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やっぱり高カロリー?【ハッシュドビーフ】のカロリーと糖質量

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年1月12日

牛肉の旨みが詰まった濃厚なソースが美味しいハッシュドビーフ。カレーやハヤシライスと見ためが似ており、カロリーが高いイメージがあるようだが、実際はどうだろう。気になる糖質量や栄養素も含め、徹底調査してみた。

1. ハッシュドビーフとハヤシライスは同じ料理?

見た目が似ているハッシュドビーフとハヤシライスだが、ふたつに明確な違いはないようだ。使用する材料に肉や玉ねぎを使うという部分は同じである。しかし、ハッシュドビーフはデミグラスを使った大人が好む味付けで、ハヤシライスはトマトケチャップやトマトソースがベースになった子どもにも食べやすい甘めの味付けというイメージが強いようである。どちらの料理もごはんと一緒に食べる日本生まれの西欧風料理だ。

2. ハッシュドビーフのカロリーと糖質量

ハッシュドビーフは、牛うす切り肉、玉ねぎ、きのこを炒め、デミグラス、ケチャップなどで煮込んで作る。市販のルウがあると、手間もかからず非常に便利だ。今回は、デミグラスを使った本格的な調理法で、カロリーや糖質量を計算してみた。
(以下はすべてハッシュドビーフ1人分の材料にあたるカロリー、糖質量)

◎牛もも肉100g[259kcal、0.5g]
◎玉ねぎ100g[37kcal、7.2g]
◎マッシュルーム50g[6kcal、0.1g]
◎赤ワイン30g[22kcal、0.5g]
◎デミグラス缶60g[49kcal、6.6g]
◎トマトケチャップ10g[12kcal、2.6g]
◎ウスターソース3g[4kcal、0.8g]
◎顆粒コンソメ1.5g[4kcal、0.6g]
◎バター5g[38kcal、0.0g]
◎ごはん150g[252kcal、55.2g]

気になる1人分のハッシュドビーフのカロリーは683kcal、糖質量は74.0g。やはり低カロリーとはいえない結果になった。カロリーの多くは牛もも肉、ごはんが占めており、糖質量の多さはごはん、次いで玉ねぎ、デミグラスの順になっていることがわかるだろう。ダイエット中にハッシュドビーフを食べる場合は、これらの材料を置き換えるなどして工夫するとよさそうである。

3. ハッシュドビーフの気になる栄養素は?

牛肉

牛肉が赤いのはミオグロビンというたんぱく質の一種が関係しているからだ。ミオグロビンは、ヘム鉄という身体に吸収しやすい鉄を含んでおり、酸素を体内のすみずみに運ぶ重要な役割を担っているといわれている。また、ビタミンB6には、皮膚や粘膜などを健やかに保つ役割があるといわれており、ビタミンB12は、脳神経を正常に保ち、赤血球のヘモグロビン生成を補助する作用があるとされる。牛肉の脂肪が気になる人もいるだろうが、この脂肪には動脈硬化を予防するといわれるオレイン酸が多く含まれている。牛肉の脂肪も、血中の悪玉コレステロールを減らす効果が期待できる大切な栄養素のひとつといえるだろう。

玉ねぎ

玉ねぎは、ケルセチンというポリフェノールの一種を多く含んでいる。ケルセチンには強い抗酸化作用があるとされ、動脈硬化や脳血管疾患の予防、大腸がんにおいては予防が期待できる可能性があるとの研究もあるようだ。生の玉ねぎに含有している硫化プロピルという成分は、血糖値の低下に効くという。硫化プロピルは、加熱することによってトリスルフィドに変化し、さらに長時間加熱するとセパエンという物質に変化する。中性脂肪やコレステロールの値を下げ、血液の流れをよくする効果があるといわれており、加熱するほど効果が期待できるようだ。

マッシュルーム

ビタミンB2、カリウム、食物繊維を豊富に含むきのこである。細胞や皮膚粘膜などを正常に保ち、便秘や心疾患、糖尿病、肥満などの生活習慣病を予防する効果があるようだ。また、血圧を下げたり骨密度を増やす効能も期待できるといわれている。

赤ワイン

赤ワインには、抗酸化作用があるというポリフェノールが含まれている。ポリフェノールは、動脈硬化を予防し、さらには進行を防止する可能性も期待できるようだ。また、心疾患のリスクを減らしたり、記憶力の回復に効果があるともいわれている。

結論

ハッシュドビーフはカロリーが高い反面、栄養を多く含む食材をふんだんに使っている。ダイエッターには注意が必要といえそうだが、赤身の牛肉を使うなど工夫すればカロリーオフも可能だ。食事のバランスを考えながら、ハッシュドビーフの栄養を上手に摂り入れよう。

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