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タピオカとは?原料になる芋「キャッサバ」などについても詳しく解説!

タピオカとは?原料になる芋「キャッサバ」などについても詳しく解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年3月23日

タピオカミルクティーなどを中心に人気を集めている「タピオカ」。そんなタピオカは、実はキャッサバという芋から作られている。今回はそんなタピオカの原料・栄養価・作り方などについて解説する。さっそく「タピオカとは何か」から確認していこう。

  
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1. タピオカとは?

タピオカとは、トウダイグサ科イモノキ属の「キャッサバ」という芋類から作られている、モチモチとした独特な食感が特徴の食品である。日本では何度か「タピオカブーム」が起きており、2018年頃から「第3次タピオカブーム」が勃発してミルクティーにタピオカをトッピングしたタピオカドリンクが流行した。また、2019年の新語・流行語大賞には「タピる」がトップテン入りした(※1)。

キャッサバとは?

キャッサバとは、トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木である。世界中の熱帯地域で栽培されている植物で、その芋(キャッサバ芋)を主食としている地域も多くある。国際連合食糧農業機関によれば2019年は、ナイジェリア(5,919万トン)、コンゴ(4,005万トン)、タイ(3,108万トン)の順に生産量が多かった(※2)。また、日本では沖縄県や静岡県などで栽培されている。

2. タピオカの特徴や魅力を紹介!

新語・流行語大賞にランクインしたタピオカには、可愛い見た目や面白い食感など人気を集める特徴や魅力がたくさんある。そこでタピオカの特徴や魅力などをいくつか紹介しておこう。

特徴1.見た目が可愛らしい

タピオカは黒色の小さな球状の食品であり、宝石のようなキラキラとした見た目が特徴である。そんな見た目が可愛らしくて、タピオカドリンクを中心にSNSで多くシェアされた。なお、本来の乾燥タピオカは白く、宝石のパールにも見えることから「タピオカパール」と呼ばれている。また、よく目にする黒いタピオカとは、タピオカパールをカラメルで色づけしたものである。

特徴2.もちもちの食感が面白い

タピオカの人気の秘訣は、そのもちもちとした食感が面白いことも関係している。一般的にタピオカドリンクには太いストローが刺さっており、ドリンクと一緒にもちもちのタピオカを楽しめるようになっている。その独特な食感がクセになり、好んで飲んでいる人も少なくないようだ。なお、出来立てのタピオカは「生タピオカ」と呼ばれることもあり、よりもちもち感を楽しむことができる。

3. タピオカの栄養価とカロリー

タピオカは大部分が炭水化物で構成されており、たんぱく質や脂質などはほとんど含まれていない。ただし、少量ではあるがミネラル類は含まれている。そんなタピオカパール(乾)の栄養価を文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考にしながら確認しよう(※3)。

タピオカパール(乾)100gあたりの栄養価

  • エネルギー:355kcal
  • たんぱく質:0g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:87.8g
  • 脂肪酸
     ・飽和脂肪酸:0g
     ・一価不飽和脂肪酸:0g
     ・多価不飽和脂肪酸:0g
  • ビタミン
     ・βカロテン:0μg
     ・ビタミンD:0μg
     ・ビタミンE:0mg
     ・ビタミンK:0μg
     ・ビタミンB1:0mg
     ・ビタミンB2:0mg
     ・ナイアシン:0mg
     ・ビタミンB6:0mg
     ・ビタミンB12:0μg
     ・葉酸:0μg
     ・パントテン酸:0mg
     ・ビオチン:0μg
     ・ビタミンC:0mg
    ミネラル
     ・ナトリウム:5mg
     ・カリウム:12mg
     ・カルシウム:24mg
     ・マグネシウム:3mg
     ・リン:8mg
     ・鉄:0.5mg
     ・亜鉛:0.1mg
     ・銅:0.01mg
     ・マンガン:0.13mg
     ・ヨウ素:0μg
     ・セレン:0μg
     ・クロム:0μg
     ・モリブデン:0μg
  • 食物繊維:0.5g
     (・水溶性食物繊維:0.2g)
     (・不溶性食物繊維:0.2g)

