目次
1. めんつゆに含まれる栄養

めんつゆは醤油や酒、みりんなどの調味料に出汁が加わったもののため、何の出汁が使われているかで栄養が変わることを覚えておこう。かつお出汁であれば、ビタミンBやイノシン酸、昆布出汁であれば、ミネラルやグルタミン酸といった栄養が含まれる。より多くの栄養を求めるなら、濃縮タイプではなく、ストレートタイプを選ぶのがおすすめ。
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2. めんつゆの歴史と基礎知識

めんつゆは、うどんやそば文化が定着するにつれて誕生したと考えられている。江戸時代にはうどんやそばは味噌ベースのタレにつけて食べるのが一般的だったが、より手軽に食べられるよう醤油ベースのめんつゆが好まれるようになったようだ。醤油と砂糖、みりんなどの調味料を煮詰めた「かえし」に、昆布などで取った出汁を加えたものが一般的なめんつゆである。
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3. 開封後のめんつゆの保存方法

未開封のめんつゆは比較的日持ちしやすいが、開封後のめんつゆは風味が落ちてしまうため、早めに使い切ろう。開封しためんつゆが残っている場合は、冷蔵保存するのが好ましい。早いもので、開封後3日程度で使い切らなくてはいけないものもある。どうしても使い切れない場合は、製氷皿などに入れて冷凍しておくのがおすすめ。冷凍しためんつゆは、数ヶ月程度保存可能だ。
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4. めんつゆと出汁醤油の違い

めんつゆは醤油や酒、みりんなどの調味料を合わせた「かえし」に出汁を加えたものなので、甘みが強い特徴がある。地域によっても違いがあるが、鰹節や昆布、いりこやしいたけなどの出汁を使うことが多い。出汁醤油とは、醤油に出汁を加えたもので甘みはほとんどないのが一般的だ。酒やみりんなどの調味料が入っていない分、醤油の割合が多い。
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5. 自家製めんつゆの作り方

醤油や酒、みりんといった調味料にこだわることはもちろん、出汁の選び方も大切だ。厚削りのかつお節を使ったり、真昆布や羅臼昆布を使ったりするといいだろう。いりこの頭とワタを取り除くことや、昆布の表面をふいておくことも覚えておきたいポイントのひとつだ。丁寧に作ったお好みの出汁と、醤油や酒、みりんなどを合わせれば自家製めんつゆが完成する。
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6. めんつゆのアレンジ方法

いつものめんつゆの味に飽きたら、さまざまな食材や調味料を加えて味の変化を楽しむのもおすすめだ。さわやかな味わいがお好みなら、細かく刻んだトマトを加えるといいだろう。オリーブオイルとバジルを加えれば洋風な雰囲気に、カレー粉を加えればスパイシーなめんつゆが楽しめる。ゴマだれとめんつゆを合わせてラー油をたらせば、担々麺風の味わいが楽しめるのでぜひ試してみてほしい。
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7. めんつゆを使った炊き込みごはん

鶏肉やツナ、にんじんやしいたけなどの具材と一緒に、めんつゆを炊飯器に入れるだけで、簡単に美味しい炊き込みごはんが完成する。めんつゆには、ストレートや2倍濃縮など、商品によって濃度に違いがあるため、分量には気をつけよう。また、炊飯器に加える水の量とめんつゆの分量を考慮しなければ、ベタッとした仕上がりになるので注意が必要だ。
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8. めんつゆを使った出汁巻き卵の作り方
美味しい出汁巻き卵を作るには白出汁を使うことが多いが、めんつゆでも代用はできる。めんつゆのみを使った出汁巻き卵も美味しいが、より白出汁の雰囲気に近づけたいなら、砂糖やみりん、酒などを少量加えてみるのがおすすめだ。市販のめんつゆはものによって味わいが違うため、いろいろなもので試してお好みの味を探るのも楽しいだろう。
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結論
さまざまな調味料や出汁が合わさっためんつゆは、多くの料理に活用できるため冷蔵庫に1本入れておくと便利だ。工夫次第では洋風の味わいも楽しめるめんつゆに、いつもとは違ったアレンジを加えて、楽しんでみてはいかがだろうか。