1. 台湾とタピオカ
数年前大流行したタピオカが再び注目を集めたのは、紛れもなく人気タピオカドリンクショップの上陸によるもの。タピオカドリンクとは、台湾発祥のドリンクでオーソドックスなものはミルクティーにタピオカがたっぷりと入っているものだ。台湾はそもそもお茶を飲む文化が広く浸透している国。人気の茶葉が多くあり、お茶文化の発展も著しい。
タピオカとは
そもそもタピオカとは何か?タピオカは、南米原産のキャッサバという芋のデンプンから作られるボール状の食べ物。デンプンを水で溶いて加熱し、粒状にしたものをタピオカパールといい、こちらを茹でると我々がよく知るあのもちもちとしたタピオカになる。
色や大きさは?
タピオカというと黒色を想像する人が多いことであろう。実はそもそもの色は、半透明の乳白色。色が付いているのは、カラメルで色づけされているからだ。大きさは大小さまざま。大きければ大きいほど、もちもち感が強く感じられる。
2. トレンドタピオカメニュー
×パンケーキが人気
台湾でも人気があるタピオカをパンケーキと合わせたスイーツ。日本でもじわじわ注目度が上がっている。パンケーキにクリーム、シロップで味付けしたタピオカがトッピングされているものが定番で、フォトジェニックなところも今どきだ。もちもちとしたタピオカに負けないくらい、もちっとしたパンケーキを使う店が多い。
×ソフトクリームにも注目
ソフトクリームとタピオカの組み合わせの美味しさは、いわずもがな。ソフトクリームは
定番のミルク以外にも店ごとにバリエーションが豊富だ。冷たいソフトクリームともちもちタピオカは、これから来年春夏、大ブームになりそうだ。
定番のミルク以外にも店ごとにバリエーションが豊富だ。冷たいソフトクリームともちもちタピオカは、これから来年春夏、大ブームになりそうだ。
脱台湾なアジアスイーツ
タピオカは、台湾スイーツだけのものにあらず。各国のアジアスイーツにも広く使われている。特に有名なものが、ベトナム生まれのチェー。これはベトナム風のパフェのようなもので、ローカルフードとして知られる存在である。ベトナムにはチェー屋台が数多く存在する。味はココナッツミルクベースが基本で、フルーツや豆類がトッピングされる。
3. タピオカの取り扱い方
乾燥タイプが主流
実はタピオカパールは、自宅でも扱うことができる。スーパーの中華食材やスイーツ材料コーナーをのぞくと乾燥タイプが販売されている。水に一晩浸し、あとはゆっくり茹でるだけと取り扱いもとても簡単なので、トライしてみるのもよいだろう。茹で上がったタピオカは無味。お好みのシロップに浸しておくとよく食べるタピオカに近い味わいになる。
タピオカ粉も注目
ボール状のタピオカ以外にもタピオカを粉状にしたものも販売されている。これは、小麦粉のように使うことができるのでパンやパンケーキの生地にも代用可能。タピオカ同様、もちもち感を楽しむことができる。ちなみに数十年前に大流行したポンディケージョというチーズパンがあるが、これはタピオカ粉で作られたもの。独特の食感は、これから流行るかもしれない。
結論
タピオカは、まだまだ注目度の高い食材。自宅でも簡単に調理できるので、作ってみるのもおすすめだ。パンケーキやドリンクに限らず、フルーツポンチやヨーグルトにトッピングしても美味しい。パーティーメニューにも使えそうだ。
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