ハンバーグソースの種類と作り方を解説！市販ソースを美味しくするコツも

絶品ハンバーグを作るにはソースが決め手といっても過言ではない。せっかくハンバーグがふっくらジューシーに仕上がっても、肝心のソースの味がぼやけていたり、酸味や甘みが強すぎたりすると、料理が台無しになってしまう。そこで、まず「美味しいハンバーグソースとは？」という観点から、コツをふたつ紹介しよう。

料理はなんでも熱々が美味しいもの。ハンバーグもしかり。せっかくハンバーグが焼き立てなのに、冷めたソースでハンバーグの温度が下がってしまうなどということは避けたい。美味しいハンバーグソースとは、熱々とろり、が基本である。

ハンバーグを焼いたときに出てくる肉汁は、旨みたっぷり。ハンバーグソースを作るときは、この肉汁をぜひともいかしてほしい。ハンバーグを焼いたあとのフライパンに、ソースやケチャップなどを入れトロリとするまで煮込むだけで、とても美味しいハンバーグソースができる。美味しいハンバーグソースとは、肉汁を最大限にいかしたソースのことでもある。

続いて、ハンバーグソースの種類にスポットをあててみたい。代表的なハンバーグソースの種類をいくつかピックアップしてみよう。

ほかにもハンバーグソースにはさまざまな種類がある。ぜひお気に入りのハンバーグソースを見つけてほしい。

自分好みにさまざまなアレンジを楽しめるのがハンバーグソースのいいところ。しかし、アレンジを楽しむには、やはり基本の作り方をしっかりとマスターしておきたいものだ。そこで、ここでは、初心に戻って基本のハンバーグソースの作り方をおさらいしておきたいと思う。
とはいっても、作り方はいたって簡単だ。ハンバーグを焼いたあとのフライパンをさっと拭いたらトマトケチャップとウスターソースを入れて煮込むだけ。ケチャップとソースの割合は、2：1程度でよい。焦げ付かないように混ぜながら、とろみが出るまで火にかけたら完成だ。ハンバーグを初めて作る人は、まずこの基本のハンバーグソースを習得してから、さまざまなハンバーグソースにチャレンジしてみるとよいだろう。

なかにはハンバーグソースくらいは市販のもので手抜きさせてほしい...という人もいるだろう。それでもOK。自由な食べ方でも美味しいのがハンバーグのよいところだ。もし、余力があるなら、市販のハンバーグソースにひと手間かけて、より美味しくしてみるのはいかがだろう。ここでは、アレンジのヒントをいくつか紹介しよう。

市販の和風ソースに隠し味としてガーリックを少し入れてみるのはいかがだろう。香ばしいガーリックの味が食欲を引き立てるはずだ。

デミグラスにマスタードや和風からしを少し入れてみよう。甘みの中にピリッとした刺激が感じられ、これもまたオツなもの。

市販のデミグラスやトマトソースに野菜ジュースを入れてみよう。さらに味に奥行きが出るだろう。

ハッシュドビーフのルウを溶かした中に、焼いたハンバーグと好みの野菜を入れて煮込むだけで、コクのある煮込みハンバーグが完成する。ニンジンやパプリカなど、見た目にも鮮やかに作ってみてほしい。

ハンバーグには美味しいハンバーグソースが欠かせない。しかし、ハンバーグソースの作り方に正解はないのだ。基本とコツさえしっかりマスターしておけば、あとは自由自在にアレンジができるのも、ハンバーグソース作りの楽しいところ。ぜひ、お好みの味付けでオリジナルのハンバーグソースを開発してほしい。