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オートミールはグルテンフリー?輪作の影響など食べる際の注意点とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年10月29日

朝食や間食に身近となってきたオートミール。日本で注目されだしたのは最近だが海外では長い歴史があり、多くの人に親しまれている。オートミールは、食物繊維や鉄分などが豊富に含まれていることはよく知られているが、さらに注目されているのが、オートミールがグルテンフリーであるということ。オートミールにおけるグルテン含有量や注意点について詳しく紹介していこう。

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1. オートミールのグルテン含有量はどのくらい?

そもそもグルテンとは、グルテニンとグリアジンというたんぱく質が水と反応することによってできる物質である。このグルテンがあることによって、パンやうどんで感じられるようなモチモチ感やコシが実現する。しかしグルテンに対してアレルギー反応を起こす人もいる。このような人が誤ってグルテンを食べてしまうと、最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こして死亡する可能性もある。

オートミールは、小麦や大麦とは仲間であるオーツ麦を加工して作られている。小麦や大麦はグルテンを形成することが知られているが、オートミールの原料であるオーツ麦にはグルテンを形成するたんぱく質は含まれていない。そのためオートミールは、グルテンを含んでいない「グルテンフリー食品」として名前があがり始めたのである。

2. グルテンフリー食品のオートミールにおける注意点

オートミールはグルテンフリー食品といわれているが、注意が必要。オーツ麦からオートミールへ加工するときに小麦が入る可能性があるからだ。たとえば、オートミールへの加工段階で小麦を加えている場合や、小麦とオーツ麦の製造過程で同じ機械を使っている場合など。

また、同じ畑で小麦やオーツ麦を栽培する場合もある。これを輪作という。輪作をすることで土にいる微生物が多様化するといわれている。それによって土のバランスがよくなり作物の育ちがよくなるのだ。土にいる微生物が多様化すると病害虫の発生も抑えられる。病害虫が抑えられれば農薬や化学肥料を使う頻度が減る可能性があり、土のバランスがよりよくなるだろう。

しかし輪作はいいことばかりではない。輪作をすることで、オーツ麦に小麦や大麦がわずかでも混入する可能性がある。オーツ麦はグルテンフリーだからと無防備に安心せず、栄養成分表示をチェックする習慣を身につけよう。確実にグルテンフリーのオートミールを食べたい場合は、ピュアオーツと記載があるものやグルテンフリーと記載されたものを選ぶようにしよう。

オーツ麦に含まれるたんぱく質の一種にアベニンと呼ばれるたんぱく質がある。アベニンの構造はグルテンと似ており、体内の免疫系がアベニンをグルテンと勘違いして攻撃してしまうこともある。この反応を「交差抗原性」という。そのため、オートミールを食べただけなのに、グルテンに対するアレルギー症状を示す人がいるだろう。

3. グルテンフリーのオートミールは業務用スーパーにもあるのか?

オートミールは日本でも身近な食品となってきており、最近では大型スーパーなどでも販売されている。毎日朝食で食べたいというときや、クッキーなどお菓子作りで使用するときには大容量のものをほしくなるものである。

大容量のオートミールを購入したい場合は、業務用スーパーがおすすめ。業務用ということで、大容量かつ低価格で販売されている場合もある。グルテンフリーにこだわったオートミールが必要であれば、成分表などをしっかり見てピュアオーツやグルテンフリーと記載されたものを選ぶようにしよう。

結論

基本的にオートミールそのものはグルテンフリーだが、製造途中などで小麦を含有する場合があるので、どの程度グルテンフリーのオートミールを求めるかで注意が必要。完全なグルテンフリーのオートミールが必要であれば、成分表やパッケージの確認をしよう。
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