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【子持ち昆布】と数の子の違いは?食べ方や保存方法も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2020年2月 7日

子持ち昆布は、布にニシンの卵(数の子)がビッシリと粘着した高級珍味のひとつ。昆布も数の子も縁起物の食材であり、お正月に食べるおせち料理に入れるという家も多いようだ。プチプチとした数の子の食感と昆布の旨みを同時に堪能できるのが魅力といえるだろう。

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1. 子持ち昆布はどうやって作られているのか

まず紹介するのは、子持ち昆布はどのように作られているかだ。

子持ち昆布の作られ方

先述したように子持ち昆布に粘着している卵はニシンの卵(数の子)である。このニシンの卵は最初から昆布に付いているわけではない。産卵期を迎えたニシンを狙い、自然の昆布をぶつけるように卵を産み付けさせたものだ。ニシンはぶつかってくるものに対し産卵行動を起こす性質があるため、昆布に産卵してくれるという。中には人が手作業でニシンの卵を付けていると思っている人もいるようだが、実は自然の性質を活かして作られているのだ。

子持ち昆布の収穫方法

次に子持ち昆布の収穫について紹介しよう。ニシンの卵は非常に粘着性が強いため、幾重にも昆布に卵を産み付ける。約2~3日すると適度な厚さになり、ニシンの卵がたっぷり付いた子持ち昆布を引きあげるという。ちなみにニシンの卵が昆布の両面に密集し、均等に付いた鮮度のよい子持ち昆布が上質とされている。引きあげた昆布を塩漬けにしたものが子持ち昆布で、食べるときは塩抜きし出汁に漬け込み、和え物にしたり、ごはんとあわせて食べたりするという。

2. 数の子と子持ち昆布の違い

次は、数の子と子持ち昆布の違いを紹介しよう。

数の子はニシンの卵

数の子はニシンの卵だ。日本の市場に流通しているものは塩数の子、味付け数の子が主で、一般的に塩数の子が高級品として取り扱われている。数の子の特徴といえば歯ごたえのある食感ではないだろうか。数の子は音を食うものといわれており、噛むとボリボリやプチプチという音がする。また、諸説あるが卵の数が多いため子孫繁栄の縁起物だともいわれている。

子持ち昆布はニシンの卵がついた昆布を塩漬けしたもの

一方の子持ち昆布は先述したように、ニシンが卵を昆布に産み付け塩漬けにしたものをいう。断面を見るとニシンの卵とニシンの卵の間に昆布が挟まっており、ズッシリとした重みを感じる。ちなみに子持ち昆布漁はライセンス制で、技術が優れた数少ない漁師しか獲ることはできず、生産高は200tほどという。

3. 子持ち昆布の食べ方

次に紹介するのは、子持ち昆布の食べ方だ。販売されている店によっては塩漬けされた状態の子持ち昆布もあれば、味付けされてすぐにそのまま食べられるものもある。味付けされてある子持ち昆布は、もちろんそのまま食べてOK。塩漬けされてあるものは塩抜きする必要がある。

子持ち昆布の塩抜き方法

塩抜きの方法は、子持ち昆布を袋から取り出し、ボウルにたっぷりの水か薄い塩水を入れ、その中に子持ち昆布を漬ける。漬ける時間は30分~1時間くらいでOK。時間が経ったら子持ち昆布を少し食べてみて、塩辛くない程度に塩抜きできれば食べごろだ。あとはめんつゆなど、好みの漬け汁に漬けて味わえばよい。

ほかに子持ち昆布を販売する店が提案する塩抜きの方法は、食べやすい大きさにカットし子持ち昆布の10倍ほどの水をボウルに入れ浸し、約10分塩抜きをする。時間が経ったら水を半分捨て新たな水を加え、途中味見をしながら少し塩気が残るくらいまで塩抜きする。あとは子持ち昆布をザルにあげ水気をきり、ペーパータオルや乾いたふきんで水気を拭き取り、出汁に漬けかつおぶしをかければ完成だ。好みでドレッシングやマヨネーズとあわせても美味しく味わえる。

4. 子持ち昆布の保存方法

最後に紹介するのは、子持ち昆布の保存方法だ。子持ち昆布を販売されている店によっては冷凍の状態で届くものもあれば、冷蔵で届くものもある。冷凍で届いたものは冷凍(18℃以下)で保存するか、冷蔵(10℃以下)で保存すればOK。

冷凍保存した子持ち昆布の解凍方法

冷凍保存した子持ち昆布の解凍方法は、自然解凍・冷蔵解凍・流水解凍といくつか方法はあるが、それぞれ時間が異なるので注意が必要だ。自然解凍は数時間ほど常温で解凍すればOK。冷蔵解凍は冷蔵室に入れて解凍する方法だ。時間を費やすので時間的に余裕のあるときにおすすめしたい。流水解凍は水に浸け置きして解凍する方法だ。20~40分ほどで解凍できるので、早く食べたい人におすすめしたい。

結論

子持ち昆布の特徴や数の子との違い、食べ方、保存方法について紹介した。子持ち昆布を販売する店によると開封してから塩出しを済まし、味付けしたら早めに食べるのがおすすめだという。紹介したように出汁やマヨネーズをかけて食べても美味しいが、和洋中どのような味付けでも楽しめるようだ。
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