜としても知られている。とくにビタミンCの含有量が多く、生の状態100gあたりに含まれるビタミンCの量をキャベツと比べてみると、じつに約4倍の差があるほどだ。ビタミンCには美肌効果、ストレスへの抵抗力向上、鉄の吸収効率向上といった効果がある。成人で約100mgのビタミンCを摂取することが推奨されているが、そのすべてを芽キャベツで摂るならたった5個~6個で足りてしまう計算だ。

それ以外にも、ビタミンBやベータカロチン、食物繊維といった栄養素も豊富に含まれている。さらに、芽キャベツは1990年にアメリカ国立がん研究所で発表された「がん予防に有効な成分を含む食品」のリストにトップクラスに位置する野菜として載っている。

芽キャベツやキャベツをはじめとしたアブラナ科の野菜はイソチオシアネートという成分を多く含んでおり、海外でも芽キャベツは人気の食材なのだ。

芽キャベツは生で食べるには苦みが強いので、茹でたりスープに入れて煮込んだりといった形で食べるのがほとんどだ。芽キャベツを茹でる際、半分に切ってしまうと味も栄養も落ちてしまう。根元に切れ目を入れて火を通りやすくする程度にして、丸ごと煮込むのが美味しく食べるポイントだ。

結論

芽キャベツは、見た目がかわいらしいだけでなく栄養も豊富な野菜だ。サラダやスープの彩りに加えるだけで料理が一気に華やかになり、栄養満点の料理になる。スーパーに並ぶ季節になったら、ぜひ一度手に取ってみてもらいたい。

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