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カギは天ぷら粉にあり!【とり天】の美味しい作り方とは?

カギは天ぷら粉にあり!【とり天】の美味しい作り方とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年9月11日

とり天は、最低限とり肉と天ぷら粉があれば作ることができるが、衣や温度の管理など、美味しく作るには意外と難しい面もある。シンプルなとり天を美味しく作るためのコツを紹介する。

  

1. とり天を揚げるための下準備、ポイントは天ぷら衣作り!

通常の天ぷら作りの手順に沿って、とり天を揚げることができる。とくに重要なのは、天ぷら衣作りの工程だ。基本的には、まずは袋などに記載された説明に従うことを心がけよう。

とり肉の準備

とり天には、むね肉を使うことが多い。肉が分厚い場合は、中まで火が通りにくいおそれがある。その場合は、ある程度の薄さに切っておけば、中まで加熱しやすいはずだ。
切り終えたら、しょうがやにんにく、酒など、好みの下味をとり肉に付ける。30分は置いたほうがよいというレシピも多いが、時間は好みで構わないだろう。

天ぷら粉を水で溶く

天ぷら粉に水を加えて、よく混ぜ合わせる。激しく混ぜる必要はないが、粉が残らないようしっかり溶こう。
失敗しやすいのは、天ぷら粉と水との配合の比率だ。天ぷら粉の内容やメーカーによって、適切な比率は違うため、天ぷら粉の袋に要注目だ。適切な比率をしっかりと確認しよう。よく読んで、量を守って配合すれば失敗を防げるはずだ。

なお、新しく天ぷら粉を買った場合、気づかないうちに前回と違うメーカーの製品を買った可能性もある。念のため、適切な比率を読み返すようにするとよい。なお作業の順番としては、先にとり肉を漬け込んでおいて、あとから天ぷら衣を準備するのがおすすめだ。天ぷら衣を作ってから放置すると、状態が悪くなるので、仕上がったらすぐに揚げられるように準備しておきたい。

2. 天ぷら衣を適切に付けて、適切な温度でとり天を揚げる!

とり肉に天ぷらの衣を付けて揚げていく。このとき、ポイントは必要なだけの衣を付けて余分を落とすこと、油の温度をなるべく一定に保つことだ。これらをおさえないと、衣がカラッと揚がらない可能性がある。

また、天ぷらの衣を作る段階で配合の比率を間違えると、揚げる際に気を遣っても失敗することがある。どうしてもうまくいかない場合は、衣を正しく作れたかどうかを疑ってみるのがおすすめだ。ほかにも、焦って油の温度を揚げると、表面がカリカリでも中の肉が生焼けになりかねない。あくまでも適切な温度で、落ち着いて揚げるようにしたい。

揚げるとボリュームが増える

とり天を揚げると、調理前に比べてボリュームが増える。想像以上と感じる人もいるかもしれない。もし食べきれなければ、冷凍して後日食べる、次回以降の食事でリメイクする、などを検討してもよいだろう。

3. 天ぷら粉はとり天作りに必須ではないが、あると便利!

天ぷら粉があれば楽に天ぷらを揚げられるのは間違いないが、実は必須という訳ではない。
というのも、自宅にある食材でおおよその配合を再現できるのだ。具体的には、水、卵、小麦粉、片栗粉を適切な量だけ混ぜれば、天ぷら衣を再現できる。したがって、天ぷら粉なしでも問題なくとり天を揚げることができるのだ。

天ぷら粉を購入・保管しなくて済むと考えると、手間が減って嬉しく思うかもしれない。ただし、天ぷら衣を適切に配合するのには、少し手間がかかる。慣れないうちは失敗することもあるだろう。一方、天ぷら粉は失敗なく手軽に使えるのが大きなメリットだ。自作が面倒であれば、素直に市販の天ぷら粉を手に入れるのがよいだろう。

結論

天ぷら粉を適切に扱うことができれば、とり天を揚げるのは決して難しくない。まずはセオリー通りに何度か試して、感覚をつかむことが重要だ。慣れてきたら、天ぷら粉の自作にチャレンジしてみるのもよいかもしれない。
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  • 公開日:

    2019年12月16日

  • 更新日:

    2020年9月11日

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