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似ているようで実は全然違う!?大葉とエゴマ、バジルの違い

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年7月22日

大葉、エゴマ、バジル…どれも聞いたことのある名前だが、実際に目の前に差し出されたら、どれがどれだか答えられる自信がない。そんな人が多いことだろう。どれも香りの強い香味野菜やハーブと分類される食材である。今回はそれぞれの特徴とその違いを徹底解説だ。

1. 大葉とは

大葉は、シソ科シソ属の植物のなかでも青いシソ(青紫蘇)のことを指す言葉。大葉とは、流通の際に使われる商品名。ちなみに梅干しに使われる赤紫蘇も同じ仲間。爽やかな香りの日本を代表するハーブのひとつである。

旬と栄養

近年では、温室栽培が広く浸透しているため、通年手に入る大葉だが、本来の旬は初夏から夏本番にかけて。家庭菜園で育てるとよくわかる。大葉は脇役と思われがちだが、その栄養素は目を見張るほど。βカロテンにおいては、野菜の中でも群を抜くほど多く含まれている。ビタミン類やミネラルも含有。また、大葉といえば、その香りが特徴的。香りの素はペリルアルデヒドという成分。防腐、殺菌作用があるといわれている。

大葉とシソ

大葉も赤紫蘇も1度タネを蒔けば、翌年以降も落ちたタネから芽が出て勝手に育っていくのが基本。今でも田舎では、買うようなものではなく、畑で勝手に育つものという印象が強い。1960年代以降、日本の高度成長期に伴い、料亭などに向け出荷されるようになり、いまのような状態で販売されるようになった。大葉、と呼ばれるようになった経緯は諸説あるが、シソは芽や花穂も食用にされるため、わかりやすいように葉は大葉と呼ぶようになったようだ。

2. エゴマとは

韓国料理店などで目にする機会のあるエゴマ。見た目は大葉にそっくりである。エゴマも大葉と同じ、シソ科の一年草。素人目には大葉と見分けるのが難しいくらいであるが、味わいは大葉よりもさらに癖がある。少し薬のような苦味を感じるところが特徴だ。

旬と栄養

旬も大葉と同じ。温室栽培も行われているので、取り扱いのあるところでは通年、手に入れることができる。栄養素的にも大葉に近く、βカロテンやビタミンCやEが豊富である。

人気のエゴマ油

健康志向の人にフューチャーされているのが、このエゴマの実から絞ったエゴマ油。注目を集めたのは、必須脂肪酸のα-リノレン酸の含有量。この栄養素は、オメガ3系脂肪酸にあたり、身体に必須であるのにも関わらず、体内で生成ができないため、現代人は慢性的に不足しているといわれている。エゴマ油は熱に極端に弱いので、加熱せず、そのまま摂取することが推奨されている。身体にいいとはいえ、油なのでカロリーは高い。摂取しすぎには注意が必要だ。

3. バジルとは

バジルは、シソ科メボウキ属の葉。大きなくくりでいえば、シソ科なので大葉とエゴマと同じということになる。バジルにも品種がいくつかあるが、スイートバジルがもっともポピュラー。欧米、特にイタリア料理に使われることでも知られている。葉は、大葉やエゴマとは異なり、つるんとしている。

旬と栄養

バジルの旬は盛夏。栄養価も大葉やエゴマと似ていて、βカロテン、ビタミン類を多く含有している。そのほか、高い香りの成分には、鎮静作用や食欲増進に効果が期待できるものがある。とても強い植物なので、初心者でも家庭菜園で育てやすい。

ホーリーバジルとスイートバジル

ホーリーバジルは、バジルの品種のひとつ。あまり馴染みがないかもしれないが、タイ料理を代表するガパオライスに使用されているバジルである。日本ではまだなじみが少ないハーブではあるが、インドのアーユルヴェーダーでは古くから聖なる植物として珍重されてきたもの。万能的な薬効を持つとされているのだ。葉は、スイートバジルより小さめで厚みも薄い。味わいとしてはより香りが芳醇。ハーブティーとしても飲用されている。

結論

大葉とエゴマとバジル、大まかなところではシソ科というくくりなので似た種類。なかでも大葉とエゴマは、見た目もそっくり。それぞれ味わいは異なるが、同種ゆえ、代替え品としても使うことができそうだ。
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