このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

3色?5色?和食文化が反映された【おはぎ】の材料&作り方のコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年4月17日

お彼岸に食べる風習で知られる和菓子【おはぎ】。それはごはんのような餅をあんこで包んだものが一般的だが、地域によっては3色や5色のおはぎがあるのをご存知だろうか?目に楽しく、食べて美味しいカラフルなおはぎには、日本の伝統文化が息づいている。ここでは3色おはぎ、5色おはぎに最適な材料や作り方のコツを解説しよう。次のお彼岸には、墓参りの前に本格的な3色や5色のおはぎを作ってみてはいかがだろうか。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 3色おはぎ・5色おはぎに使う食材の選び方

おはぎに必須の小豆はその赤色から魔除け、米は五穀豊穣を象徴としている。おはぎは伝統的な縁起食なのだ。さらに陰陽五行説に由来する和食の考え方「五味五色五法」に則り、3色や5色のものも生まれたという。ここでは、これを作るのに必要な食材の選び方を見てみよう。

■おはぎに必須の材料

まず、もちに使う米の選び方を解説する。もち米だけでもよいが、おはぎ特有のごはんのような食感を出すには、もち米とうるち米(白米)を3:1の割合で混合しよう。ごはんの食感をより出したいなら、もち米とうるち米を1:1で混ぜてもよいだろう。
次にあんこを作るには、小豆と砂糖を1:1で用意する。砂糖の量は好みで増減しても構わない。
スタンダードなおはぎはもちをあんこで包むが、きなこや黒ゴマなどをトッピングする場合でももちのなかにあんこを入れるため、もちとあんこはおはぎに欠かせない材料だ。

■3色おはぎの材料

次に3色おはぎに使う食材の選び方を見てみよう。3色のうち1色の赤はあんこのおはぎのこと。もう2色は、黄色を象徴するきなこと、黒を象徴する黒ゴマだ。
きなこには砂糖を1:1と塩少々を混ぜる。黒ゴマはいりごまをすり潰すか、すりごまを用意し、こちらも同じ割合からやや少なめの砂糖と塩少々を混ぜておこう。

■5色おはぎの材料

前述の3色おはぎに、もちを白あんで包んだ白おはぎと、青海苔をまぶした青おはぎを加えることで、5色おはぎは完成だ。
白あんを作るには白金時豆と砂糖を1:1で用意。こちらも小豆のあんこと同様、砂糖を増減しても構わない。また、おはぎに必要な食材の選び方として、スジアオノリを使った青海苔を選ぶのも重要だ。お好み焼きに使うアオサノリは硬めの食感や香りから、おはぎには相応しくない。

2. おはぎ作りを手早く済ませる下ごしらえ

おはぎを作ったその日に墓参りへ行くともなれば、おはぎ作りは手早く済ませたい。3色も5色も作るのであればなおさらだ。そのための下ごしらえとして、前日にあんこを作り冷蔵保存するのをおすすめする。作ったあんこを30g程度に小分けし、丸める下ごしらえもできるとなおよいだろう。
あんこ作りでは、時間をかけてゆで小豆を作ったうえ、あんねりというあんこに仕上げる作業も必要だ。これには2時間程度かかるとも言われているため、おはぎの下ごしらえとして作っておかないと、当日ゆっくり墓参りする時間が無くなってしまう恐れがあるので気をつけてほしい。

3. 失敗せずにおはぎを作る2つのコツ

おはぎ初心者でもこれから紹介するちょっとしたコツを押さえれば、失敗せずに作ることができるだろう。

■既製品を利用して失敗知らず

「おはぎを作ってみたいが、あんこ作りに自信がない......」というなら、すでにできあがっているあんこでおはぎを作ってみよう。黒あん、白あんどちらも既成品が売られているのでぜひ利用してほしい。
簡単なあんこ作りのコツとして、既製のゆで小豆を使うのもおすすめだ。時間と手間が必要なゆで小豆を作る工程を飛ばすことができる。

■うるち米は浸水しない

おはぎの独特な食感を上手に出すコツとしては、もち米は浸水し、うるち米は浸水しないよようにしよう。レシピによってはもち米とうるち米を混合し、一晩浸水させるものもあるが、うるち米に水を吸わせすぎると、潰した際に水分が多すぎて、おかゆのようになってしまう。完全にもち状にするならこれでもよいが、ごはんの粒感を残すならNGだ。
もち米は浸水することで粘りが出てもちもちになるため、蒸し器で炊くなら一晩程度、炊飯器なら30分~1時間程度を目安に水を吸わせよう。

結論

日本の縁起物として誕生したおはぎは、和食文化が発展するにともない3色や5色のものが生まれた。カラフルな見た目ゆえ作り方が大変そうと思われがちだが、5色おはぎでもその手間は大きく変わらない。米の浸水時間にこだわれば初心者でも美味しく作ることができるため、ご先祖様へ見目鮮やかなおはぎを供えてみてはいかがだろうか。

この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