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作り置きの野菜おかずで毎朝時短する!簡単なのに満足度の高い人気献立とは?

作り置きの野菜おかずで毎朝時短する!簡単なのに満足度の高い人気献立とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年5月18日

食事の献立を考えるとき、悩むのはメイン以上にその付け合わせではないだろうか。しかし、そんなときに作り置きの野菜おかずがあればどうだろう。「今日はこれを合わせよう」と、パッと決まり、手間もかからない。そこでこの記事では、副菜や汁物に便利な作り置き野菜メニューを紹介しよう。

  

1. 作り置き野菜おかずを作る前に知っておきたい保存方法

はじめに野菜おかずを作り置きする際に知っておきたい正しい保存方法を学んでいこう。

■保存容器は密閉タイプかつ、清潔なものを用意

作り置き野菜おかずを保存するには、当然容器が必要だ。これは空気が入りにくい・雑菌の付着していない清潔なものを用意しよう。どちらも守られていないと作り置きの劣化や雑菌の増殖が促されてしまう。保存容器はよく洗うのはもちろんのこと、瓶タイプであれば煮沸消毒するのが一番だ。また、洗った後は清潔な布巾で水気をしっかり取り除くことも大切である。

■野菜は水気をなるべく出さないように工夫

水気を取り除くことが大切だと言ったが、これは水気が多いほど雑菌が増殖しやすいためだ。しかし、野菜はどうしても作り置きして時間が経てば経つほど水分が出てしまう。これをゼロにすることはできないが、極力減らすための方法として、カットサイズを大きめにして切り口を少なくすることが挙げられる。また、生であっても加熱する場合であっても、なるべく油をからめるとよい。油が切り口をふさぎ、水分の流出を防いでくれる。

■冷凍保存する際は小分けに

作り置き野菜おかずは、冷蔵保存だと2、3日程度しかもたない。そのため、1週間分を作り置きしたいといった場合には、冷凍保存しよう。冷凍保存であれば2、3週間もたせることができる。その際にしておきたいのが、1食分ずつを小分けにして保存することだ。一度解凍してしまった作り置き野菜おかずはすぐに食べきるしかなくなってしまうため、一品を数日に分けて使用した場合には、小分けにする必要がある。

2. 簡単なのにおしゃれな作り置き野菜おかず

まずは初心者でも作りやすい簡単な作り置き野菜おかずを紹介しよう。

■ミックスビーンズのカラフルサラダ

こちらの作り置き野菜おかずに使用するのは、ミックスビーンズ缶のほか、ツナ、玉ねぎ、マヨネーズのみだ。しかも大きく手を加えるのは玉ねぎだけで、みじん切りにした玉ねぎを水にさらし、水気を切った後にボウルでほかの食材、マヨネーズと混ぜ合わせるだけでOK。たったこれだけなのにも関わらず、ツナの旨味が味を引き立ててくれるほか、ミックスビーンズのおかげでとてもおしゃれな作り置き野菜おかずに仕上がるだろう。

■ジャーマンポテト

使用するのはじゃがいも、ベーコン、玉ねぎ。味付けににんにく、塩、こしょうだ。じゃがいもは電子レンジで加熱して、あらかじめ火を通しておくと時短になる。その後、じゃがいも含め食材はすべて食べやすいサイズに切り、先にフライパンでベーコンとにんにくを炒めていこう。ベーコンをカリっとするくらいこんがり焼いたら、一度にんにくとともに取り出し、つづいてじゃがいもと玉ねぎも炒めていく。あとは、玉ねぎの焼き加減が好みになったところで塩コショウし、ベーコンとにんにくも戻して軽く炒め直せば完成だ。
なお、じゃがいもは冷凍にはむかないため、ジャーマンポテトについては冷蔵保存をおすすめする。

■作り置きカット野菜ミックスで野菜炒め

どんなメイン料理にも合わせやすい野菜炒めはとても重宝する。だが、野菜炒めは多くの切った野菜を使用するため、水分が出やすく雑菌が増殖しやすいほか、味も落ちやすい。また、多くを作り置きしていても、1週間に何度も同じ食材・同じ味の野菜炒めを食べるのは、飽きがきてしまう。そこでおすすめしたいのが調理前のカット野菜ミックスを作り置きしておくことだ。冷凍用保存袋に野菜炒めに使いたいカットした食材をすべて入れて、保存してしまおう。野菜の種類により異なるが、約1ヶ月は保存がきくため、食材を変えていくつもの冷凍野菜ミックスを作っておくとよい。

3. 野菜スープも作り置きが重宝する

副菜同様に悩む汁物についても、実は作り置きが可能だ。中でも、一度に大量に作った野菜スープを1週間使い回すといった方法は非常に楽なので、そのやり方をここでは紹介しよう。

■シンプルな野菜スープを作り、翌日からアレンジを

はじめに大量に作る野菜スープはごくシンプルなものがよいだろう。お好みの野菜を入れて、味付けは塩コショウのみやコンソメ、和風出汁などで整えるだけでOKだ。
そして、翌日からは日々アレンジを加えていく。ソーセージやベーコンといった肉類をプラスしてもよいし、野菜をさらに足してもよい。もちろんトマト缶や牛乳を加えて、スープのベースそのものに変化をつけてもよいだろう。ほかにも、よく煮込まれた野菜をすべてミキサーにかけ、ポタージュにしてしまえばなんとも凝ったスープに見える。また、大量に作りすぎてしまい余らせてしまいそうなときには、カレーにしてしまうのもおすすめだ。
このように作り置きした野菜スープのアレンジは幅広い。ぜひさまざまなアレンジに挑戦してみよう。

■保存方法は冷蔵がベスト

保存方法は、やはり冷蔵保存や冷凍保存を選ぶべきだろう。1食分ずつを保存しておき、都度、鍋に移してアレンジしたほうが使い勝手がよいのでおすすめだ。
ただし、冷凍保存する場合には基本の野菜スープにじゃがいものような冷凍にむかない食材を入れるのはNG。このような冷凍に不向きの野菜については、アレンジ時に加えることをおすすめする。

結論

普段、副菜やスープは手を抜きがちだというのなら、作り置きしておくことが、「楽なのに凝っているように見える」こと間違いなしだ。毎日1から手をかけるのも大変素晴らしいことではあるが、それに疲れて料理が楽しくなくなってしまってはもったいない。作り置き野菜の知識を身に着け、賢く楽しく日々の食卓をつくっていこう。
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  • 公開日:

    2019年5月 2日

  • 更新日:

    2021年5月18日

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