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金目鯛の選び方や美味しい食べ方、アレンジ方法の紹介

金目鯛の選び方や美味しい食べ方、アレンジ方法の紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年1月22日

金目鯛と聞くとどのようなイメージを持つだろうか。一般的には高級品とされており贅沢な印象を持つのではないだろうか。またその見た目も印象的で、さまざまな種類の魚がいる中でも金目鯛はパッと目を引く朱色で大きな目が特徴である。今回は金目鯛の選び方や美味しい食べ方、アレンジ方法の紹介をする。

  

1. 美味しい金目鯛の選び方

鮮度の見方

鮮度のよい金目鯛は目を見ればわかる。鮮度がよいものほど目に透明感が感じられるのだ。目が落ちくぼんでいないのも鮮度のよい証拠といえる。また、釣り上げた直後の金目鯛は、上部が金目鯛特有の朱色で、下腹部が銀色や薄い朱色である。よりよい金目鯛の選び方は、金目鯛を触ってみてしっかりとハリの感じられる固さのあるものがよい。鮮度が落ちると白くなってくるのでできるだけ鮮やかな朱色のものを手に入れよう。切り身の場合も皮の赤みが強く、身が白く透明感も感じるものが好ましい。

脂ののり具合

脂ののった金目鯛はより旨みを感じる。旬でもある12~2月は金目鯛に最も脂がのり美味しく食べられる時期だ。産地によって多少異なるが主に冬が旬といえる。脂ののった金目鯛の選び方は、旬の時期に手に入れる以外ではより大きいものを選ぶのがよいだろう。切り身の場合は皮と身の間を確認しよう。間の層に厚みがあるほど脂がのっている。

2. 金目鯛の美味しい食べ方

金目鯛は鯛と付くが、鯛の仲間ではなくキンメダイ目キンメダイ科の深海魚である。癖のない白身魚だが脂によって上品な甘さを感じられる。肉厚でしっとりとした口当たりも特徴である。金目鯛は、刺身、煮付け、焼き物、握りなどどのように調理しても美味しく食べられる。鮮度のよい金目鯛は刺身として皮つきで食べると脂の旨みが感じられるだろう。握りも同様で皮つきが旨い。腹と背の味わいが違うためそれぞれ食べ比べるのもおすすめの食べ方である。煮付けは金目鯛の脂に負けないよう、醤油や砂糖でこってりと味付けするとよい。焼き物は軽く塩をふって焼くだけで、脂の旨みを感じられる。金目鯛はどのような調理でも美味しい食べ方ができるためおすすめの食材である。

3. 金目鯛の煮付けレシピのコツ

照りをつけて甘辛くしっかりと煮た金目鯛の煮付けは脂の旨みがさらに増し、ごはんが進む。ここでは定番の金目鯛の煮付けの基本的なレシピのコツを紹介する。
金目鯛の煮付けを作る際は皮目に×字の切れ目を入れると身にも味がしみ、火が通りやすくなる。煮付けは煮汁が煮立ってから入れるとよいだろう。煮立ってから金目鯛を入れることで、金目鯛の旨みを一瞬で閉じ込め、煮付けが生臭くなるのを防ぐ効果があるからだ。また、煮付けは煮崩れを防ぐため皮目を上にして、切り身同士が重ならないようにする必要がある。煮付けている途中に菜箸やフライ返しなどで触ったり返したりすると、身が崩れてしまうため、金目鯛の切り身を入れた状態で待つとよい。

4. 金目鯛の煮付け洋風アレンジとは

金目鯛の煮付けは洋風アレンジもできる。先程紹介したのは基本的な和風の煮付けレシピのコツだが、洋風の煮付けアレンジはいわゆるブイヤベースといわれるものだ。ブイヤベースは白ワインや洋風野菜、オリーブオイルなどを使い、魚の旨みを凝縮して作る。旨みの多い金目鯛はブイヤベースにすることでより味に深みが出るだろう。アサリやムール貝などの海鮮を合わせたアレンジも美味しく食べられるためおすすめだ。

結論

金目鯛はさまざまな食べ方で美味しく食べられる食材である。シンプルな味わいながらも旨みも多く見た目にも高級感のある食材なので、家族との時間に金目鯛を使ったアレンジ料理で腕をふるってみてはどうだろうか。

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  • 公開日:

    2019年5月19日

  • 更新日:

    2021年1月22日

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