1. タピオカの主な種類と特徴とは?

タピオカは、粉末状の「タピオカ粉」と粒状に固められた「タピオカパール」の2種類が国内で販売されている。
タピオカ粉
キャッサバを粉末にしたタピオカ粉は、小麦粉の代用としてさまざまなメニューに使うことができる。米粉などと混ぜてパンやパンケーキを作れば、タピオカ独特のモチモチ食感グルメを楽しめるだろう。
次は、タピオカ粉を加工して作られたタピオカパールの種類について説明する。タピオカパールには、生タピオカとクイックタピオカがある。
生タピオカ
生タピオカは、茹でたり蒸らしたりして下ごしらえする必要があるタイプ。生タピオカを調理する際は、茹で・蒸しで約40分かかるうえに、時間が経つと固くなってしまうため注意が必要だ。ただし、手間がかかる分コストは抑えられるため、一度に大量にタピオカを使う専門店などからの需要が高い。
クイックタピオカ
下茹で不要のクイックタピオカは、レンジで加熱するだけで簡単に調理可能。自宅で気軽にタピオカを楽しみたい人におすすめのタイプだ。調理が簡単なだけに生タイプより割高になるが、手軽さを求めるならこちらを選ぶといいだろう。
タピオカの色はもともと白だが、カラメル色素を加えることによりタピオカドリンクで見るような黒いタピオカになっている。また、ピンクやイエローなどのカラフルなカラータピオカは、クチナシやコチニールといった植物の色素によって着色されている。好みや使うメニューによってタピオカを使い分けてもいいだろう。
2. 生タピオカのゆで方・戻し方のポイント

自宅で生タピオカを楽しみたいときは、下ごしらえをする必要がある。鍋に湯をたっぷりと沸かしたら、中弱火でタピオカを約20分茹でよう。タピオカの中心が白く濁ったら、水につけて冷やせば準備は万端だ。鍋で茹でる際にヘラでこまめにかき混ぜることで、タピオカの粒がくっつかないようにできる。
タピオカを長時間火にかけて茹でて下ごしらえをしておくのが面倒な人は、使いたい日の前日に水につけておこう。半日水につけておく必要があるが、このひと手間をすることで通常約20分かかる茹で時間を約3分に短縮できる。より時短したいなら、クイックタピオカを選ぼう。クイックタピオカはレンジなら600Wで約1分、ボイルなら約3分で戻すことができる。
タピオカを長時間火にかけて茹でて下ごしらえをしておくのが面倒な人は、使いたい日の前日に水につけておこう。半日水につけておく必要があるが、このひと手間をすることで通常約20分かかる茹で時間を約3分に短縮できる。より時短したいなら、クイックタピオカを選ぼう。クイックタピオカはレンジなら600Wで約1分、ボイルなら約3分で戻すことができる。
3. 下ごしらえした生タピオカの保存方法

一度にたくさんのタピオカを茹でたり戻したりすると、思ったより食べられず残ってしまうこともあるだろう。茹でたり戻したりしたタピオカは、冷蔵庫に入れると固くなり味や食感が悪くなってしまうため、加熱したら冷蔵庫には入れず常温保存してほしい。茹でて粗熱をとったタピオカは、空気にふれないようにしっかり密閉できる容器で砂糖水につけて保存しておくといいだろう。砂糖水の代わりにメープルシロップや黒蜜などを使っても、またひと味違う美味しさのタピオカを堪能できるので、試してみてほしい。
結論
台湾では国民的飲料と呼ばれるほど浸透しているタピオカミルクティー。日本でも、モチモチとした弾力のある食感が癖になると人気だ。ゆで方や戻し方のコツをマスターすれば、自宅でも簡単に味わえるタピオカ。ミルクティーなど好みのドリンクに入れたり、かき氷やアイスに添えたりとアレンジ方法はさまざまだ。人気のタピオカスイーツをスマートに作ってふるまえば、家族の中で一躍人気者になれるのではないだろうか。
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