タピオカパール(ゆで)100gあたりのカロリー

乾燥タピオカ100gあたりのカロリーは355kcalであるが、本来タピオカは茹でてから食べるため100gあたりのカロリー量は変化する。文部科学省の「日本食品標準成分表」によれば、ゆでたタピオカパール100gあたりのカロリーは62kcalとなっている。なお、実際には砂糖などと一緒にゆでることが多いため、62kcal以上になっている可能性が高い。

4. タピオカの基本的な作り方

本格的なタピオカを作るには、キャッサバ芋から出るでんぷんを水で溶いて加熱し、丸くして乾燥させる必要がある。しかし、日本ではキャッサバ芋を入手するのが難しく作るのも手間がかかる。そのため、一般的にはネット通販などで手に入る「乾燥ブラックタピオカ」を使うのがおすすめだ。乾燥ブラックタピオカや砂糖などを用意したら、以下の手順でタピオカを作るようにしよう。

乾燥ブラックタピオカから作る方法

  • ボウルに乾燥タピオカとたっぷりの水を入れてひと晩寝かせる
  • ひと晩経ったら、ゆっくりと水を捨ててタピオカを鍋へ移す
  • 鍋に水と砂糖を加えて火にかけ、優しく混ぜながら20分程度茹でる
  • タピオカが浮いてきたら硬さを確かめ、好みのところで火を止める
  • ザルにあげて冷水で熱をとったらタピオカの完成である

5. 市販の人気タピオカを3種類紹介!

タピオカは、さまざまな食品メーカーなどからも販売されている。成城石井やカルディなどの高級スーパーのほか、Amazonや楽天市場のようなECモールでも購入可能だ。そこでECモールで特に人気があるタピオカを3種類紹介しておこう。

おすすめ1.GABAN「ブラックタピオカ1kg」

「ブラックタピオカ1kg」は、調味料・香辛料の輸入を行っているギャバンの乾燥タピオカである。直径6mm程度の大きさで黒色~茶色の色味をしており、「もちもちとした食感が楽しめる」と評判もよい。1kgと大容量なので、タピオカ好きには特におすすめの商品となっている。

おすすめ2.美食同源「珍珠王 粉圓 ブラックタピオカ 500g」

「珍珠王 粉圓 ブラックタピオカ 500g」は、中華食材を扱っている美食同源が販売している生タピオカである。大粒のブラックタピオカであり、生タピオカ特有のもちもち感を楽しむことができる。水に浸けるのは不要なので、すぐに食べられるのもメリットとなっている。

おすすめ3.チトセ「快適クリエイト もちもちタピオカ」

「快適クリエイト もちもちタピオカ」は、愛知県にあるチトセが販売しているタピオカである。インスタントタイプになっており、パウチから取り出したタピオカを電子レンジで加熱するだけで食べられる。「手軽にもちもちとしたタピオカを楽しめる」と人気がある。

6. キャッサバには毒性がある?

キャッサバには「シアン化合物(リナマリン)」という物質が含まれており、摂取すると嘔吐や頭痛などが起こり、最悪の場合は死に至る可能性がある。ただし、皮を剥いたキャッサバを薄切りにしてから、加熱処理(焼く・茹でる・焙煎する)をすれば解毒できるため安全に食べることが可能だ。また、タピオカパールのような加工品の安全性についても確認されている(※5、6)。

結論

モチモチとした食感が特徴のタピオカは、キャッサバという芋から作られている。また、芋から作られているため、その大部分が炭水化物でありたんぱく質・脂質・ビタミン類・食物繊維などはほとんど含んでいない。ドリンク1杯に入れる量はそれほど多くはないが、100gのカロリーは62kcal程度あるので食べ過ぎに注意しながら美味しく楽しもう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2019年9月27日

  • 更新日:

    2021年3月23日

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